三虎とは、
概要
トリコたちと対立する悪の組織「美食會」のボス。両目の下それぞれに入った三本の傷と無駄に長い髪と無駄に長い顎鬚が特徴のイケメンで、同年代のはずの一龍や次郎に比べてかなり若々しい外見を保っている。外見年齢で言うと大体30~40代くらい。
猛者揃いの美食會を束ねるだけあって作中でも最強クラスの実力者。かつては美食神アカシアの三番弟子だったが現在はアカシアの教えに背き、幻の食材GODを独占して世界中の食材をその手に牛耳ろうとしている。 ↓クッキングフェス編以降の活躍(ネタバレにつき反転)
500年ほど前、グルメ戦争の最中に家畜の餌として産まれたが、逆に家畜を捕食した事で人々から迫害を受けつつ、気を失いそうになる程の空腹に苦しみながら生きてきた所を料理人フローゼに救われた。生まれて初めて人からの愛情を受け、フローゼのコンビである美食屋アカシアと彼の兄弟子である一龍と次郎(二狼)と共に家族同然の幸せな日々を送るものの、フローゼの手料理を無碍にする人々への恨みまでは消えず、食料を分け合う気持ちを理解できなかった。更に衰弱したフローゼを救うはずが自身が重傷を負ってしまい、三虎の傷を癒すべくフローゼが死亡してしまう。フローゼが命を削って調理したGODのお陰で戦争は終結したものの、フローゼを失った悲しみで満腹感を得られなくなり、食材の独占に走り今に至った。
クッキングフェス編では幹部総出でグルメ界各地に存在するアカシアのフルコースを狙い、自身は一龍と激突。最初こそマイノリティワールドに翻弄されるものの、マイノリティワールドを習得した事で逆転して勝利を収め、人間への恨みを込めたメテオスパイスで人間界を壊滅させてしまう。一龍からは真に倒すべき相手について告げられそうになったが、口封じと言わんばかりにブルーニトロによって一龍を殺害され、その亡骸を思い出の地である食没の岬へと葬った。
その後は総本部へと戻り多くの幹部がNEOに寝返ったものの、部下が拉致してきた料理人達に料理を作るよう命じ、多くの料理人が断るなかでただ一人小松だけが調理を始める。料理を食べた三虎は部下が見た事のないぐらい大笑いし、後からやって来たトリコにすんなり小松を返す。トリコからはアカシアのフルコースを一つずつ届け、全て揃ったら皆で食事をする事を約束された。その後は海山に拠点を移し、フルコースを届けに来たブランチをスタージュンにエリア6まで案内させ、後に料理人を全員部下に解放させたうえでジョアと決着をつけに拠点を発つ。
戦闘力はジョアに勝っていたものの、彼の食運と調理術によって金に缶詰に閉じ込められた…が、食運を習得したうえで自ら抜け出し、アカシアとの最終決戦に参戦。ジョアに引導を渡したのちトリコとスターに加勢した。戦いの後はゾンゲの類稀なる食運をコピーし、自身の命を犠牲に地球を再生させ、死後トリコとリンの結婚披露宴を訪れ、アカシアと兄弟子、そしてフローゼと再会を果たせた。
戦闘
クッキングフェス編終盤で判明。万物は全て餌という考えを体現するが如く舌を使い、あらゆる物を食べつくそうとする。
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関連項目
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