スネイル第2隊長閣下 増援をお願いします
任務安定遂行には兵力が足りません
V.Ⅵ メーテルリンク(ヴェスパーシックス - )とは、ゲーム『アーマード・コアVI ファイアーズ・オブ・ルビコン』に登場するキャラクターである。
概要
第8世代であるメーテルリンクは
旧世代型強化人間を完全に無価値化したと評される
「ニューエイジ」のひとりである彼女は社命に対しても忠実であり
慎重な性格も手伝って安定した戦績を残しつづけている
新資源コーラルを求めて惑星ルビコン3に進駐している企業「アーキバス・コーポレーション」直属の強化人間部隊(アーマード・コア部隊)「ヴェスパー部隊」に所属する女性。
ヴェスパー部隊の紅一点であり……それ以外の個人設定はほぼ全てが不明。
人物
ACシリーズの伝統として、アリーナプロフィール以外、一切の個人設定は不明。他のヴェスパー部隊員と違い、アーキバスグループでの役職も明かされていない。声の演技はきつめのキャリアウーマン風で、年代の推測は出来ない(20中盤~40代?)。
ヴェスパー部隊の一員を描いたと思われる「STKの画稿(4)」では、一人だけ明らかにボディラインが女性の人物が描かれており、それがメーテルリンクだと推測できる。後ろ姿なので顔はわからないが、ヘルメットを小脇に抱えた、ヘッドマウントディスプレイを付けた暗色ショートヘアの人物である。身長は周囲の男性陣とさほど変わらないが、手足が細い華奢なスタイル。パイロットスーツで強調されたお尻が絶妙にセクシー。
出番の数だけで判断すれば「ただの脇役」ではあるのだが、数少ないお尻が見事な女性パイロットである点を差し引いても、彼女の名を覚えているプレイヤーは決して少なくない筈。それは初心者の壁として立ちはだかり、忘れたころに再登場してインパクトのある役回りを演じているためである。
搭乗AC:インフェクション / INFECTION
アーキバス・コーポレーションの中量級2脚ACをベースに、系列企業シュナイダーの軽量頭部・腕部「NACHTREIHER」を組み込んだAC。
VE-20Cジェネレータの都合上、エネルギー補充効率に難を抱えているが、それ以外に大きな欠点はない。ブースタ出力も高く、中量級としては機動戦寄り。搭載武装はタキガワ・ハーモニクスとシュナイダー製のパルスウェポンと、シュナイダーが誇るプラズマキャノン「FASAN/60E」。全てエネルギー武器のため、VE-20CのEN射撃武器補正によってダメージが約14%アップしている。
的確に距離維持を行い、両腕のパルスガン斉射で敵機を撹乱、接近を阻止し、FASANの高弾速チャージショットを狙うのが基本にして全ての戦術。敵機の攻撃は左背のパルスシールドで防ぐ。火力をFASANに依存しており、一気に距離を詰めてくる相手や、EN防御が高い機体にはかなりの不利を背負う。
インフェクションがプレイヤーに強い印象を残す要因は、アリーナ勝ち上がり戦の5番手という早い時期に登場しながら、ゲーム序盤戦を攻略中のプレイヤースキルには見合わない強さを持つ点にある。メーテルリンク以下のアリーナランカーはどいつもこいつも適当な戦術・寄せ集めの機体ばかりであり、さほど強いわけではない。その状態で登場する「中距離を保ちEN武器で攻める」明確なコンセプトで統一され、それを的確に実行するAIロジックが設定されたインフェクションは、多くの初見プレイヤーに苦渋を舐めさせた。
何でこれでV.Ⅷ ペイターやV.Ⅶ スウィンバーンより下位ランクなのか謎。ACシリーズあるあるネタの一つ「何故か低ランクにいる強者」つまりは「初心者キラー」の1人である。
「インフェクション」とは「伝染」。エンブレムは灰色の盾に、人の頭に口=針を伸ばす「注射器の頭を持つ蚊」が描かれている。
ストーリー中の活躍
この節は、『ACⅥ』本編エンディングを 全て鑑賞後に閲覧することを推奨します。 |
チャプター4『集積コーラル到達』にて登場。ベイラムから離反したG3 五花海と共に、2人だけで地下都市奥部へ到達することを命じられていた。案の定大量の無人機体に先を阻まれ、V.Ⅱ スネイルに増援を要請するが無視されたところに、主人公C4-621(レイヴン)が来襲する。
ちなみにこの際、2人には「レイヴンを捕捉するまでは地べたを歩く」AIロジックが組まれている。そのため高台に陣取る無人機体の集中砲火を回避できず、頻繁にスタッガーを起こしている。
メーテルリンクの台詞は、スネイルへの増援要請しかない。とにかく増援をお願いします。声優の熱演により、徐々に悲痛なものになっていく要請は一聴の価値あり。
アリーナと異なり、地下都市は障害物が多く、インフェクション得意の引き撃ち戦術が潰されてしまっている。終盤のミッションということもあって、落ち着いて戦えばさほど手ごわい相手ではない。
問題は五花海のAC 鯉龍、そして大量の無人MTにも攻撃されること。スタッガー中にインフェクションのFASANが直撃すればただでは済まない。どちらかのACに速攻を仕掛け、早いうちに数を減らしてしまいたい。
最終的に撃破されたメーテルリンクから発せられたのは、スネイルを呼ぶ呻き声だった。スネイルは完全に無視(後の裏ルートでわかるが、メーテルリンクと五花海を切り捨てることは織り込み済みであった)、五花海に至っては「自分の手柄が増えた」と喜ぶ有様で、誰にも死を悼まれない無残な最期であった。
ハンドラー・ウォルターが皮肉交じりに同情するのがせめてもの救いだろうか。
ちなみにこちらがメーテルリンクに撃破されると、彼女はすごくばつの悪そうな声で増援要請を撤回する。
関連動画
V.Ⅵ メーテルリンクに関するニコニコ動画の動画を紹介してください。
関連静画
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関連項目
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