井上真樹夫とは、日本の俳優・声優である。
1938年(昭和13年)11月30日生まれ。山梨県出身。
文学座草の会から劇団表現座等を経て青二プロダクションに所属している。1960年代から声優として活動しており、アニメでは冷静沈着で、心身共にタフで、頼れるイケメンキャラとライバルキャラを演じる事に定評がある。
主に、キャプテンハーロックや『ルパン三世』の石川五ェ門の声として有名だが、五ェ門の役は、TVシリーズ第2期から2010年放送のテレビスペシャルにかけて担当していた(第1期では大塚周夫、OVA作品『風魔一族の陰謀』では塩沢兼人、2011年放送のテレビスペシャル以降では浪川大輔がそれぞれ担当している)。
また、原作の設定とは大きく異なるアニメ版での五ェ門に対して、「ストーリーの都合で性格の変化が一番多かったキャラクターであった」ということを評価する等、長年演じてきた思い出も語っている。
キャプテンハーロックも病気で2回ほど徳丸完に代役を頼んでおり、その事をとても悔やんでいる程ハーロックへの思いいれは深い。
元々舞台出身の為か、声優と言うよりも俳優であると言う意識が強く、収録の際も演じるキャラの周囲との関係性を、担当する声優との間にも持ち込み、役になりきろうと集中する為、筆頭ライバルキャラの花形満を演じた「巨人の星」では、主人公の星飛雄馬を演じた古谷徹とは意図的に接しようとせず、最終回までライバル関係を維持し続けた。
また「声優ではなく俳優」と言う意識の強さゆえか、声優と呼ばれる事は好ましく思っておらず、舞台に出ようとしない若手声優に対しても好ましく思っていない。
現在は長年担当していた五ェ門の役も降板し、先述の通り後任は浪川大輔へ託している。体調不良などが原因ではないかなど囁かれていたが、井上真樹夫のツイッターの発言(うっかりDMをツイートしてしまった)から資本側の都合であることが匂わされたことで、ファンの間で物議を醸した。
2013年秋には宇宙海賊キャプテンハーロックがリメイク映画化されるが、声優が異なることが判明。ファンから不満と怨嗟の声が噴出し、その声を聞いた井上自身もその声を受けて「ハーロック役は井上真樹夫で!」という運動を起こしている。
石川五ェ門役
花形満役
キャプテンハーロック役
TVアニメ作品
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劇場用アニメ作品・OVA
特撮作品
TVゲーム
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※その他出演作品についてはWikipediaの該当記事参照。
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最終更新:2025/12/24(水) 02:00
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