- プロ野球選手一覧 > 近藤大亮
近藤大亮(こんどう たいすけ、1991年5月29日-)とは、大阪府出身のプロ野球選手(投手)である。現在は読売ジャイアンツに所属。
概要
読売ジャイアンツ #30 | |
---|---|
近藤大亮 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府堺市 |
生年月日 | 1991年5月29日 |
身長 体重 |
177cm 80kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2015年ドラフト2位 |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
APBC | 2017年 |
プロ野球選手テンプレート |
父親が社会人で軟式野球をしていたためか、小学生の時から軟式野球を始め、中学では「オール住之江」というチームに所属し3年には全国大会に出場している。因みにオール住之江に所属した時の監督は黒田博樹の父である黒田一博だった。
浪速高等学校へは推薦ではなく一般入試で入学。強豪校がひしめく大阪ということもあり、大阪大会ベスト8が最高記録で甲子園には出場できなかったが、高校2年の秋には甲子園の常連である大阪桐蔭高校を相手に延長12回無失点という快投を見せている。
大阪商業大学もスポーツ推薦ではなく一般入試で進学。1年の春から起用され、春季リーグの新人賞を受賞。しかし2年生の春から肩に違和感を覚え、大きく調子を落とし、故障から復帰した時も焦りからか別の箇所を故障するという悪循環に陥り、3年の秋まで勝利をあげることが出来なかった。しかし4年時には球速が148km/hまで上がるなどパワーアップを果たして復活し、関西学院大学を相手にノーヒットノーランを達成するなどの大活躍で大商大を31年ぶりの明治神宮大会ベスト4に導いた。
大学での活躍からプロからも注目を集めたが、志望届は出さずに社会人のパナソニックに入社した。社会人でも1年目からも起用され、都市対抗野球等の大会で活躍を見せた。
2015年度新人選手選択会議にてオリックス・バファローズから2位指名を受けて同球団に入団。背番号は20。
オリックス時代
2016年は開幕2戦目の埼玉西武ライオンズ戦にて初登板・初先発という形でデビューを飾るが、3回4安打1失点で降板。検査の結果、右肩腱板炎と判明し登録を抹消される。この年はこの1試合だけの登板となった。
2017年は開幕を二軍で迎えたが、8試合の登板を全て無失点で切り抜ける等結果を残したため5月20日に一軍に昇格。前年と違いリリーフで起用されることになり、5月26日の千葉ロッテマリーンズで初ホールド、6月2日の読売ジャイアンツ戦にて初セーブを記録した。黒木優太とともにセットアッパーを務め、55試合に登板し、25ホールドを挙げた。オフにアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)の日本代表に選出された。
2018年は山本由伸がセットアッパーに定着したこともあり、ビハインドでの起用が中心となった。52試合に登板し、3勝3敗9ホールドを挙げた。
2019年はセットアッパーに復帰。シーズン終盤の練習中にボールが顔面に直撃して鼻骨骨折となり離脱したが、3年連続50試合登板をクリアして前年と同じ52試合に登板、4勝6敗22ホールド1セーブを挙げた。
2020年はキャンプ中に右肘痛で離脱。結局二軍でも2試合投げただけで、9月にトミー・ジョン手術を受けることになり、一軍登板なしでシーズンを終えた。オフにはリハビリのため育成選手契約となった。背番号124。
2022年に実戦復帰。二軍で8試合無失点と結果を出して、4月25日に支配下登録に復帰した。背番号は元の20に戻る。中継ぎとして32試合に登板し、1勝4敗2セーブ15ホールドを記録した。
巨人時代
2023年11月8日に金銭トレードで読売ジャイアンツに移籍した。背番号は30。
2024年は一軍登板がなかった。二軍では44試合に登板し、3勝2敗3セーブだった。
プレースタイル
最速151km/hのストレートを武器にし、投球もストレートが多い。他にはカットボール、フォークボールなどを投げる。
成績
- (2024年終了時点)
年度別投手成績
年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016年 | オリックス | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 3.0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0.00 |
2017年 | 55 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 25 | .500 | 55.2 | 18 | 71 | 21 | 19 | 3.07 | |
2018年 | 52 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 9 | .500 | 54.0 | 27 | 52 | 21 | 20 | 3.33 | |
2019年 | 52 | 0 | 0 | 0 | 4 | 6 | 1 | 22 | .400 | 49.2 | 22 | 61 | 19 | 19 | 3.44 | |
2022年 | 32 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 2 | 15 | .200 | 30.0 | 7 | 27 | 7 | 7 | 2.10 | |
2023年 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 30.0 | 8 | 16 | 7 | 7 | 5.11 | |
NPB:6年 | 193 | 1 | 0 | 0 | 9 | 15 | 4 | 71 | .375 | 222.1 | 83 | 229 | 76 | 72 | 3.17 |
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