大石真翔とは、DDTプロレスリング所属の日本のプロレスラーである。
デビュー時のリングネームはサンボ大石。ニックネームは「抱かれたいレスラーNo.1」「まこりん」など。
概要
出身は静岡県富士市。八戸工業大学ではサンボ部に所属し、全国制覇を経験する。大学卒業後、プロレス学校でもあるKAIENTAI-DOJO(K-DOJO)に入団する。
2002年1月には留学先のプエルトリコでレスラー「サンボ大石」としてデビュー。デビューイヤーにはいきなり初のタイトルであるBWA世界ウェルター級(BWA世界ジュニア級との表記もあり)のベルトを獲得。翌年には若手中心の大会であるK-METAL LEAGUEで優勝する。2004年にはUWA世界ミドル級王者のベルトも獲得する。
その後はリングネームを「大石真翔」に変更。旭志織とタッグを結成し、K-DOJOのみならず大日本プロレスやみちのくプロレスなど様々な団体に活躍の場を広げ、STRONGEST-K TAG王者、WEWハードコアタッグ王者、東北タッグ王者のベルトを巻くなど大活躍をする。また、シングルでもインディペンデント・ワールド・ジュニアヘビー級王者にも輝く。
2010年末にはK-DOJOを退団(選手としての参戦は継続)し、フリーとなる。そして翌年には参戦していたDDTプロレスリングで男色ディーノと飯伏幸太を巻き込む形でユニット「ほもいろクローバーZ」を結成。このユニットはプロレス界における一大ムーヴメントとなり、DDTのみならずグラン浜田、井上雅央、堀田祐美子らの大物レスラーらも巻き込み大きく発展していく。
また、この年のDDT48総選挙では6位に輝き、その結果発表の場で高木三四郎大社長にDDT入団を直訴。これが認められDDT所属となる。
翌2012年には旭志織と共に新木場1stRingで自主興行を開催。また、ほもいろクローバーZのKUDOとのタッグで、CMLL認定KO-Dタッグ王者に輝き、DDT15周年記念興行武道館ピーターパンではタッグ王者として日本武道館のリングに立つ。
その後、鶴見亜門GMによる全ユニット強制解散命令によりほもいろクローバーZは解散。が、その後も「収まりがいいからと会社に組まされ続けている」(男色ディーノ談)との理由で引き続き元ほもいろクローバーZの男色ディーノとのゲイレスラータッグで活躍。今度はこの2人に佐々木健介を巻き込んだ形でKO-D6人タッグ王者を獲得。このタッグで2013年両国ピーターパンにも参戦した。その後も、基本的にDDT本隊では男色ディーノとのタッグが基本となっている。
2014年にはマサ高梨を降してDDT EXTREAM級王座も獲得した。
所属ユニット
ここではK-DOJO時代、並びに3人以上で構成されるDDTプロレスリング内ユニットについて記す。
- オメガ(火野裕士、稲松三郎、大石真翔、旭志織、バンビ、MIYAWAKI、YOSHIYA、KAZMA)2006年~2010年
- ほもいろクローバーZ(男色ディーノ、大石真翔、飯伏幸太、KUDO、福田洋、彰人、みなみ飛香、井上雅央、グラン浜田)2011年~2012年
YOSHIYAとKAZMAは途中でオメガを脱退している。また、2013年10月の火野裕士デビュー10周年記念興行で、オメガが一時復活した。ほもクロも一応、解散しているがアプガとの対バンイベントや夏の魔物などでちょくちょく復活している。
2016年5月29日に後楽園ホールで行われた「Audience2016」にて、勝俣瞬馬・井上麻生(その後改名してMAO)とアイドルユニット「NωA」を結成することが発表され、同年6月26日に東京・後楽園ホール「BLACK OUT presents KING OF DDT 2016 TOKYO」で、デビュー曲「ネバギバ☆I LOVE YOU」を初披露した。
当初は、11月6日に新木場STUDIO COASTで開催予定の「DDTフェス2016 supported by ナタリー」の枠が埋まらない事態を懸念してのユニット結成だったが、順調にイベント参加アーティストとの交渉が上手く行った為に参加枠からあぶれる可能性が出てきた。
その為、Twitterの公式アカウントを作りフォロワー5万人をクリアしないとCDデビューできないという大社長からの無茶振りを受けることとなった。
NωAの公式アカウント:https://twitter.com/nwa_0626
得意技
- ミラクルエクスタシー(チョークスラムの体制からパワーボムの要領で前に落とす技。現在のフィニッシングホールドであり、師であるMEN'Sテイオーの必殺技でもある。)
- 絶品(ムーンサルト系の技全般)
- ネコパンチ
- 直伝トルネードクラッチ
- サンボスープレックス
- サボテンの花(旭志織とのタッグで使われる決め技。二人がかりによるヨシタニック)
エピソード
- バツイチである。離婚については入団直前のDDT48総選挙の演説放送の大トリとして登場した際、演説の最後で突如「離婚しました!」と発言してそのまま演説を締め、演説を見ていたファンの度肝を抜いた。
- 離婚の理由や詳細については本人はかたくなに喋らないが、「喫茶店での話し合いの際、相手に紅茶をぶっかけられた。」「八方美人過ぎて、両方に愛想を尽かされた。」などは試合中やニコ生の中継などでよく言われている。
- タッグでの活躍が非常に印象深いレスラーである。前述の旭志織、KUDO、男色ディーノ以外にも自身が師と仰ぐ大日本プロレスのMEN'Sテイオーや、アイスリボンの新田猫子とのタッグ「にゃん’sクラブ」などのタッグで主に活躍している。
- 現在のDDTにおいては完全にホモレスラー扱いであり、男色ディーノとのタッグでは選手入場の際「ホモです!」と紹介されている。
- かつて男性向け男性雑誌「Badi」でヌードグラビアを披露した事もある。
- かつては上京してきたばかりの彰人と共同生活をしていた(現在は彰人が独立)。
- ほもいろクローバーZの誕生のきっかけは移動中のバスの中で大石真翔が男色ディーノに対してこういうことをやったらどうかと提案したのがはじまりである。
- ほもクロでアイドルをプロレス界に持ち込んだことからも判るように、かなりのアイドル好きである。2013年の両国ピーターパンではそれが功を奏し、しず風&絆~KIZUNA~とのコラボ試合を実現させた。
- DDT48総選挙の選挙期間中には、興行終了後に選挙活動としてフリーハグを行っている。
- ルックスは爽やかなイケメンそのものであり、非常に女性人気も高い。が、前述の通りゲイっぽいなど残念なイケメン扱いされている。
- 入場曲はオリジナル曲である「SAMBO2008」。この曲はCD、KAIENTAI-DOJO 3 SUPER BESTに収録されている。
- 2006年には静岡のローカルプロレス団体「沼津プロレス」の旗揚げに参加。このときのつながりが縁で、2014年のふじさんめっせ大会でリングが届かなかった際、沼津プロレスからリングを借りることができた。
- 初体験は高校二年で初めてできた彼女と……とらしい(なかなかうまくいかず、一日ごとに段階を追うという、ある意味ウブな初体験だったと本人談)。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
- K-DOJO公式プロフィール
- DDTプロレスリング公式プロフィール
- 公式ツイッター @014mako10
- NωA公式ツイッター @nwa_0626
- 公式ブログ「旋回式ねこパンチ~大石真翔の日々~」(更新停止中)
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