根気Pとは、VOCALOIDを使用した動画を投稿しているP(プロデューサー)の一人である。
⇒VOCALOIDのプロデューサーの一覧
概要
VOCALOIDを用いたカバー曲やトークロイド作品をメインに投稿しているほか、初期には「描いてみた」の投稿もある。また、2010年5月からはMMD作品の投稿も開始。
所有ボカロはKAITO、がくっぽいど、氷山キヨテル、MEIKO、GUMI、歌愛ユキ、開発コードmiki、猫村いろは、VY2、巡音ルカ、 V3GUMI、V3がくっぽいど、KAITO V3、ZOLA PROJECT、IA、MEIKO V3。また、体験版Lily、体験版VY2V3にも手を出している。
VOCALOIDの所謂“調教”技術に於いて非常に高い評価を得ており、「伝説のKAITOマスター」や「神調教」、「魂実装済み」等のタグで常連となっている。ニコ生にて解説や調教放送をやっていることも。
なお、近頃では「女装に定評のある根気P」とか言われ始めている模様(本人のことではありません)。
※根気Pが女装に目覚めた(と思われる)のは氷山キヨテルで恋の歌謡日のカバーをさせたのが始まりである。かと思ったが、女装KAITOを描いてみたが始まりのようだ。君と出逢ってからを聞き触発されその道に走ることになったようだ。その後、キューティーハニーのカバーにおいてGUMI、Lilyと来てなぜかキヨテルを起用。キューティハニーの歌唱と共にキヨテルの女装イラストが描かれ、おまけになぜかキヨテルのみフルverであった。
更に「ニホンノミカタ -ネバダカラキマシタ-」のカバーにおいてKAITO、がくぽ、キヨテルと男性ボカロ陣3名の女装が実現、「マグネット・ジョーに気をつけろ」でも手の込んだ女装をしている。なお、ここまでキヨテルはトークロイドを除くと全ての動画で女装して登場しており、根気Pの謎の根気?が感じられる。しかし「Brave Love,TIGA」カバーにおいてついに女装から脱却となった。残念。
- ◆P名の由来
- VOCALOIDデビュー作【童謡】KAITOが来たスペースヒットパレード【極上パロディウス】に於ける「根気でなんとかなるか?」という歌詞から「根気P」と名付けられた。歌詞通り実際に「音痴だったり、譜面が読めなかったり、楽器ができない」のかどうかについては疑問の声が上がっており、「少なくともそれを代替して余る相当高度なセンスを持つことは確実」と、視聴者の間で囁かれている模様。
最新作は2016年11月04日投稿【ボカロ6人アカペラ】銀河鉄道999(ゴダイゴ)。右は公開マイリスト。
歴史
KAITO購入以前は絵師として「描いてみた」を投稿しており、評価が非常に高かった。
⇒「描いてみた」公開マイリスト
現在もVOCALOID作品に自作の絵を用いていて、それが動画の魅力を引き立てている。たまにニコ生で「描いてみた」放送をしていることもある。
もともと極めて高い調教技術を発揮していたPだが、曲の種類がボカロクラシカやミュージカル・乙女ゲー等であったため、当初はKAITOファンを中心にした一部でのみ名が売れていた。
がくっぽいどを手に入れた頃から一気にポップスやネタソングが増えたような印象があり(実際にはそうとばかりも言えない/下記ミュージカルの項参照)、それも手伝ってか、【KAITO】恋のバカンス【がくぽ】が週刊VOCALOIDランキング30位以内にランクイン⇒【KAITO】メタル演歌~七光り三度笠~【メタルマクベス】がピックアップコーナーで紹介⇒翌週の週刊30位以内にランクイン…と、2008年後半辺りの流れで一気に知名度が上がっていく。
その後『Long Long ago, 20th Century』や下記『メモリー』等での着実な高評価を経て、【KAITO】WHITE NIGHT【吸血殲鬼ヴェドゴニア】で一気にVOCALOID界隈にその名を知らしめることになった。もともとはネタソングといわれていることが信じられないほどの衝撃で、一瞬まるでKAITOに聞こえないことから動画に「!?」コメントが乱舞。市場に「あのっ・・・・・・どちらさまですか?」の着ボイスが貼られるなど話題を攫った挙句、週刊VOCALOIDランキング#91で2位となり、2009年7月2日の17:06頃に初のVOCALOID殿堂入りを果たした。
また、上記動画をきっかけに「伝説のKAITOマスター」として広く認識され、調教の巧いPといえば名が挙がる存在となってきていた2010年初頭、KAITOお誕生会2010を記念して【KAITO・MEIKO】ホール・ニュー・ワールド【アラジン】が投稿される。製品版のMEIKOを使用した初の動画で、その伸びやかに美しい声が瞬く間に注目を集め、2日後の週刊VOCALOIDランキング#124にて初登場11位⇒続く超激戦の週刊VOCALOIDランキング#125にてローリンガールを制し1位を獲得⇒更に翌週#126でも8位、と3週連続の大きな話題作となった。
このとき「伝説の年長組マスター」の称号も付与され、現在では神調教師として押しも押されもせぬ存在となっている。
あそビバーチェ「MIDI生調教コンテスト」にてAHS賞獲得!
⇒コンテスト結果発表「MIDI生調教コンテスト」とは、日本シンセサイザープログラマー協会(JSPA)会長の松武秀樹氏とJSPA副理事長でDTMマガジンでおなじみの氏家克典氏を中心として、毎回豪華なゲストアーティスト・ゲストボカロPを迎えた企画を放送していた『あそビバーチェ!』の最終回企画のひとつ。MIDI部門とボカロ部門に分かれて"楽しさ"や表現力を競うもので、根気Pはがくっぽいどを使用したトークロイド作品でボカロ部門へ応募し、見事にAHS社賞を受賞した。なお、他社の賞品と比べてAHS社だけ何故か異様に気合いの入った品揃えで、非売品も含めた10点セットを贈られている(詳細は結果発表頁参照)。
ミュージカルがお好き?
根気Pはミュージカル(歌劇)が大変お好きなようである。それはうpリストを見るとよく分かる。概要もあるように「がくっぽいどを手に入れた時期から一気にポップスやネタソングが増えた」と思われていたが、一見方向性が変わっているようでいて、実はそうではなかった模様。
- 「恋のバカンス」は、日本演劇界の若きホープ・ミュージカルの王子である井上芳雄(芳雄王子)が歌っている。
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参考:「恋のバカンス」 動画内でのコメント
「もしや…芳雄バージョンでは…!?」 「よくわかりましたね!(根気P」 - 「七光り三度笠」は、音楽劇「メタルマクベス」が元ネタ。
- 「おっぱいこそロマン」ですらミュージカル繋がりという事実!!
風の噂によると、クラシック系の選曲もミュージカル関係の影響があるとか無いとか…?
根気Pの動画の影響で公演を見に行ったとの声も寄せられており、Pを喜ばせている。
※注意※ ミュージカル関係とは接点の無い、普通のネタ動画もたまに混じっているようです。
日刊#410(09/03/26版)にて1位獲得!
以上のような経緯も踏まえ、2009年3月24日投稿【KAITO】メモリー【CATS】に於いて、視聴者から「伝説のボカロミュージカルマスター」の称号が贈られた(今のところ根気P専用タグ)。
動画内でのPのコメントによると「KAITOはver1.1」、「ポルタメント少ししかいじってないです」とのこと。また、上にて言及のミュージカルスター・井上芳雄氏の歌唱を参考にしたとの記載あり。
関連タグ:"VOCALOIDミュージカル" ⇒タグ検索結果
関連動画
女装に定評のある根気P
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MikuMikuDance作品
MikuMikuDanceを用いた作品も投稿している。
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関連項目
関連リンク
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