シーブイティー
CVT(Continuously Variable Transmission,日本語訳:連続可変トランスミッション)とは、変速機のひとつである。
「無段変速機」とも訳される。
CVTは、動力の伝達・変速比の変更を行う際、歯車による段階的な変速ではなく、連続的に変速する変速機のこと。
幾つかの方式があるが、金属製のベルトを幅の変わるプーリーで挟み込む、スチールベルト式が乗用車向けとして広く使われており、一般的にCVTと言えばこれを指す。
長所
短所
構造的には前記のスチールベルト式とよく似ている。ベルトがゴムのため、簡易ではあるが耐久性や伝達トルクでは劣る。遠心力を使った変速制御と組み合わせて、スクーターによく使われている。
エンジン出力とモーター(発電機)の入出力を組み合わせて擬似的な変速を行う変わった変速機である。
2018年2月26日に発表された新型CVT。
上記短所のうち、2番目と3番目のものを解決するために、発進時のみギアを使用し一定速度以上はCVTとして機能する。発進時のロスが低減できて、プーリーも小型化されるためフライホイール効果も少なくなる。変速ショックが入るデメリットはあるが、発進直後の1回のみで済む。また、レシオカバレッジ(変速比幅)も高級多段AT並のものを確保でき、よりエンジンの巡行時回転数を下げて静粛性と高燃費を両立可能である。
2018年秋(日本国内では2019年1月)に発売されたレクサス・UX200(ガソリンエンジン仕様)に初搭載された。その後、2019年4月のRAV4(2000ccガソリンエンジン仕様)に搭載。さらに2020年2月のヤリス(1500ccガソリンエンジン仕様)に搭載されており、搭載車種が増えつつある。
油圧ポンプによる伝達と、歯車の変速を組み合わせて、スムーズさと伝達効率のいいとこ取りを狙った変速機。
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最終更新:2021/02/28(日) 13:00
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