『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』とは、劇場版クレヨンしんちゃんの24作目である。
概要
～この男、寝てても最強。～
2016年4月16日公開予定の作品。監督は第22作「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」の高橋渉、脚本は劇団ひとりと高橋渉の共同脚本。本職のお笑い芸人が脚本に参加するのはクレしん史上初。キャラクターデザインにはテレビ、映画にも作画監督として柔らかいタッチの絵柄で人気を集めている針金屋英郎氏が初登板。夢の世界を彩るコンセプトデザインには三原三千夫氏が同じく初登板。
第21作「バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」以来3年ぶりにカスカベ防衛隊が主役であり、今作では「夢」が舞台となっている。組長園長先生役は2代目の森田順平氏が担当。
ゲスト声優は安田顕、吉瀬美智子、とにかく明るい安村の3人が選ばれた。
主題歌はケツメイシの「友よ ～ この先もずっと…」。当初はゲスの極み乙女。の予定だったが、不倫騒動があったため取り下げられた。その後とにかく明るい安村にも不倫騒動が出たが出演する。
また2020年に野原ひろし役の藤原啓治が逝去したため、結果的に「藤原ひろし」最後の出演映画となっている。
あらすじ
ある日、しんのすけたちは巨大な魚に食べられる夢を見て目を覚ました。
その日、ふたば幼稚園にサキという少女が転入して来た。しかしサキは誰とも仲良くしようとしなかった。その夜、しんのすけ達は楽しい夢を見られるユメミーワールドに訪れて楽しんでいた。しかし大人たちは突然魚の体外に放り出されてしまい、大人たちは悪夢を見るようになってしまった。悪夢にうなされた大人たちは元気を無くし、やがて子供たちまでもが悪夢にうなされるようになる。
かすかべ防衛隊はこの事件を調べる事を決め、サキをかすかべ防衛隊に入れて悪夢に立ち向かう事を決める。しかし、彼女にはある秘密があった…
登場人物
貫庭玉サキ
ふたば幼稚園に転園してきた謎の少女。紫色の髪をしている。幼稚園の子を「バカ」と切り捨て、みんなと付き合おうとしない。なんやかんやでかすかべ防衛隊の一員となり、かすかべ防衛隊と共に悪夢に立ち向かうが、彼女はある秘密を持っているらしい…。
声優の川田妙子は、映画「クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」でスンノケシ王子役を演じていて、劇場版クレヨンしんちゃんシリーズでは22年ぶりに出演となる。
貫庭玉夢彦
サキの父親。夢の研究者。赤と青の髪で、四角い眼鏡をかけている。サキ同様人を引き付けない性格。娘であるサキの事を思うあまりよからぬ方向に向かってしまう。
貫庭玉サユリ
「来ちゃダメ!」
CV - 吉瀬美智子
サキの母親。夢彦の妻。紫の髪をサイドポニーでまとめている。夢の世界で起きた混乱は彼女に関係があるらしい…
とにかく明るい安村
「安心してください、履いてませんよ」
名前の通り本人役。夢の世界に現れて、しんのすけ達の前に得意芸を披露する。
城咲仁
みさえの夢の中に出たイケメンホスト。悪夢の世界ではみさえに多額の金を請求しようとした。
大和田獏
「くみこ～～～!」
獏は獏でも悪夢を食べない獏。しんのすけたちが悪夢の中で出会った人物。ボーちゃんは彼のファン。
スタッフ
- 原作／臼井儀人
- 監督／高橋渉
- 脚本／劇団ひとり、高橋渉
- 絵コンテ／高橋渉、三原三千夫
- 演出／三原三千夫、池端隆史
- キャラクターデザイン／針金屋英郎
- コンセプトデザイン／三原三千夫
- 作画監督／針金屋英郎 / 原勝徳、大森孝敏、末吉裕一郎
- 音楽／荒川敏行、宮崎慎二
- 音響監督／大熊昭
- 色彩設計／今泉ひろみ
- 美術監督／三原伸明、西村隆
- 撮影監督／梅田俊之
- CGI／つつみのりゆき
- アニメーション制作／シンエイ動画
- 制作／シンエイ動画、テレビ朝日、ADK、双葉社
関連コミュニティ
関連項目
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