孔雀舞(くじゃく まい)とは、漫画・アニメ「遊戯王」に登場するキャラクターである。
概要
賞金稼ぎの女デュエリスト。年齢は24歳。GXに登場する遊城十代からは伝説の決闘者として遊戯、城之内、海馬とともにあげられている。
ペガサス・J・クロフォードの主催した決闘者の王国(デュエリスト・キングダム)に賞金稼ぎとして参加し、それが初登場となる。王国に向かう途中、遊戯とその仲間達と出会う。特にカードの貴公子と謳われた海馬瀬人を倒した遊戯には浅からぬ興味を抱き、ライバル視するようになる。
妙に気位が高く、仲間と協力したり仲良くしたりする事を良しとしない。そのあたりの性格が海馬とよく似ているが、なんだかんだと言いながらも、王国編を通じて仲間の大切さを実感するようになる。特に城之内には恋愛感情を抱くようになる。(原作でもそれらしい描写はあるが、アニメ版オリジナルではそれが顕著になっている。)
詳しい過去は一切明かされていない。秘密は良い女の条件という事だろうか。唯一明かされているのは、元豪華客船のディーラーであったという事。アニメ版のドーマ編では幼少期に両親を事故で亡くし、孤独に生きてきたという過去が回想を通じて明かされたが、詳しい事は不明。描写から察するにお金持ちの出なのだろう。
デュエリストとしてのレベルは非常に高い。王国編・バトルシティ編共に決勝トーナメントまで勝ち進んでいる。主に「ハーピィ・レディ」を中心としたデッキを使う。とはいえ、王国編では香水を用いてカードを識別するという「アロマ・タクティクス」なる戦術を用いていた。ペガサスもびっくりのチートである。城之内に見破られて以後は使用していないが、バレなければ続けていたのだろうか。
闇マリクとの闇のゲームで負けて昏睡状態になる、ドーマ編にてオレイカルコスの力に魅入られ敵になる、などある意味(正ヒロインの)真崎杏子よりヒロインらしいと言える。ちなみにこの場合のヒーロー役は凡骨。
ニコニコ動画では
遊戯王では王様や社長や顔芸や凡骨など個性的なメンツが際だつため、孔雀舞自身がネタとして注目されることは少ない。動画としては城之内との関係性に注目したものが一番多い。またバイクに乗っているシーンが存在するため、ライディングデュエルのネタにされていることがある。
使用カード
関連動画
関連項目
曖昧さ回避
- クラシック音楽の形式「パヴァーヌ」の日本語訳名。16世紀に起源を持つ古い舞曲形式で、独特の厳粛さを特徴とする。近代ではラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」が名高い。
- 上記のクラシックから名を借りた漫画「死せる王女のための孔雀舞」(佐藤史生)の略称。
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