『ULTRAMAN(漫画)』とは、原作・清水栄一、作画・下口智裕による日本の漫画作品である。『月刊ヒーローズ』創刊号(2011年11月)より2020年12月号(休刊号)まで連載。同誌創刊号の表紙を飾った。同誌休刊後はウェブコミック配信サイト「コミプレ」にて連載中。
2004年に劇場公開されたULTRA N Project関連作の同名映画『ULTRAMAN』とは無関係。
ULTRAMAN | |
漫画 | |
---|---|
原作 | 清水栄一 |
作画 | 下口智裕 |
出版社 | ヒーローズ |
レーベル | ヒーローズコミックス |
掲載 | 月刊ヒーローズ→コミプレ |
掲載期間 | 2011年11月- |
巻数 | 既刊20巻(2024年2月時点) |
漫画テンプレート |
キャッチコピーは「少年の体に宿る正義(ウルトラマン)の遺伝子、運命の子は本物のヒーローになれるのか?」。円谷プロの特撮ヒーロー『ウルトラマン』が『鉄のラインバレル』の作者の二人により新たなストーリーで蘇る。
初代ウルトラマンの続編でもあるが『ウルトラセブン』以降のウルトラシリーズとは繋がらない。ウルトラマンが去ってから40年間、怪獣の出現や異星人による侵略が起こらず、ウルトラマンも現れなかったifの世界、すなわちM78ワールドの派生世界でのストーリーとなっている。ゴジラシリーズで言うところの昭和シリーズとのつながりを断ち切って初代『ゴジラ』の続編として公開された『ゴジラ(1984年)』のような関係性。
作者曰く巨大でもなく変身もせず宇宙からやってきたワケじゃなく、また3分経っても元気で空も飛べないがウルトラマンだと思って描いているという。作中では「ウルトラマン」という言葉そのものが特別な意味合いを持ってストーリーが展開される。
2019年にはアニメ化も決定。監督は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の神山健治と「APPLESEED」の荒牧伸志の2人体制を採り、アニメーション制作はProduction I.G.とSOLA DEGITAL ARTSが共同で担当する。
2020年4月1日よりNETFLIXにてシーズン1全12話が全世界独占配信された。2020年6月12日にはシーズン2の制作決定を発表。
またシーズン1の放送がTOKYO MXにて2020年4月12日より毎週日曜23時00分~、BS11にて4月14日より毎週火曜24時30分~で放送される。
初代ウルトラマンであった早田進(ハヤタシン)の息子、早田進次郎(ハヤタシンジロウ)は、生まれながらに特殊な力を持っていた。
ある日突然、謎の敵に襲われる進次郎。そこに助けに現れた父・早田は、自分こそがウルトラマンであったと告白、敵との戦闘が始まる。
父のピンチを前に、元科特隊(もと・かとくたい)の井手からウルトラマンスーツを与えられた進次郎は、父を助けるため、スーツを着て敵との戦いに挑む!
17歳の高校二年生。『ウルトラマン』の主人公ハヤタ(早田進)の息子にして本作の主人公。
「ウルトラマンの因子」により超人的な身体能力を有し、本人はそれを隠して生きてきたが科特隊の面々と父は承知のことだった。後に飛行能力を獲得する。
進次郎の父。68歳。『ウルトラマン』の主人公ハヤタ隊員その人。防衛大臣を務めている(後に退職)。
『ウルトラマン』にてウルトラマンと同化していた際の記憶はウルトラマンが地球を去る際に失ったものの、同化の影響で「ウルトラマンの因子」が体内に残り常人離れした肉体を得ている。
科特隊特殊任務部隊・特捜隊強襲班に所属する青年。24歳。科特隊の実働部隊を指揮することも多い。
一見すると地球人だが、実は地球人に極めてよく似た外見の異星人である。
長刀や遠距離装備を使い分けるウルトラマンスーツVer.7(通称セブンスーツ)を着用して戦う。
余談だが、作者の過去作品『鉄のラインバレル』に登場する森次玲二と似通った部分が多く、ネタにされることが多い。
異星人の街で暮らしている大柄の男。32歳。地球人ながら異星人相手に闘技場のチャンプに君臨しているタフな男。
異星人街の情報屋として諸星に情報を流したりしているが、その正体はアメリカの諜報員で「ジャック」はコードネーム。
科特隊作ではなくヤプール作のウルトラマンスーツVer.Jを着用しアメリカで戦う。
ある事件により手足を失った後、ヤプールの製作した義肢を装着して生活している。
異星人と共存可能な社会を作るため、ヤプールの作ったエーススーツを装着して戦う。
カメラマン志望の青年。ニューヨーク在住の26歳。異星人絡みの事件を追う中で命を落とすが、ある薬品が作用し蘇生。その際偶然にも超人的な力を身に着ける。
力を手にした後はウルトラマンを模したコスチュームを着用してヒーロー活動を行っていたが、活動が原因で友人を失ってしまう。その後は「光」を捨て「タロウ」として戦いに身を投じる。
ジャックのツテで米国極秘機関の一員となった後はタロウスーツを着用して戦う。
星団評議会の殺し屋。通称「獅子兄弟」。滅亡したL77星の生き残り。
評議会から存在を危険視され処分されそうになったところを諸星に救われたため科特隊に協力する。
普段は地球人の姿に擬態しているが戦闘時はL77星人本来の姿に戻って戦う。
今作のヒロイン。人気アイドルの佐山レナとして知られているが、これは芸名で本名は遠藤レナ。19歳。
過去に現れた「ウルトラマン」の大ファンである父庸介の影響もあって最近現れた「ウルトラマン」にも興味を抱いているが、庸介は「あんなものは偽物だ」と言いレナのウルトラマン好きには否定的である。
スクルーダ星人という本来身体の弱い異星人だが、肉体強化を受けているためその戦闘能力はウルトラマンスーツにも引けを取らない。
ゼットン星人。光の巨人記念館(科特隊本部)に常駐して、地球にいる異星人への対策、星団評議会とのパイプ役などの仕事を行っているが実態は謎多き人物。異星人の姿のまま黒いスーツを着用しているが、人間の男性に擬態することもある。
光の巨人記念館館長だが、それは表の顔。真の姿は科学技術研究所の所長である。『ウルトラマン』に登場し数々の兵器を開発した科特隊のイデ隊員その人。
進次郎や諸星の使用するウルトラマンスーツの開発者。地球では最先端の科学技術を扱え、異星の技術も理解できるなど科学の才はピカイチ。
異星人街に住むレッドキングそっくりの異星人。ジャックと行動を共にしている。273cmの巨躯の持ち主だが、これでもかなり小さくした結果であり、本来の姿だと5m近くになる。擬態装置で人間に擬態する時は男児の姿になる。
リヒャレノル・ダスモヒーラ・ヴァシズリッヘという本名があるが、前述の外見によりジャックからレッドの愛称を付けられた。現在まで劇中で本名で呼ばれたことは一度もない。
星団評議会に雇われている傭兵部隊のリーダー(本人は「殺し屋」と主張している)。汚れ仕事を行っており、北斗が戦うきっかけとなったある事件の実行犯でもある。副業として異星人のために地球人の遺体の斡旋業を行っている。
ウルトラマンスーツに類似した強化スーツを着用し、異星の技術を用いた強力な武器と地球人の目には捉えられないほどの高速移動を駆使して戦う。
なお、「エースキラー」は「超一流の殺し屋」を意味する本人の自称で本名は不明。「エースを殺すもの」であった『ウルトラマンA』のエースキラーとは意味合いが異なるが、こちらでも北斗=エースとの因縁がある。また、進次郎=ウルトラマンと諸星=セブンを磔にするなど原典からのオマージュがある。
元星団評議会先遣調査団に所属していた異星人。天才的な技術者で、ある事件の重要な秘密を握っている人物でもある。
四肢を失った北斗の世話をした人物で、北斗からは「おっさん」と呼ばれている。北斗のために義肢やエーススーツを製作したのもヤプールである。
エースキラーへの復讐に動いた北斗を救うべく科特隊に出頭。後にジャックに連れられてアメリカに渡り、アメリカのウルトラマンスーツを製作することになる。
掲示板
287 ななしのよっしん
2023/10/16(月) 23:03:01 ID: +xMU8UEyS2
なんかコミック版はデビルマンエンドで終わりそうだな。
正直言って守られる価値なんて無いだろ、地球人
288 ななしのよっしん
2023/11/27(月) 00:54:53 ID: T2KIl/qo4g
もう当たり前のように仲間として活動していくのかなと思ったアダドをあっさり死なせちゃったな。まあアイツも直接間接で結構犠牲者出してきたけども。こうなるとバルキーも怪しくなってきたな。
289 ななしのよっしん
2024/01/11(木) 19:45:49 ID: fW1X0wA5ce
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最終更新:2024/12/01(日) 05:00
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