鬼神楽とは (オニカグラとは) [単語記事]

鬼神楽とは、

Leaf の18禁ゲーム「痕」のBGMの一つ。
Studio e.go! の18禁ゲーム。
新潟県小千谷市にある竹内製菓が作っているあられ。

である。本項では2を説明する。

概要

Studio e.go! (スタジオ・エゴ) 制作の18禁 SRPG。巫女達を駆使して妖怪を退治する。ヒロインが敗れるとそのヒロインが妖怪に襲われてしまう(性的な意味で)。前作・夏神楽を大体踏襲しているが、登場する妖怪の種類や細かい点ではシステム面も含め変更点が多くある。

主人公・木島卓は家族の仇である芳賀真人を追ってある町へたどり着いた。しかし待ち合わせ場所に行くと相手の他殺体とその犯人・芳賀がいて、さらに町内の神社の娘・天神(あまがみ)姉妹が入り込む。木島は芳賀の不意打ちを受け重傷を負うが、自らの体に宿る鬼の力を解放し反撃し、芳賀はもっと木島が強くなってから戦いたいと逃亡。鬼の力が暴走し理性を失った木島は天神姉妹を襲うがここで狐の大妖怪・葉子が止めに入る。木島が目を覚ますと天乃杜神社の中で、葉子が木島と天乃杜神社が芳賀に対して共闘するように話を付けていた。天乃杜神社も芳賀に襲撃されていて、天神姉妹の両親祖父母は重傷を負い入院、イチは霊脈を奪われてだいぶ力を失ってしまい、神器の鏡を盗まれていた。

戦闘パートでは霊脈と呼ばれる地点を全て制圧し、かつ妖怪を全滅させると勝利となる(条件が夏神楽より少し厳しい)。巫女が敗れると妖怪による陵辱へ移る。

巫女が妖怪に襲われてしまうと妖怪とのHシーンの後に口・肛門・性器のいずれかを「検査」して、妖気が見つかったら(今作以降は見つからないこともあるが見逃しはない)精液で「治療」を施す。やってることはどう見ても性行為です、ありがとうございました。

登場人物

[ ]内は声優。

木島卓 [梅小路ピンポン]: 芳賀に家族を皆殺しにされ自身も死の淵をさまよい、当初は芳賀への復讐しか頭にない男だったが…。鬼に変身する能力を身に付けたが、その間は理性を失ってしまう。ゲーム中では体力が0になると鬼に変身しプレイヤーの指揮を外れ、天神姉妹を倒してしまうと他の妖怪と同様に襲ってしまう(性的な意味で)。なんか苗字で呼ばれることが多い。
イチ [木村あやか]: 天乃杜神社の家政婦神様。見た目は幼女。日常的に神社の人達の食事を作るだけではなく家事全般をこなしている神様らしくない神様。水の神で、力を取り戻すと水を利用した術を扱えるようになる。「イチ」と呼び捨てにする木島にかんなは怒ったが肝心の本人は呼びやすいように呼べばいいと気にしておらず、葉子からは「イッちゃん」と呼ばれている。ホラー映画が好きでうっかりかんなに心の傷を植え付けてしまった。
天神かんな [みすみ]: 天神家長女で妖怪専門の殺し屋。強気で短気なツンデレ、そして何よりアホの子。根は悪い子ではないのだが、つまみ食いはする、掃除はすっぽかすなど素行が悪い問題児。他にも無知や察しの悪さによる斬新なボケをかましてくれる頭脳が残念な美少女である(ネタバレと誇張を含む詳細はアンサイクロペディアを参照)。しかし本筋のシリアスで暗い物語を良い意味で吹き飛ばすムードメーカーとなっている。ファンからは「おばかんな」と呼ばれ親しまれている。
天神うづき [水野江麻]: 天神家次女。相手の感情を察しすぎるゆえに黙ってしまうタイプなので口数は少ない。かんなと違って基本的に常識人だが所々ズレてる面もある。飼っていた鎌鼬を弓の練習中に誤殺したトラウマから序盤は攻撃手段が無いが、その後は巫女には似合わない武器を葉子から渡されて攻撃が可能になる。
ナツ [ダイナマイト ♥亜美]: 前作・夏神楽ヒロイン。イチが力を失ったことで水杜神社から助太刀に来た。神でないと代役が務まらないある役目をこなしている。
葉子 [青山ゆかり]: 前作・夏神楽ヒロイン。ナツと共に助太刀に来た。木島とは一時期行動を共にして修行させたことがある。ゲーム中では妖怪から集めた材料を元に呪符を作ってくれる。また、問題行動の一部が今作でも明らかになる。
芳賀真人 [佐藤タカオ]: 「ようこそウェルカムこんばんは」など独特の挨拶をする一見爽やかな青年だが、良心皆無・正真正銘の鬼で、常に相手を見下す態度を取る。普通の人間では太刀打ちできない圧倒的な力で殺人はもちろん、強姦、食人まで平然と行う(木島の妹・歩は兄の目の前で3つともされた)。一方的虐殺だけではなく、卑劣な策を巡らし獲物が苦しむ姿を楽しむのも好む。Studio e.go! の他のラスボスは「根は悪くない」「強すぎる正義感ゆえに歪んだ」か「暴れ回ることしか知らない」タイプが多いので芳賀ほど知的かつ鬼畜外道なのは珍しい。