ユリアとは、漫画「北斗の拳」に登場するキャラクターの一人である。
概要
南斗六聖拳のひとりで、最後の将という座につく女。ケンシロウ達が愛した女性でもある。宿星は「慈母星」。
本人はそのつもりはないが、ある意味、もう1人の北斗と南斗の分裂を起こした元凶と言える。
六聖拳の一人なのに何故か拳法は使えない。それ故か南斗五車星というガードマンがいる。
「南斗宗家の継承者」として紹介しているサイトもかつて存在した。[1]
第一部
幼少期にケンシロウと出会い、ケンシロウの婚約者になったあとケンシロウと仲良く暮らしていたが、ケンシロウの恋敵・シンに拉致される。
その後、シンと生活するがシンが無実の人間を殺してでも自分に物を与えようとする姿に耐えられなくなったユリアは飛び降り自殺をするが南斗五車星に救出される(その際、シンもユリアを救うために苦渋の決断の末、五車星に託す)。
そして助かった後は南斗最後の将としてケンシロウを待つ。
その際、ラオウが来るのを阻止するため拳王軍に刺客として南斗五車星を送るがいずれも返り討ちにあい、遂にラオウが城まで迎えに来るのを許してしまう。
ユリアはリハクによってケンシロウとの待ち合わせ場所に避難させられたものの、ケンシロウがラオウの元に行くというまさかの出来事によってケンシロウとの再会を果たせなかった。
その後、リハクの最後の罠が仇となり結局ラオウによって誘拐されてしまう。
その後、ケンシロウとの闘いでの恐怖を克服する目的でラオウに殺害されそうになるが、その際に「余命数ヶ月の命」であることを告げたのが幸いし、ラオウに殺されることはなく延命の秘孔を突いてもらう。
そしてケンシロウに敗北したラオウは最終的にケンシロウにユリアを託し、「二人幸せに静かに暮らせ」と告げた後この世を去る。
第一部と第二部の間[2]
ショウキの村で野盗が暴れているのを見かけたケンシロウによって野盗を一掃したのが切っ掛けでショウキに暮らすのを許される。そして、その村でユリアは「リンちゃんに幸せを」という遺言を残し[3]早すぎる死を迎えた。
第二部
天帝編・修羅の国編
しかしケンシロウは一応リン達に再会し、ユリアが生前リンに渡すようにと預けていたネックレスは渡してくれるが告白はせず闘いの道に投じるのみで約束を守ってくれない。
その後リンがジャスクによって連れ去られたときも体を張って助けようとしたが告白はせずリンをバットに託すのみでやはり約束を守ってくれない 。
終章[4]
挙句の果てにはマミヤからバットが自分の幸せを放棄してまでケンシロウと結ばれるようにしてることを聞かされてもリン達のもとに駆け付けなくなった。
ユリアは死後、涙を流しながらケンシロウの記憶と黒王号の命を奪う。
その後、記憶のないケンシロウは歩いてリンのところに行き、二人仲良く過ごす。
しかしバットがボルゲに挑んだのが切っ掛けでケンシロウはリンと一緒にボルゲのところに行き、バットに代わってボルゲに挑んでしまう。
最終的にボルゲ戦の途中でケンシロウは記憶を取り戻し、リンも最終的にバットを愛するようになり、結果オーライになり、ユリアは満足する。
歴代担当声優
- 山本百合子(TVアニメ版、86年劇場版、世紀末救世主伝説)
- 石田ゆり子(真救世主伝説北斗の拳)
- 大浦冬華(真救世主伝説北斗の拳・少女時代)
- 松尾翠(フジテレビアナウンサー / お台場冒険王)
- 永野愛(激打2)
- 桑島法子(北斗無双)
- 堀江由衣(DD北斗の拳)
- 皆口裕子(イチゴ味)
- 儀武ゆう子(イチゴ味・子供時代)
- 久川綾(北斗が如く)
関連項目
脚注
- *南斗宗家-北斗聖書(北斗の拳解読)[修羅の国]
と同じサイト。
- *第二部天帝編のショウキの回想と第二部終章ボルゲ編のケンシロウの回想で判明した出来事
- *描写はないが多分ここでケンシロウにネックレスを託してるのだろう
- *ここから先は何故かアニメ化してない
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- アミバ
- ケンシロウ
- サウザー
- シュウ(北斗の拳)
- シン(北斗の拳)
- ジャギ
- ジード(北斗の拳)
- トキ(北斗の拳)
- ハート様
- バット(北斗の拳)
- 北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝
- マミヤ
- ユダ(北斗の拳)
- ラオウ
- リュウガ
- リン(北斗の拳)
- レイ(北斗の拳)
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