釘のサンライズ隊とは、ツナ缶Pのソード・ワールド2.0を舞台とした卓ゲM@Sterシリーズ作品
「朝までセッションしてたのに…」のプレイヤーパーティの名称である。
各話あらすじ・掲示板でのネタバレを含む話題等は「朝までセッションしてたのに…」記事を参照のこと。
概要
ミラボア王国の冒険者の店「白茄子亭」に所属するパーティである。
いくつもの修羅場を潜り抜け、英雄と呼ぶに相応しい実力を見につけるに至った。
が、一番の得手とするのは暗殺や潜入工作の類であり、それは十二分に名声を得てからも変わっていない。
複数技能を並行して上げているため、冒険者レベル以上にその実力と柔軟性は高い。
非道を行った相手は決して許さないが、たとえ蛮族でも話の通じる相手とは停戦や共闘も辞さないという二面性を持っている。
ネーミングの由来は以下の通り。
『釘』は、セッション6-2において釘が活用されたことから。
詳細の言及は避けるが、男性視聴者諸氏にはたまひゅんものの展開であった。
『サンライズ』は、視聴者のコメントによるもの。
シリーズに「朝まで起きてたのに・・・」キャラクターが登場することと、伊織のデコから。
随所でサンライズ作品ネタ(ガンダムシリーズ・ボトムズなど)が使われることもあって、シリーズの内容に沿ったネーミングである。
特徴
卓の一番の特徴と言えるのが、知略とゲリラ戦術である。
アイドルらしからぬ罠や拷問を駆使し夜営の際にはスパイク付きの落とし穴や鳴子を設置するなど序の口で、釘を使った謎の尋問などゲリラ部隊じみた戦術を行い成果を上げている。
また、作品内外でその名を轟かせている「釘バット」は、まさに一罰百戒を体言することとなった。
新しいセッションが始まる度に、釘の本数を確認して安堵する視聴者が後を絶たない。
とはいえ、余りにも非道な相手に対してのみ用いられており、37セッション目まで進んだ現在でも使用回数は4度ほど。
にも関わらずパーティー名になってしまう辺りインパクトの強さが伺える。
近頃ではお使いののりで、敵対勢力の主要人物の首を狩ってまわる有様であり、暗殺部隊としての能力は敵味方問わず恐れられている。 近頃では拡大メテオで3000人の蛮族を消し飛ばしたり、リーゼン地方の平和はサンライズ隊によって支えられていると言っても過言ではない。
プレイヤーとしては、有利不利やネタのみを追求せず、ガチとフレーバーを程よく併せ持ったスタイルである。
前のめりなプレイングがされがちな卓M@Sでは珍しく、“メンバー全員”が堅実かつ冷静な判断を行っている。
「野生のSNE」と賞賛されるGMの設置したハードなシナリオを知略と作戦で克服していく様はまさにTRPGかくあるべしと評価も高い。
頻繁に往年の作品ネタを使うことから、よく参加アイドル達の年齢が疑われている。
ロールプレイにおいても基本的にはネタ発言が多いが、冷静さと堅実さも際立っている。
とはいえ決して感情的にならない訳ではなく、非道な敵との戦いではその感情を爆発させ、ダイス目がそれに呼応することも稀によくある。
また『野生のSNE』と賞賛されるツナ缶PによるGMの手腕も本卓の特徴である。
具体的には、多構造的分岐を備えていたり、時間経過やダイス目によって状況が変わるシナリオシステム。2000経験点ごとの能力値の成長、超英雄Pや特殊ノーブル技能などのオリジナルシステム。などは他の卓に少なからぬ影響を与えている。
さらにプレイヤーの要望を瞬時にさばくマスタリング能力や莫大なオリジナルデーターを作成する能力も多くの人々に驚きを与えている。
また、パーティメンバーの中に誰も剣使いがいないのも特徴的である。
特にイオ・ミューラの二人はメイス使いであったため、旧版のいわゆるメイスワールドを彷彿とさせる。
近頃では、パーティメンバーが人族の限界である15レベルを突破し始め。当初は無謀としか思えなかった野望(神格化や人族蛮族共存)などに手がかかりつつある。
メンバー
イオ・リィン・ラビ
PLは水瀬伊織。 メイン技能:スカウト、コンジャラー
レガリアの軍閥貴族・ラビ家出身の戦士で、パーティのリーダー格。優秀なスカウトでもある。
途中からコンジャラー技能を伸ばし、魔法戦士へと転向した。
突き抜けた突破力にこそ欠けるものの、戦況に応じて近接戦闘・支援・回復をこなせる万能選手。
政略結婚を嫌いラビ家を飛び出してきたため、「デュオ・マクスウェル」の偽名を使っている。
余談だが、ラビ家の当主や家令・コックは皆戦闘能力の高い化物揃いである。
冒険の中で、事実上第二世代の魔剣である調和の剣の主となり、神への道を踏み出した。
ミューラ・ズサ
PLは三浦あずさ。 メイン技能:ライダー、ファイター
騎士を夢見て修行している女戦士。
ライダーギルドに所属しており、騎獣使いとしても優秀。
自己流の騎士道大原則を持ち出して暴走することもあるが、頼れるPTの盾役である。
その防御点の高さから、【鉄壁】ミューラというタグが付けられることも。
PLに引きずられてか、時折ラクシア以外へとジャンプすることがある。
本人は剣の王国オーファン出身でありロードスという島にも行ったことがあると述べているが、ラクシアにはそのような地名は存在しない。
マーチ・タスティ
PLは高槻やよい。 メイン技能:グラップラー、プリースト、エンハンサー
ミラボアの宗派・グレンダール グレンダール神殿に所属するドワーフの拳闘士。
パーティの特攻隊長的な役割で、立ちふさがる相手を三連魔力撃でことごとく粉砕する。
蛮族との戦争で家族を全て失っており、蛮族への復讐心が強かった。
蛮族の襲撃後にラビ家に拾われており、その縁でイオとは幼馴染である。
守銭奴 金銭感覚には厳しいが、シーン神殿の孤児院とグレンダール神殿に寄付をしている。
戦闘時にはバーサークしたり、ドモン化したりとなかなかに過激。
ティファ・MSM10号
PLは如月千早。 メイン技能:シューター、マギテック、(+レンジャー)
バルナッド出身のルーンフォーク・マギシューター。
蛮族を殲滅するために製作されたティファシリーズの一体。
戦闘においては、開幕の範囲攻撃で敵集団を削る役割が目立つ。
レンジャー技能も高く、ハッパ 魔香草でPTを支える役割を果たしている。
また、どこで仕込まれたのか、罠やご・・・尋問に関する造詣も深い。
マーチが絡むと痴早化・ミンゴス化する傾向がある。
セッションが進むにつれてその傾向はますます悪化しており、多数の娼館で出入り禁止となっている。
ちなみに、シリアルナンバーのMSM-10を検索すると……。
誰だ表も裏も無いって言った奴は!
フォシル・ミキティー
PLは星井美希。 メイン技能:ソーサラー、フェアリーテイマー、セージ、(+ノーブル)
エルフの妖精魔法使い。高レベルのセージで、真語魔法にも通じている。
基本的には脳天気だが、決めるところでは決めるタイプである。
ティファと共に範囲攻撃で、先制を取った敵集団を一掃する役目が多い。
強敵との戦いでは、プリーストのマーチが前線に立つため、回復に専念したりもする。
チャボさんなる人物との親交が深く、よくわからないことを吹き込まれている。
「人間と蛮族の争いを終わらせる」という壮大な指標を掲げている。
舞台とNPC(敵味方)
釘のサンライズ隊はリーゼン地方(卓m@s)に活動する冒険者達であり、リーゼン地方の代表国であるミラボア、アルフォート、デュボール、レガリアにはそれぞれ活動の拠点となる冒険者の店を持ち、国家首脳部とも浅からぬ付き合いをしている。またそれぞれの舞台には黒幕といえるようなボスが存在しており、4つの国家を舞台としながら各黒幕の思惑や伏線が交錯しているのも特徴である。
また店主や店員などのモデルには、朝までスレのキャラクターが用いられている。
公式NPCは公式NPCと記載しているが、卓独自の設定が加わっているため公式とは変わっている所も多い。
①ミラボア 魔神王封印地点
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ミラボア
ミラボア王国はラクシアのテラスティア大陸北部の内陸方面に該当するリーゼン地方北東に位置する国家。リーゼン地方の4王国の中で最も小さく人口は2万人程度。
この国は大破局で生まれた巨大な地割れ「知識の井戸」を中心に作られている。
その地割れから古代魔法文明時代の遺跡が現われ、その発掘と研究に人が集まり、やがて国家を形成するようになった。
本編では知識の井戸の遺跡の中から発見された魔神関係の遺跡が問題の中心となる。
白茄子亭
ミラボアにある冒険者の店であり、サンライズ隊の本拠地にあたる。
セッション1-1から登場。サンライズ隊結成の地でもある。
店主はギリワンことマツナガ。従業員として、コンビーフとタラバが働いている。
ミラボアのNPC(人族サイド)
・マツナガ
サンライズ隊が初めに世話になった冒険者の店であり、本拠地でもある白茄子亭の店主。イオの父ドズルとは冒険者時代の古い友人である。毒殺と爆殺には一言を持つ強面ではあるが、意外に面倒見はいい。
・イクセル王:公式NPC
ミラボアの国王。魔法文明時代の魔法王と協力できるほど卓越した魔法の知識を持つ紳士。
・魔法王ワーグナー
魔法文明時代知識の井戸のあった付近の国の王。魔神の知識に造詣が深い。
・フォール
アルフォートでラボを営むマギテックの技師。
いつも使えるかどうかわからない様々な新製品や武器改造を提供するツナ缶Pのデーターのはけ口サンライズ隊のお抱えの開発研究所である。
・チャボ
謎多きマギテックの研究者卓越した知識をエミリオに目をつけられ拘束されていた。現在はフォールのラボに居候している。どこかの自由と魔神の神に似ているという噂もあるがきっと気のせいである。
ミラボアのNPC(蛮族サイド)
・ネビュローザ
蛮族都市タバルジドの有力者であり、ブラグザバスを強烈に崇拝するバジリスクの魔神使い。
・ファルメル
ネビュローザの部下のボガードの特異体。当初はただのボガードのはずであったがサンライズ隊としのぎを削るうちに超英雄レベルの密偵へと進化した。斥候としての能力は超英雄であるイオとほぼ互角であり、イオとの斥候対決においては紙一重ではあるが、イオに勝利したこともある。エイギア広しといえども隠密工作の面でサンライズ隊の上をいくボガードはこいつだけであろう。
アルフォート
リーゼン地方北部に位置する女王が治める国家。通称『妖精の国』。首都のドメニの人口は約5万人。
その通称にあるように、この国は妖精魔法の研究に力を注いでいる。
縦長トマト亭
アルフォートにある冒険者の店であり、サンライズ隊の拠点。
セッション13-1から登場。
店主はトメート。
アルフォートのNPC(人族サイド)
・ベランジェール女王:公式NPC
厳しく冷徹なアルフォートの国王。
・キャビアン王女
ベランジェールの娘でアルフォートの王女。ガチレズ
アルフォートのNPC(蛮族サイド)
・ハーマイン
メティシエ神官。外法の実験の結果既に種族はアンデットと化している。
・ベンソン
シャムロック氏族のノスフェラトゥ。ロシェ村近くの古城で非道な実験を行なっていた。
・カナリス
シャムロック氏族のノスフェラトゥの長。 能力の割に小物。
デュボール
南西に位置する王国で、ルデア山脈のふもとに作られたこの地方では最大の国家。首都デュボールの人口は約7万人。
この国は複数の城塞都市を配下に従え、大陸最強となで噂される精鋭『飛竜騎士団』を始めとして精強な軍隊を持つ事でも知られている。
本編ではアルミラルダ率いる蛮族と熾烈な争いを繰り広げる。
雷の鬼ババア亭
デュボールにある冒険者の店であり、サンライズ隊の拠点。
セッション14-1から登場。
店主はニューコンビーフ。
店名はGMであるチキ姐の個人的な意趣返しだが、本人にバレたら大変なことになると思われる。
デュボールのNPC(人族サイド)
・ベルナール王:公式NPC
デュボールを治める武王。蛮族との戦いにおいては未だ先陣を切って戦うデュボール最強の竜騎士。
・バスティアン・ベアール侯爵:公式NPC
次期国王と噂されるデュボールの有力貴族、デュボールに5人しかいない竜騎士の一人。
・ジャン・ジャック・ベアール:公式NPC
バスティアン侯爵の弟。デュボールの若き騎士。ミューラと同構成のファイター・ライダーで、登場時から良いライバル関係となる。
ルデア山脈のドラゴン
デュボールの南に位置するルデア山脈にすむドラゴンたち。元々中立の立場であったが、蛮族の襲撃とマーチの可愛さサンライズ隊の功績により、友好的関係を結ぶようになった。
・アーデルタイド:公式NPC
ルデア山脈のドラゴンたちの長である古竜。デュボール建国の王と盟約を結んだ。人族に好意的なナギと人族も蛮族も毛嫌いしていたメディウスの間で調整に難儀していたが、現在はツンジジを温かい目で見守る立場に落ち着いている。
・メディウス
ルデア山脈のドラゴンたちの指導的立場であるドラゴン。元々は人族も蛮族も毛嫌いしており不干将を主張していたが、蛮族の非道とマーチの純心により、すっかり孫を見守るツンジジとして化しており、戦争においては人族に加勢するまでの孫バカと化している。
・ナギ
ルデア山脈のドラゴンたちの指導的立場であるドラゴン。元々人族に好意的な立場であり、人族との関係のあり方においてメディウスと対立していたが、現在は孫バカのおじいちゃんを温かい目で見守っている。
・チェイニー
ルデア山脈に住むレッサードラゴン。登場時は人族への敵対意識からチンピラのようなキャラであったが、色々あってミューラの乗騎となり、だんだん人族に馴染みつつある。
・ショーゼン
ルデア山脈に住むレッサードラゴン。ジャンの乗騎となる予定だったが、蛮族の襲撃を受けて重傷を受ける。後に治療され、晴れてジャンの乗騎となる。
・ファーアリエル:公式NPC
ルデア山脈に住むレッサードラゴン。ナギと親交が深い。
デュボールのNPC(蛮族サイド)
ルデア山脈の南に本拠地を構える蛮族たちの長であるドレイクカウント。元々は人族との和平を模索していたと言われるが、自らの夫がデュボールとの和平交渉中に討たれて以来人族に対して異常な敵意を向けている。
・ミシェイル
アルミラルダの配下のドレイクバロン。蛮族にしては珍しく柔軟な考えを持ち、人族の強みを蛮族に取り入れようと考えるようになる。
レガリア
リーゼン地方南東に位置する渓谷に作られた国家。通称『鉄壁の要塞』。首都マントワーズの人口は約4万人。
5つの強固な要塞を保有する要塞国家であり、南部からの蛮族の侵攻に対する壁役の国。
松林檎亭
レガリアにある冒険者の店であり、サンライズ隊の拠点。
セッション25-1から登場。
店主はパイン。
レガリアのNPC(人族サイド)
・ドズル
レガリアの有力貴族でありイオの父。マツナガとはかつての冒険者仲間。立場上イオに厳しく当たることもあるが実は割と親バカ。
・ギレン
イオの伯父であり、レガリアの事実上の政務を取り仕切る有力貴族。冷徹な政治家であり、縁あってフォシルの政治学の師となりフォシルの異政政存体としての覚醒に一役買う。
・ザヴィーエ:公式NPC
レガリアの若き国王。ギレンとは微妙なバランスの中で今のところは微妙な協力関係を築けている。
レガリアのNPC(蛮族サイド)
・ベリアー
タバルジドのドレイク勢力のトップでドレイクハイカウント、バイカウントではない。
トロールガーディアンのリルムと共にサンライズ隊を追い詰める。
・モーロック
タバルジドのトロール勢力のトップ。ブルデ砦撤退戦でドズルを追い詰める。
バルナッド共和国
ダグニア地方中央に位置する国家。名前のとおり共和制で、議会を大商人や成り上がりの冒険者が占めているため如何に金を稼ぐかが行動原理となっている。技術力が高く、武器の取引先としてデュボール、レガリアなどと関係が深いが、ルーンフォークの酷使や、裏での蛮族への武器輸出など問題も多い。
バルナッドのNPC(人族サイド)
・エミリオ:公式NPC
リーゼン地方より東のダグニア地方のバルナッド共和国の死の商人。ティファの元の主でありティファと同系統のルーンフォークの部隊を各地で暗躍させている。またティファの内に秘めるバイオレットについて承知している節がある。
・バラザール
バルナッドの議員。バルナッドの議員としては比較的良識派。
・カルーゲン
バルナッドの議員。蛮族との取引や、魔神の使役、残虐なコロシアムの経営など悪逆の限りを尽くしている。
バルナッドのNPC(蛮族サイド)
・ヴァイル
バルナッド共和国の議員であるノスフェラトゥ。ダンティと因縁がある。
その他の地方のNPC
・ダンティ
世界樹の麓に隠れ住むティダンの弟。ノスフェラトゥの始祖。
・バイオレット
ティファの内に秘められた存在。
その正体は大破局時代に作られた大神級の力を持つルーンフォーク、人造の神である。ティファの奥底に潜みことあるごとにティファに力の誘惑を行う。
765プロ(PL達)について
本PTのアイドル達については、以下の設定が明らかになっている。
- アイドルにはそれぞれ、専属のプロデューサーがついている。
つまり、「美希のプロデューサー」と「伊織のプロデューサー」は別人ということである。 - アイドル達のランクは、Aランク相当。
貧乏で有名なやよいも、今や高級フランス料理に手を出せるぐらい稼いでいる。
しかし、本人は未だに質素な生活を続けている(食材の質等は上がり、ようやく人並みレベルに)。 - アイドル達とプロデューサーの進展度も、Aランクエンド相当。
つまり、本動画の765プロでは計10組のカップル(ペア)が存在し、ラブラブな日々を過している。
春香もプロデューサーを捕まえることができた。小鳥さんも本当に産休を取っているらしい。
亜美真美は兄(c)の取り合いになっているとか。皆幸せでなによりである。
これでやよいおりにやよミンゴスまであるのだから、事務所ではピンク色のオーラが絶えないに違いない。
関連動画
パーティ名初出(2:00辺り)
関連項目
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