にわか乙（実況プレイヤー）とは (ニワカオツとは) [単語記事]

にわか乙（実況プレイヤー）とはニコニコ動画でゲームをプレイしている男の実況プレイヤーである。

にわか乙の概要

彼の扱う動画は、主にコンシューマ向けの新作ゲーム動画であり、平均20分程度の高画質動画を日に１～３本以上のハイペースで投稿している。（過去、彼が視聴者側としての経験から、動画投稿速度に対し非常に気を配っている為。）
興味があるゲームはハイペースでの更新だが、更新が滞っているゲームや止まっているものもある。
当初は動画のみで上げていたが、ニコニコ生放送を始めてからは生配信すると同時に収録を行い、それを編集して動画を上げるというスタイルをとっている。生放送限定（動画を上げない）で配信することもある。
プレイするジャンルはアクションゲームがメイン。後述する「定時放送」ではノベルゲームやアドベンチャーゲームを主としている。

「定時放送」と称したレギュラー放送を持っており、毎晩９時からサウンドノベルやアドベンチャーゲームの実況を行っている。（2013年 3月25日より夜8時から放送開始に）初めは1日3枠だったが、現在は1日4枠が基本になっている。
定時放送でプレイされるゲームは基本的にフルボイス実況に向いたものになっている。その目的は、仕事である保育士の絵本や紙芝居の読み聞かせスキルの向上のためである。
生放送を見にこられない視聴者のために、動画として投稿するものもある。（2014年 8月30日現在、「街」と「学校であった怖い話ｓ」以外はすべて動画として上げられている）
生放送黎明期は30分で100人越えの来場者も珍しくなかったが、徐々にその数は減り少ない時は12～15人ほどに。それを苦に思ったのかサムネ・生放送タイトルを扇情的なものにすることで盛り返し、現在は30分で30～40人ほどの来場者が訪れる。
定時放送中は彼の朗読ありきでゲームが進んでいくため、コメントの読み上げボイスで朗読が阻害される場面がある。なので定時放送中はコメント読み上げソフトが読み上げない機能である、コメントの文頭に「/」（半角スラッシュ）を付ける暗黙の了解がある。

ボイスがない時は声を当ててフルボイスで実況する。その中でも特に高音域の声（いわゆるチンピラボイスなどと言われる小物臭あふれる声）は、賛否あるものの概ね視聴者受けがよく、彼の実況の名物となっている。それに加え、俳優の「平泉成」似の「平泉ボイス」を推す場面も見られる。
様々なサウンドデバイスを使用して音・声作りをしており、フルボイスのアテレコにおける女性キャラの声は、男声のそれでアテるよりも自然なものとなっている。（定時放送「ミッシングパーツ」以降）
使用されているサウンドデバイスは「UA-4FX」（主にエコーや無線ノイズの効果）、「VOICE WORKS PLUS」（数多くの男性・女性の声の変換、エコーの効果）、「X-Fi go pro」（女性の声、エコー）、SP-404SX（効果音やBGMのポン出し）　使用しているマイク（ヘッドセット）はaudio-technica 密閉型ヘッドホンステレオヘッドセットブラック ATH-770COM　※2014年 8月30日現在

性格は、基本的に真面目だが天邪鬼な面もある。特に既プレイ者に命令口調で指示されることを嫌い、敢えて従わない事がある。（新作ゲームをチョイスするのは、そうした指示を防ぐ意味もある）
ただ、全く視聴者の意見を聞かないわけではなく、詰まりかけた時に遠回しなヒントが視聴者から提示されると、喜んで食いつく。
新しくゲームを始める時は、初見でもそれほどグダらずいけそうな高めの難易度を選択する。
貧乏性で、アクションゲームでも回復はギリギリまで使わない。そのため生放送ではよく「回復しろ」コメが流れることがあるが、それでもギリギリまで使わない。結果死ぬこともある。
生放送中のコメントにはなるべく反応するが、意味不明なコメントやプレイに集中している時はスルーする。また彼のリアクションや叫び声と被っているとスルーされる可能性が高い。なお、彼の生放送では棒読みちゃんの他に、VOICE ROIDの月読アイや東北ずんこが使われている。

ゲーム中に男女が絡むイベントが発生すると、過剰な反応をみせるときがあり、ネタであると考えられるが彼の過去の経験から100％ネタでないことも伺え、そのリアクションが一種のエンターテイメントとなっている。（FF13 実況のPart9やPart27など）
専門学校生であり保育士を目指していた。時々学校であった出来事について話すこともあった。
現在は保育士（主に事務）として働いている。