ガンダム大地に立つ!!とは、TVアニメ『機動戦士ガンダム』第一話のサブタイトルである。
概要
ロボットアニメ史にその名を残す記念碑的作品『機動戦士ガンダム』の第一話。これまでのロボアニメにない「人間の国家間のリアルな戦争」の話を始めるためのプロローグであるが、その巧みなシナリオ構成と作画レイアウトにより、単純なアニメ作品としても伝説の第一話として扱われている。
『新世紀エヴァンゲリオン』の監督・庵野秀明は「ロボットが出てくるアニメーションとしてはガンダムの1話が最高なんですよ」「一番シンプルに作って、一番いいところをついている」「何もかも敵わない、完璧の1話だった」と称賛している(「庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン」大泉実成・編/太田出版刊)。
「世界観(宇宙世紀)の説明」「敵役(ジオン軍)の登場」「味方(地球連邦軍)の内情の説明」「主人公(アムロ・レイ)の登場と立場の説明」「敵ロボット(ザクⅡ)の脅威の説明」「主人公がロボット(ガンダム)で戦う理由と、ロボを操縦できる理由の説明」「主役ロボの強さの説明」「主人公の初陣の決着」「次話へのヒキ」を1話内で全て成立させているのがその理由である。
加えて作画的にも、日本サンライズのお家芸であるハッタリの効いた止め画や、巧みなレイアウトにより、巨大ロボットや人物の魅力を際立たせている。
後の世で頻繁に引用、もしくはパロディのネタにされまくったことで、ほぼ全編が名台詞・名シーンで構成されているといっても過言ではなくなってしまった。ザクの鼻パイプを引きちぎるガンダム、逃亡するザクを背後から両断して着地するガンダム、ザクのコクピットだけを貫くガンダムの構図は、アニメファンならガンダムを知らなくても一度は見たことがある筈だ。
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