Battleborn(バトルボーン)とは、Gearbox Softwareが開発し、2K Gamesから発売されたFPSである。対応ハードはXbox One、PS4、PC。日本語版は2016年5月19日に発売。
公式HPより引用
邪悪で謎に満ちた敵から宇宙にただひとつ残された星を守るため、規格はずれの“バッドアス”たちが手を組んだ! 「ボーダーランズ」のクリエーター集団による新世代シューティング、ここに見参。空飛ぶサイボーグからサムライ・ヴァンパイア、はては機関砲を抱えたマッチョまで、想像を超えたキャラクターと武器を使いこなし、宇宙最後の希望を守るのだ。斬って払って、走って撃って、魔法をかけて猛ダッシュ。個性豊かなヒーロー・チームを編成、成長させ、敵をやっつけろ! さあ、君はどのヒーローを選ぶ? ストーリー・モードで1人で戦うか、仲間と力を合わせて戦うか、はたまたハイペースで展開するマルチプレイヤー・マッチで対戦プレイを楽しむか、決めるのは君だ!
どんなゲーム?
本ゲームはCoDやBFに代表される、いわゆるFPSと呼ばれるジャンルのゲームである。CoDやBFでは使用する武器の違いはあれど、プレイヤーが操るのは戦場の一兵士であり、同じ見た目のキャラクターである。しかし本ゲームでは各プレイヤーは開始前にキャラクターを選択し、それぞれが全く違ったプレイスタイルで戦いに臨むことになる。敵を制圧することに長けたキャラ、味方の支援に適したキャラなど、様々なキャラクターを駆使し、最終的に敵陣地を制圧するのがバトルの主な勝利条件になる。その他いくつかのルールも選択可能。
ストーリーモードでは最大5人のプレーヤーと協力プレイが可能。宇宙にただ一つ残った星を巡りストーリーが展開されるが、ボーダーランズ同様登場人物にアホが多いため総じてコミカルなエピソードが多い。ストーリーモードで収集したギアは対人対戦で使用できるため、ハクスラ要素も兼ね備えている。
Overwatchとの違いは?
リリース時期が近く、同様にヒーローシューターというジャンルで呼ばれているOverwatchとの違いは、本ゲームの魅力を語る上で欠かせないだろう。
対人シューターという側面から見ると2つのゲームは一見似ているように見えるが、それぞれ影響を受けているタイトルが異なる。Overwatchは「Team fortress2」というゲームが前身となっているのに対し、Battlebornの前身となっているのはいわゆる「Dota系」と呼ばれるジャンルのゲームである。
が、現時点で筆者がOverwatchを未プレイなので詳細な比較記事を書くことが出来ない。ひとまずEAA!!の比較記事を紹介し、詳細な比較はプレイされた方の加筆修正を待つことにする。よろしくお願いします。
キャラクター紹介
このゲームの最大の特徴はキャラの多さである。各キャラはそれぞれ異なった武器で戦うため、キャラごとのプレイ感もまた異なったものとなる。また、キャラ固有のスキルが3つあり、これらを駆使して戦うのが醍醐味である。
キャラクターはそれぞれが得意とする分野によりアタッカー、ディフェンダー等に分けられている。また、ゲームプレイには直接関係しないが、各キャラクターはそれぞれ何らかの「勢力」に属している。勢力の説明はまた別の項で扱う。見やすい並び順があったら編集お願いします。
アタッカー
殴る、斬る、吹き飛ばす、ミニガンでなぎ払うなど、このタイプのヒーローの戦い方はバラエティ豊かです。
オスカー・マイク
フルオート連射可なアサルトライフルで戦う。グレネード弾やステルススキルを持ち、扱いやすい。
ウィスキー フォックストロット
メイン攻撃:UPR-SL3 タクティカル ライフル(3点バースト可)
3点バーストのライフルで戦う。粘着グレネード、散弾を発射可能。
アルティメットスキルを発動するとフルオートでライフルを連射できる。
ベネディクト
鳥人族の生き残り。
ロケットランチャーがメイン武装。敵をロックオンしたり、空中を飛んで移動できたりする。
トレヴァー ガルト
最初のバトルボーンと呼ばれている指揮官。ストーリーモードでよく出てくる。
ショットガンで戦う。敵を引き寄せるフックと、トラップをスキルとして持つ。渋い。
マルキ
みんな大好き畜生ロボ執事。一方的なキルが可能なため初心者泣かせである。
スナイパーライフルの他、お供のフクロウをけしかけたり、敵をスローにするフィールドを展開したりする。
ソーン
溜め攻撃可能な弓で戦う。複数の矢を番えたり、敵に継続してダメージを与える床を展開する。
オレンディ
メイン攻撃は光球。近距離爆発や範囲攻撃魔法を駆使するスキルファイター。
メルカ
特殊任務を主とするエルドリッドのエージェント。チュートリアルで最初に使うことになるが、アンロックされるのが何故かラストミッションクリア後。
メイン攻撃は毒入りピストル。ホーミングする突進攻撃や、周囲の敵にダメージを与えてジャンプするスキルなどを持ち、突っ込んで戦うことが多い。
カルダリアス
ここから下のアタッカーは近接戦闘を主とするキャラクターである。
ロボ。かつて闘技場の闘士だったらしい。
二段ジャンプが可能。前方への体当たりや、フラッシュグレネードで撹乱しながら突っ込むことが出来る。
ラース
メイン攻撃:アクシオム・アンド・オーダー(三刀流のエネルギーブレード)
かつてのジェネリット帝国で、女帝を守る親衛隊に属していた刀鍛冶にして剣の達人。
主武装の剣から衝撃波を飛ばしたり、エネルギーブレードを投げて戦う。
アルティメットスキルは竜巻回転。全部当たると死ぬ。通称ベイブレードおじさん。
フィービー
メイン攻撃:ファイブ・ヴァーチュー(サーベルによる近接攻撃)
戦うお嬢様。発明家にして冒険家。持っているサーベルは「多相サーベル」という魔術テクノロジーの賜物らしい。マルキの元主人。
テレポートスキルで前線に切り込み、主武装やレイピアを飛ばすスキルで敵を削る。
デアンド
ジェネリット帝国で権謀術数を駆使し、スパイマスターと呼ばれていた。
ステルススキル、突進スキルを持ち、アサシンとして敵の虚を突くのが主な仕事。
アルティメットスキルは、正面の敵を10連撃してスタンさせる。
シェイン&オーロックス
ブーメラン使い(16歳)と多次元生命体のコンビ。特定の勢力に与しない「ローグ」という立場に属している。
オーロックスを使ってステルス状態になったり敵を引き寄せたり出来る。ブーメランで遠距離戦闘も一応可能だが火力は並み。
アルティメットスキルを使うと、オーロックスが指定範囲内で大暴れする。喰らうと宙に浮く。
エルドラゴン
義手で戦うプロレスラー。宇宙時代にもプロレスの炎は消えていなかった。
前方ダッシュ、空中ボディプレスなどで派手な移動をしながら近接戦闘をこなす。
アルティメットスキルを使うと、なんか爆発した後スキルが暫くの間強化される。流石プロレスラー。
ディフェンダー
仲間のために体を張って攻撃を受け止めるのがディフェンダーです。
ガリレア
元エルドリッドの騎士。エルドリッドでの潜入任務中に闇のエネルギーに身体を蝕まれる。その後ピースキーパーに参加。
Lv1から使えるスタン攻撃、範囲内ダメージ増加など殴り合いに適したスキルを持つ。
アルティメットスキルを使うと自らが闇のエネルギーとなり、ダメージを与えつつライフを回復できる。
TOBY
メイン攻撃:UPR H8-MS カスタムレールガン(溜め攻撃可)
「かわいすぎる」という理由からピースキーパーへの入隊を拒否されたペンギン。
空中に設置するタイプの爆弾やシールドを持ち、定点防御が得意。
アルティメットスキルでは6秒間ビームを出し続ける。要は某ガンダムゲーのゲロビ。
アティカス
ジェネリットに属する奴隷労働者。ある日怪我を負ったため作業用ハーネスを装着された際、何故か頭脳と肉体が飛躍的に強化された。知性に目覚めた彼は、奴隷制を打破する機会を虎視眈々と狙っている。
ジャンプ突撃や周囲の敵を感電させるスキルを使いながら突っ込んで戦うのが主な役目だろう。また、敵を倒すたびにチャージが貯まり、チャージを消費することでスキルが強化される。
アルティメットスキルは、衝撃波を放ち続ける。フルチャージ状態だと敵を空中にノックアップさせることが出来るので積極的に狙っていきたい。
ISIC
メイン攻撃:チャージ キャノン(溜め攻撃できるレーザーマシンガン)
暴走ロボ。世界を「再起動」するためロボット達を率いて惑星に立て籠もっていた。1面のボスである。
右クリックで展開出来るシールドや自分の周囲を旋回する防御壁を駆使して堅牢に立ち回ることが出来る。攻めにも守りにも使えるダッシュスキルは緊急時の離脱にも使えることだろう。
アルティメットスキルを使うと変形し、キャノンとマシンガンを連発することが出来る砲台に変化する。破壊力に優れ、解除しなければ永遠に撃ち続けられるのだが、移動力が極端に低下する上に他のスキルが使用できないため近づかれると死ぬ。
モンタナ
ピースキーパーとして戦う兵士。オスカーの境遇を知ったうえで親友として接する、良き理解者。
メイン攻撃のミニガンはリロードせずに撃ち続けられるが、一定量打つと発熱し、冷えるまで撃てなくなる。敵を突き飛ばす突進スキルや、敵をスローにさせる弾丸で相手を拘束するのが得意。
アルティメットスキルを使うと周囲の敵が宙に吹き飛ばされ、しばらくの間受けるダメージが減少する。
ケルビン
アイスゴーレム。もとは微生物の群体であったが、ある日自我に目覚める。
スキルを使用すると一時的にシールドが増加するので見た目以上に固い。更に敵を倒した時に自分の基礎体力を増加させるスキルを持つため、しっかり育つと終盤戦には鉄壁のゴーレムとして君臨できるだろう。また、冷気に変化して高速移動しつつ敵をスタンさせるスキルにより機動性も確保されている。
アルティメットスキルは、アイスウォールを発生させ地形を分断する。
ボールダー
森に生きるドワーフ。ルーンによって強化された斧と盾で戦う。ソーンの父親らしい。
盾を構える間は相当量のダメージを防ぐことが出来る。突進スキルや斧投げを駆使しながら前線を進めていきたい。
アルティメットスキルを習得すると、斧と盾の性能が向上する他、各スキルの強化版を使用できるようになる。
サポート
シールド、回復、攻撃の手伝い。チームの戦いを支援するのがサポートの役目です。
アンブラ
太陽の力を操る。ガリレアが追いかけていた秘密組織「沈黙の聖姉妹」の一員となるべく育てられていた。
光球を展開することで、敵にダメージを与えつつ味方のライフを回復する。また熱風により持続ダメージを与えるスキルも持つ。攻撃と回復力が両立しておりβテストの際は猛威を振るった。
ミコ
味方を回復させるビームを放つことが出来るのが最大の特徴である。この効果はスキルではないためいつでも使用可能である。今の所スキル以外での回復効果を持つキャラクターがミコのみであるため、多くの戦いでは必須キャラと言われることが多い。自己回復スキルや、胞子爆弾で自衛能力も持つ。
アルティメットスキルを使うとキノコを生やす。周囲にいる味方は回復する。
レイナ
ローグの指導者。本来単なる寄せ集め集団であるローグが一群となって戦えるのは彼女の力が大きい。
味方にシールドを張るスキルを持ち、一定量のダメージを無効化させることが出来る。また、敵へのダメージを増加させるホーミング弾を持つ。
アルティメットスキルは、銃弾が通らない円形のバリアを展開する。近くの敵を弾き飛ばすことが出来るため自衛にも有効。
クリース
メイン攻撃:リスト キャノンとショック テーザー(椅子からビーム)
見ての通りのマッドサイエンティストお爺ちゃん。自らの発明品であるタクティカルバトルチェアを駆使して戦場を駆け回る。暴走する前のISICの上司。電撃によりシールドに効果を及ぼすスキルが多い。
敵のシールドを削りつつ味方のシールドを回復するリフトを展開したり、迫撃砲弾により敵のシールドを削ったりするスキル群を持つ。
アルティメットスキルではブラックホールを召喚し、敵を引き寄せつつダメージを与える。
アラーニ
2016年5月25日に早期配信が始まった新キャラクター(シーズンパス所持者限定)
ヒーラーとしては高い火力、アルティメットスキルの拘束力の高さから早くも強力キャラとしての座を確立しつつある。
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