天野ナツメとは、映画・アニメ『妖怪ウォッチ シャドウサイド』及びゲーム『妖怪ウォッチ4』の主人公である。
本家『妖怪ウォッチ』の主人公である天野景太(ケータ)と木霊文花(フミちゃん)の娘であり、さくら元町に住む13歳の女子中学生。さくら第2中学校に通っておりクラスは2年B組。容姿は父親似であり、二本の三つ編みをおさげにしている。弟に本家のケータと同じ11歳の小学5年生であるケースケがいる。
正義感が強く、困った人を放っておけない性格。作中ではミッチー(ミツマタノヅチ)を始めとした妖怪達のツッコミ役に回る事が多い。毎日のようにストーカーの如く付き纏うミッチーの事を煙たがってはいるが、心の底から嫌ってる訳ではなく、第25話でミッチーがミツマタミヅチの能力で石化され死亡したと思われた際には涙を流したり、第42話ではバレンタインの日に自分達の作ったチョコをプレゼントしていた。友達からも頼られる優等生だが流行には疎く、第3話ではトレーディングカードゲーム「電光石火時代」においてプレミア価格が100万円以上もすると言われる幻のアルティメットスーパーレアカード「ブリザードウルフ」の価値が分からず本の栞として使っていたり、第23話ではイケメン俳優の山崎賢人崎山ケンを演歌歌手だと勘違いしていた。また、見かけによらず大食いであり、第4話ではもったいない男をおびき寄せる為に「超メガ盛りラーメン」を注文するが思わず完食してしまった。
父親と同じく「普通」にコンプレックスを抱えているらしく、第15話で窯元から強制アイドルプロデュースさせられた際には「身長も髪型も顔立ちも実に普通」と指摘されて腹を立てていた。また、私服では季節問わず赤をあしらった物を着用する事が多く、第40話でプレイしたオンラインゲーム「VR戦記」でも赤い鎧を装備していた事から、父と同様に赤が好きなのだと思われる。母親と同じく天然の傾向もあり、映画ではジバニャンを「コチュジャン」と言い間違えたり、第17話ではケースケと一緒にキュウビを「キュウリ」と聞き違えたりしている。
学校生活に関しては、町田サキという未空イナホに良く似た髪型を持つ親友がおり、体育系の部活に所属している。どの競技の部活に所属しているかは明かされていないが、登下校の際に鞄の中にラケット等の道具がなかった事からボールのみを使用する球技、或いは体操や水泳等、道具を使用しない競技であると思われる。
幼少期に川で溺れた時、人間ではない「何か」に助けられた記憶を持つが、中学生になった頃にはその事も忘れ掛けていた。ある日の下校中、怪しげな街角に迷い込んだ際に妖怪執事のウィスパーと出会う。そして、魔導鏡「妖怪ウォッチエルダ」の所有者として認められたのを切っ掛けに妖怪達の世界に足を踏み入れる事となり、世界を救うべく幼馴染の月浪トウマや友達になった有星アキノリと共に、鬼王・羅仙を倒す戦いを繰り広げる。その後はトウマやアキノリと共に「妖怪探偵団」を結成。弟のケースケやトウマのクラスに転校して来た姫乃アヤメも加わり、街中の怪奇案件を解決するべく奮闘する。クラスメイトの酒吞ハルヤ(酒吞童子)や担任の島之内厳流(洞潔)とは妖聖剣や「鬼族の姫」と思われるアヤメを巡って何度も対立する事になるが、物語中盤まで彼等の正体を知らずにいた。
因みに、ナツメがケータの娘である事は映画公開前の宣伝や雑誌等で大々的にアピールされていたのだが、実際の本編では映画終盤のエンドロールで30年後のケータが登場するまで明かされなかった。
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任でスクロールしてください。 |
実は彼女こそハルヤ達が探し求めていた鬼族の姫であり妖魔王の息女・朱夏の生まれ変わりである。
第37話にて妖聖剣を奪うべくケースケを攫ったハルヤ達との交戦中、突如現れた空亡の分身に襲われる事になるが、その時ナツメの髪が伸び、頭から角が生え、爪が伸び、瞳が赤黒く染まり、鬼の様な表情と口調に変わり、超常的な力で空亡の分身を倒した事でハルヤ達から朱夏の生まれ変わりだと確信される。戦闘後は元のナツメに戻り、ハルヤ達に妖魔界と人間界を支配しようと誘われるも、ナツメはこれをあっさり断る。しかしそれ以降、ハルヤに付き纏われる羽目になってしまう。
当初は「姫」と呼ばれるのを嫌っており自分が朱夏である事も否定していた。第43話では朝の教室でサキやクラスメイト達と話してる最中、当然誰かの視線を感じるようになるが振り返っても誰も見ている者がおらず、その後もナツメは学校の廊下や街中でも何かに見つめられるようになる。不安になったナツメはミッチーとハルヤにボディーガードをお願いするのだが、案の定二人は暴走しまくりで全然ボディーガード出来てないどころか周りに迷惑かけ続けるのでナツメは二人をクビにする。その直後、空亡ウイルスに取り憑かれた人々に襲われそうになった所を洞潔に助けられるが、その際に洞潔は空亡に支配されてしまい、酒呑童子との死闘の末に死亡してしまう。
続く第44話ではその日の帰り道に蛇王カイラから洞潔が死んだ事、空亡ウイルスが力を付ければ世界を滅ぼしてしまう事、そして朱夏の力を持つナツメが真の覚醒をすれば空亡を倒せるかも知れない事を告げられ、悩んだ末に朱夏として覚醒する事を決意。最終決戦では空亡に取り込まれた際に、生まれ変わる為に強く思っていたスピリットを思い出し、完全に朱夏へと覚醒した。全ての決着が付いた後、朱夏はナツメからスピリットごと離れ、空天(空亡の正体)や玄冬(トウマの前世)、白秋(アキノリの前世)と共に成仏した。
同じ妖怪ウォッチシリーズの女主人公である未空イナホとは、「妖怪ウォッチの持ち主であり妖怪に関する問題を扱う探偵団に所属している」「CVが同じ(どちらも悠木碧が声を担当している)」「母親役が遠藤綾」「弟がおり、姉の妖怪絡みの行動を見て独り言云々の台詞がある」等と言った共通点がある。
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最終更新:2024/04/23(火) 14:00
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