告白以外なんでもできる女とは、Yandere Simulatorの主人公、アヤノ・アイシ(Ayano Aishi)のあだ名である。
公式設定では、他の生徒からはAyanoから略してヤンちゃんと呼ばれている。ヤン・ウェンリーかな?
本記事もそれにならって、以下ヤンちゃんと呼称する。
概要
Yandere Simulatorは7年以上に渡って開発が続けられた結果、様々な要素が実装されていった。それに伴い、ヤンちゃんの才能が次々と開花していき、今では先輩への告白(未実装)以外はなんでもできる女の子と化した。
できること
恋敵であるオサナ・ナジミに対しては
- 校舎内での暗殺(基本)
- 拉致監禁し洗脳した上で、指定した生徒を殺害し自害させる
- 様々な悪事を捏造、生徒会に報告して退学させる
- 殺人の罪をなすりつけて逮捕させる
- 悩みを解決した上で、対価として先輩への告白を諦めさせる
- 上記の分岐ルートとして、お茶に睡眠薬を入れて眠らせてから地下室に監禁
- 別の男子生徒と結び付けることで先輩への恋心を消滅させる
- 髪に50kgの重りを結びつけて溺死させる(この時殺人現場にとどまったままだと、オサナが一度復活した後に直立不動のまま再度死亡するバグが発生する)
- トイレの配電をいじくって感電死させる
- 自殺に見せかけて屋上から落とす
- 下駄箱に手紙を入れることで指定した場所に呼び出し、その上からダンベルの入ったタライを落とすことで先輩を殺す
などができる。
また暗殺以外の要素として、学園生活を送ることもできる。
一例を上げると
- 授業に出て薬物などの知識を習得する(前述の拉致監禁洗脳ルートでは必須)
- 生徒の悩みを解決して交流を深める
- サークル活動して様々な技術を習得する
- 不良グループに入って格闘訓練を受ける
などが出来る。
学園生活に少し飽きが生じても街に出掛ければ - 夜のメイドカフェでバイトする
- 様々な効果を持つ下着を買う
- エロ漫画などの本を買う
- 様々な贈り物を買う
などが出来る。
他にもイースターエッグ(チート)要素として
パラレルワールド的立ち位置であるため本編とは無関係であるが、暗殺者として指定された生徒を暗殺するミッションモードでは
などができる。
なんでもできる環境
以上のことが出来る理由にはヤンちゃん自身の能力の高さ以外にも、ヤンちゃんが通っているアカデミ高校でかつて起きた事件の影響がある
1989年、とあるジャーナリストが、後にヤンちゃんの母となる女子高生、リョウバ・アイシ(Ryoba Aishi)が起こした学内殺人の証拠を掴み、裁判を起こした。しかしリョウバは本性を隠しつつ、無実の罪を被せられた悲劇の少女像を作り出し、それを見事なまでに演じることでほとんどのマスコミや世論を味方につけた。
結果、リョウバは裁判に勝訴し、ジャーナリストと警察は無能のレッテルを貼られることになる。
この裁判は警察のトラウマとなり、以降アカデミ高校で発生した事件に積極的介入をしなくなった。この傾向は現代に至っても健在で、ヤンちゃんの跋扈を許す一因となっている。
アカデミ高校も裁判以降、風評被害によって出願者数が右肩下がりとなり、経営が厳しくなった。
出願者数減少への苦肉の策として髪型やアクセサリー、学内恋愛などの制限を撤廃した。だが学内恋愛認可の影響で、ヤンちゃんの犠牲者をみすみす増やすような状況を招いている。
さらにインフォちゃんが校長の弱みを握った事で、学校がインフォちゃんに活動拠点を提供するという事態に陥っている。
またアカデミ高校の創設者でもある世界最大の家電企業サイコウ社の創始者サイショー・サイコウは裁判から間もない時期にリョウバと接触し、彼女をサイコウ社の食客として雇っている。だが、サイショーの孫であるメガミ・サイコウの反応を見るに、リョウバがサイコウ社の弱みを握っているか、サイコウ一族に何らかの介入を行った可能性が存在する。
そしてスポンサーであるサイコウ社ですらそのような状況であるため、校長はリョウバの娘であるヤンちゃんの入学を認めざるを得ず、彼の精神に多大なストレスをもたらしている。
ちなみにリョウバを訴えたジャーナリストは敗訴後、冤罪事件を起こした張本人として世間からバッシングを受け、職や社会的地位、ジャーナリストとしてのプライドまでも失った。
その時にすり寄ってきた、とあるヤンデレに依存する事になり、インフォちゃんの父となった(このヤンデレはインフォちゃん出産時に死亡)
だがジャーナリストは、最愛の妻を間接的に殺した自分の娘に愛情を抱くことは出来ず、それどころか娘がインフォちゃんとして裏社会での地位を確立していくと、恐怖心しか持たなくなっていった。それ故、ストッパーとしての父親の役目を放棄してしまい、自身の仇の娘であるヤンちゃんとインフォちゃんが協力関係を築く事態を防げなかった。
現代に至り、ジャーナリストはリョウバの罪や秘密を再び暴くべく30年ぶりに調査を再開するが、すぐにバレてアメリカへの逃亡を余儀なくされた。
リョウバもジャーナリスト抹殺のために、夫を強制的に連れてアメリカへ渡ることになる。
この渡米はヤンちゃんに自らの力で運命の人を見つけ、自分のものにしてほしいという親心も混じったものであり、母親自らがヤンちゃんになんでもできる環境を提供したものとも推測できる。
これらの情報は学内に落ちているミステリアス・テープ(全10巻)、ヤンちゃんの家の地下室に落ちている地下室テープ(1巻と10巻のみ実装)、校長室のゴミ箱に捨ててあるカセットテープ(全10巻)から知ることが出来る。
関連動画
(YouTubeで公開されている公式動画の転載。なんでもできる理由の一端がわかる。)
関連項目
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