ゴルベーザとは、スクウェア(現・スクウェア・エニックス)のRPG「ファイナルファンタジーIV(FF4)」の登場人物の1人。
概要
主人公のセシルが所属していたバロン王国飛空挺師団「赤い翼」に、セシルの後釜として据えられた謎の魔導士。
実はこの時既にバロン王国を影から操っており、その強大な軍事力を用いて次々とクリスタルを集めていた。
竜騎士カインを洗脳した張本人であり、配下の四天王も利用して多くの国に攻め入り、ミシディアやダムシアンの虐殺、エブラーナの崩壊など様々な悲劇を巻き起こす。それ以外の国にも正面から攻め込み、クリスタルの奪取には成功している。
が、ゴルベーザ自身も真の黒幕ゼムスによって洗脳されており、その正体はセシルの兄セオドールであった(なお、本名が判明するのはDS版のみ)。セシルとの戦いを経て自分を取り戻し、フースーヤと共に放ったWメテオ(いいですとも!)によりゼムスを打倒するが、ゼムスの残留思念ゼロムスに敗北してしまった。なお、命を落とすまでには至らなかったようで、その後も普通に生存している。
ゼムス戦でのゴルベーザは、四天王を束ねる悪役として主人公達と戦ってきたゴルベーザと比べると、9999でカウンターストップがかかるとはいえ、HPがとても低く設定されているように思えるが、このHPには2943(にくしみ)、そして月の民の血を引くその出自から2943(ツクヨミ)というダブルミーニングが隠されている。逆に言えばこのネタの為にHPが低くなったともとれる。
ちなみに続編の「FF4TA」では、HPが2971(つぐない)となっている。「FF4TA」ではゴルベーザをプレイヤーキャラクターとして育てる事ができるのだが、レベル55まで最大HPはこの数値で固定されており、彼の贖罪意識を垣間見る事ができる。
「ディシディア ファイナルファンタジー」にも登場。特定条件を揃えると遂にボイスで「いいですとも!」が聞ける。
カオス側(敵役サイド)ながら、元凶であるゼムスが居ないからか、ディシディア世界では基本的に自分を保っており、カオス側っぽくないカオス側の代表格。つまりすごいいい人になっている。いい人ですとも!。
また、セシルの兄である事も既に判明しており、セシルからは度々兄さん兄さんと呼びかけられている(原作では対照的に、長い事敵対していた影響から、この呼称が使われるのはラストシーンのみである。あの温厚なセシルをして「貴様」呼ばわりされていた事もある)。この事からか、ニコニコでもファンからは度々兄さん、ゴル兄さんと呼ばれている。
DSリメイク版・ディシディアでの声のキャストは、俳優の鹿賀丈史。DS版ではタイトルバックのイラストも務めている。
FFシリーズ以外では、「ロードオブヴァーミリオン」にも出演している。
FF14
「ファイナルファンタジーXIV(FF14)」にも同名でほぼ同じ外見の人物が暁月のフィナーレ編で登場する。FF4のゴルベーザと同一人物というわけではない。声優も異なり、星野貴紀が演じる。
主な冒険の舞台となる「原初世界」とは次元を隔てたところに存在する「第十三世界」の住人。
第十三世界はかつて「闇の氾濫」が発生し、全ての生物が闇の魔物「妖異」と化し、さらに命が循環せず死による終わりすら得られない世界になっていた。次元の壁を越えて原初世界に渡ることで、第十三世界の命をあるべき形に戻すことがゴルベーザの目的である。
本作でも四天王を従えており、彼らを筆頭とする大軍団を結成している。
パッチ6.4「ゴルベーザ討滅戦」にて直接対決することになる。
関連動画
ゲーム本編系
面白ネタなど
関連静画
関連項目
- ファイナルファンタジーIV
- ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-
- セシル・ハーヴィ
- いいですとも!
- いい人ですとも!
- ゴルベーザ四天王とのバトル
- ディシディア ファイナルファンタジー
- ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー
- ファイナルファンタジーXIV
- ファイナルファンタジーの関連項目一覧
- 7
- 0pt