透明ドリちゃんとは、1978年1月7日から半年間放送された東映が手掛けた特撮ファンタジー番組である。
概要
普通の女の子青山ミドリが弟と一緒に、実は妖精の国フェアリーの王女だったとして妖精界に迎えられるが、
以下の2つの条件を飲むことで人間界に戻され、魔法の道具で事件を解決する物語。
作風が似ているためよく間違えらえるが東映不思議コメディーシリーズではない。
東映不思議コメディーシリーズの放送開始は1981年10月から、フジテレビで日曜朝9時台前半放送だった。
(ドリちゃんはテレビ朝日で土曜19時台後半枠)
スーパー戦隊シリーズの一つ「ジャッカー電撃隊」の後に始まった番組で、
この枠の次番組は「宇宙からのメッセージ 銀河大戦」→あばれはっちゃくシリーズと続く。
ちなみにドリちゃんという呼称は、この番組前に同じ東映の「がんばれ!!ロボコン」でお世話になっていた犬山家の長女、みどりをそう呼んだことに由来するらしい(ただし苗字も違うことからわかるように、作中での関連性はない)
あと妖精たちが物陰から上半身しか出ていないこと、手の下から棒のようなものが見えているのは突っ込まないのがお約束である。
登場人物等
妖精サイド
- 青山ミドリ・・・通称ドリちゃん。またの名を妖精界の王女ゼリアン。
妖精界の姿になると蝶の羽根のようなマントになり、ちょっと可愛い:[柿崎澄子] - 青山虎男・・・ミドリの弟、 ピピル王子。
妖精界の姿は全体的に緑色でピーターパンぽい:[安藤聖一] - ガンバス大王・・・フェアリー国の大統領(!)ミドリと虎男の本当の父親。
見た目がなんかインド人ぽい。[藤村有弘] - ガンバス王妃・・・ガンバス大王の妻で、ミドリと虎男の本当の母親[藤島くみ]
- 石の精・ドンパ・・・ガンバス大王の側近。白髪と黒の太眉、赤い目をした小柄な体型(というか1頭身)体型。
ミドリが妖精界に来たのはこいつのせい。何でも石に変えたり石を投げたり石で相手の居場所を突き止めたりと多彩だが、語尾が「~でやんす」のおちゃめさんでもある(CV:永井一郎) - 火の精・ ボーム・・・ピンクの長耳長鼻(鼻の先がいつも燃えている)
火を自在に操り、燃やしたり消したり出来る。負けず嫌いで短気(CV:依田英助) - 水の精・オンディーヌ・・・妖精仲間の紅一点。水色の肌で下半身は魚。ヴェールを被っている。
水のある所から出現し、雨を降らせたり、水鉄砲で相手を倒したり、涙で滝の壁を作ったりする。
(CV:桂玲子・・・番組サブタイトルやナレーションも担当) - 風の精・ジャック・・・オレンジ色で目付きが悪く、パイナップルみたいな髪で小柄。
台風並みの風で人間を吹き飛ばせたりする。甲高い声の賑やかし担当 (CV:里見たかし) - 土の精・ズーン・・・見た目は全体的に茶色で顔の部分だけ岩が密集しているような容姿。
妖精仲間の中では一番体が大きい(といっても普段は人間サイズだが)、地震を起こすほど力も強い。
ナマズのように生えた日本のヒゲが弱点 (CV:渡部猛) - 草の精・・・作中2話だけ登場。植物が絡まったボールのような姿で、花を咲かせたり蔦で相手を拘束したりする
(CV:依田英助)
人間サイド
- 青山竜夫・・・ミドリの父:[佐藤允]
- 青山梅子・・・ミドリの母:[吉野佳子]
- 白川大介・・・ミドリのボーイフレンド。通称、大ちゃん
ガンバロンの中の人でもある。:[安藤一人] - 白川菊子・・・大介の祖母。
後のヘドリアン女王である:[曽我町子] - 熊野幸治・・・ガキ大将、ボス。子分を何人も引き連れている:[武田雄二]
妖精界のアイテム
関連動画
大杉久美子が歌うOP、EDを使ったもの(ボカロやアイマス)がニコニコ動画でUPされている。
関連商品
関連項目
テレビ朝日系 土曜19時台後半枠 | ||
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ジャッカー電撃隊 | 透明ドリちゃん | 宇宙からのメッセージ 銀河対戦 |
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