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爪楊枝とは・・・
- 箸や串ほど長くない先の尖った木製の細い棒の事を言う。
簡単に言えば、食事後に歯に挟まったスジ肉なんかを除去したりするアレである。 - 爪楊枝P - 爪楊枝アートをはじめとした、作ってみた動画の投稿者。
- 爪楊枝の人 - ヘタリア関連の動画投稿者。→マイリスト
- つまようじさん - 漫画・アニメ「だぶるじぇい」の登場人物、佐々マリアの通称。
概要
英名「Tooth pick」、または「カクテルピック」とも。伝来は奈良時代(後述)と、その歴史は古い。
用途は前述のように歯に挟まった物体の除去又は、直接手で取って食べる事をためらわれる食品を食べる際にも使用される。(屋台のから揚げとかポテトとか)
現在の主流な原材料は「シラカバ」という木。最近では合成樹脂製のものも存在する。
しかし、シラカバ自体が柔らかく一回使うと刃先がダメになってしまうこと、合成樹脂製のものは衛生的な問題によって使い捨てにされることが多い。
そんな中、選ばれた者だけが使用できる高級品も存在し、それは「象牙」や「金」で製作されている。
これは繰り返し洗って使えるので、非常にエコである。
爪楊枝の持つ所には大抵凹凸や装飾が入っている。
この装飾は「こけし」をモチーフにしている。「日本製爪楊枝製造機の精度の高さをアピールするため」だとか「装飾の部分を折り取って箸置きにするため」など、何故こけしの装飾にしたのかは諸説あるが、定かではない。
歴史
伝来は奈良時代、仏教と共にインドから中国、朝鮮半島を経て日本に伝わる。当時は「歯木」と呼ばれていた。
インドでは「ニーム」という木を使用。中国にこの木は無かったため、「楊柳(ようりゅう)」を代替素材として用いていた。
「楊やなぎの枝」、転じて「楊枝」と呼ばれるようになったのである。
日本国内では初め僧侶に取り入れられ、平安時代には上流階級、江戸時代には「房楊枝」と呼ばれ庶民にも広まった。
この房楊枝の形状は、毛筆の際に使う筆を想像していただくと早い。
現在でも、世界各国の文化や宗教に深く密接している爪楊枝。その身体は小さくとも、世界中の人々の「歯の健康」を支えている立役者である。
世界の爪楊枝事情
- ( `ハ´)中国・・・木製の四角いものや平たいものが使用されているが、歯の間に入りにくいので日本のものに遷移されつつある。
- <ヽ`д´>韓国・・・1992年に飲食店での使い捨て製品使用が禁止されたことと、残飯を家畜にあげることが多いらしく、誤って家畜が食べてしまっても問題ないよう、トウモロコシなどのでんぷんを原材料にした食べられるものになっている。とはいえ、加熱調理しないとすごく堅いし味もないので「万が一食べても無害」と言ったほうがより正しいようだ。日本でもダイソーで「でんぷんで出来た楊枝」として輸入されたが、あくまで環境にやさしいだけであり「無害ですが食べないでください」と断言されていた。
- ( ´U_,`)イタリア・・・日本製の「samurai」という名称のものが人気。
- 北欧・・・二等辺三角形型の「三角ようじ」が高齢者の間でも人気が高い。
- ( ´∀`)日本・・・どこの家にも飲食店にも大抵常備。コンビニとかで貰える割り箸の袋にもセットで入っている。刺さるとイタいので開封時は注意。類似品というか代替品の「糸ようじ」も発売中。
「技術大国日本」と言われるだけあり、爪楊枝を使って色々なモノを作る暇人職人もいるようである。 - ロシア・・・とある高名な指揮者が手に持って指揮をすることがあるほど人気が高い。
ニコニコ動画における「爪楊枝」
「爪楊枝」でタグ検索 「つまようじ」でタグ検索
ちなみに平仮名の方が検索ヒット数が多い。
爪楊枝Pをはじめとして、爪楊枝を上手く削って着色し、アートとして活用している動画も存在する。
比較対象にはよく一円玉が用いられるが、小さいはずの一円玉が非常に大きく見えるほどのものが完成する。
最近では、「スタイリッシュ爪楊枝」という新ジャンルもあるらしい。よくは分からないが。
筆者には興味が無いんでね。今度アークエンジェルにでも(ry
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関連項目
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