Gerson(ガーソン)とは、人名の1つである。
当記事では、Toby Fox(トビー・フォックス)氏が製作したRPGインディーズゲーム『Undertale』『DELTARUNE』に登場するキャラクターについて述べる。長生きな亀のモンスター。
この先はネタバレ満載なので注意。
Waterfallでショップを構える人型の亀(おそらく海亀)のような姿をしたモンスター。今作のVendor(売り手)の1人。
白い眉毛と顎鬚を蓄えた老人のモンスターで、背中には胴体を覆うほど大きな甲羅を背負っている。冒険家風の服装をしており、モノクル眼鏡を掛けている。手には鑑定用の虫眼鏡を持っている。左目は常に閉じているが、見えないからなのかは不明。
人間がどのような姿なのかも忘れられるほどの遠い昔の出来事である「モンスターと人間の戦争」に参加し生き残った数少ないモンスターである歴戦の戦士。今は引退しWaterfallで商いをしながらの隠居暮らしをしている。その経歴故か、主人公が人間である事を見抜いて敢えて見逃している模様。
長い年月を生きており、様々な出来事を経験してきた事から博識で地下世界の歴史にも精通している。話し掛ければ王国の紋章である「DELTA RUNE」についてや「予言」についてを快く教えてくれる。隠居前はAsgore・Toriel夫妻(元)の近くで仕えていたようで、2人のイチャイチャエピソードも知っている(ただし当初はエピソードを忘れており、Pルートクリア後に訪れると思い出して教えてくれる)。アイテムを売ろうとしてもやっぱり買ってくれないが、本作唯一のアイテム買い取りをしてくれる店がある「Temmie Village(Temmie村)」を教えてくれる(場所は忘れたらしい)。
近所に住んでいるUndyneの事は幼少期からよく知っていた。子ども時代のUndyneにとって人間との戦争を生き残ったGersonは英雄であり、憧れの対象だった。かつては「正義の鉄槌」と呼ばれていたようだ。
「Studying history sure is easy when you've lived through so much of it yourself!(歴史を知るにはその一部になるのが1番じゃ!)」とは彼の弁。
回復アイテムやステータス上昇アイテム(とても上がるとは思えないが)を売っている。売り物の一部は近くの「Garbage Dump」から回収していると思われる。
くもったメガネを大量に購入して近くにある「Temmie Village」の「Tem Shop」で売り捌く方法が効率よく金稼ぎ出来る方法である(なおその場合、アルフィー(Alphys)に携帯電話にいじげんボックスAとBの機能を付けてもらった後に実行する方が効率が上がる)。もう1つはDog Residue(犬の残滓)を使った錬金術。
Undertaleのパラレルストーリーにあたる『DELTARUNE』にも存在はしていたようだが、作中開始時点で故人になっている。墓石に書かれたフルネームは「ガーソン・ブーム(Gerson Boom)」であり、歴史家・著述家・教師といった多くの職で活躍したようだ。
小説『ロード・オブ・ハンマー』の著者。町の教会のアルビンはガーソンの息子にあたる。また、学校の先生であるアルフィーはガーソンの後任のようだ。
Chapter4の教会の闇の世界(闇の聖域)で亀の「じいさん」が登場。Undertaleのプレイヤーであれば多くの人がすぐ気づいたであろうが、ガーソンに姿が似ている。
スージィは迷い込んだライトナーだと思い連れていくことにしたが、実際には闇の聖域の中で大きな図書館付きの書斎を持っており、誰かに宛てた手紙を書いているほか、書斎の中で店もやっている。
杖を持っており、足腰が悪いのかゆっくり移動しているが、別にクリスたち以上の速度でも歩けるようだ。
同行中のバトルの行動では「じいさん」というコマンドが使用可能。味方のHPを全回復する、「JIISAN FRIEND」にして全ての敵を逃がしてしまうなど、(じいさんの登場の際の移動が遅いこと以外は)非常に有能である。他にも偶然やボケを装って手助けや助言をしてくることが多い。
スージィも最初は若干鬱陶しく思っていたものの、じいさんから回復のコツを教えてもらったことで親しみを持つようになる。
なお、Chapter4の裏ボスはこのじいさんである。書斎の後ろに大きくまほうのアックスの紙が貼られているので、裏ボスへの導線は他のChapterと比べると気づきやすい。
ピアノの謎を解き、「まほうのアックス」を入手しようとしたスージィに対しチャレンジとしてバトルを課す。この時は大きなハンマーを持った鎧姿になり、呼び名は「正義の鉄槌」となる。攻撃はUndertaleのアンダインと同じだが、途中から8方向になるほか、多数のハンマーや甲羅も投げてくる。
途中の「第2の聖域」では姿を見せず、書斎にあったじいさんの像が敵として登場したが、「第3の聖域」でのタイタンとの決戦の際に鎧姿で駆けつけ、スージィとともにタイタンのバリアーを破壊した。
後に、ガラスケースに入ったガーソンの死後の塵と写真、ハンマー(またはそのいずれか)が闇の世界に現れたものが「じいさん」であると判明する。
ただ、「生き返らせた」のか「物に意思が宿った」のかの判断がつかないため、じいさんをガーソンと同一人物とみなせるかの判断はChapter4の時点では難しい。ラルセイによれば「愛するひとの記憶に基づいたダークナー」であるらしく、一応ダークナーではあるらしい。
また、なぜアルビンの机の中にガーソンの塵と遺品があったのかも不明である。モンスターの塵は本来は地面に埋めるものらしく、後ずさりするクリスや、腰を抜かしたスージィの反応からすると、やはり机の中に入れるというのは一般的でない行為かもしれない。
アルビンの説法によると、ガーソンは「大切なものがすべて言葉として残されているとは限らない」「何も書かれていないページこそ大事だと考える」という言葉を残している。
また、選択肢次第で闇の聖域のじいさんも、「予言」を指して「真っ青な道…それしか見えん」「行間を読んではどうかと思うぞよ?」と発言する場面がある。
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掲示板
16 ななしのよっしん
2025/07/05(土) 23:09:13 ID: far6n/ZOZg
いや今回の新チャプターで好感度が天井突き抜けたわ…
最終決戦でのあの登場は事前にスージィとの戦闘で老いてもガチれるのをプレイヤーに伝えた上だから頼もしさしかないんよ…
17 ななしのよっしん
2025/07/25(金) 02:53:34 ID: 2j2EFJONm7
Aルート進んでる時にクリスが普通な状態で無いことに気づいてそれとなく諭す洞察力もあることからやはり只者ではないじいさん
18 ななしのよっしん
2025/08/03(日) 12:40:04 ID: VkNJzIi/JL
スージィに本当に進むべき道を正しく教えてくれた師匠になったな・・・。光の世界でも人格者だったんだろうな
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最終更新:2025/12/28(日) 06:00
最終更新:2025/12/28(日) 06:00
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