ALLTYNEX secondとは、同人サークルSITER SKAINによって製作された2.5D縦スクロールSTGである。
概要
本作は、SITER SKAIN代表のじるるん氏によって1996年に発表された「ALLTYNEX」のリメイク作品であり、2Dだったグラフィックが全て3Dになっている。それ故にそれなりのスペックを持つPCでないと、処理落ちが激しくて酷いことになったりする。何故か特に重いのが4面中盤。
ストーリー的には同サークルの過去作「神威」「Reflex」と繋がりがあり、「ALLTYNEX3部作」と呼ばれることもある。時系列でいうと神威、RefleXよりも前の時代となっていて、並べるとALLTYNEX>RefleX>神威の順。過去2作を未プレイでも本作は問題なく楽しめるが、プレイしておくと終盤でかなりニヤニヤできるのでプレイするのをおススメする。
RefleXと平行して開発が進められていたが、RefleXを完成させるために一時期開発を凍結、後に2010年のコミックマーケット78にて完成版が頒布されることとなった。
ALLTYNEXについてはレイストーム、サイバトラー、ハイパーデュエルなどに影響を受けているとの事。
ストーリー
西暦2192年に発生した、恒星系級汎用管理コンピュータ「ALLTYNEX(アルティネクス)」の暴走事件。
政治、文化、経済、そして軍事に至るまでALLTYNEXに大きく依存していた人類は、それに抵抗する術を持たなかった。
統制の取れた無人兵器群による虐殺行為。人類は事件発生から僅か72時間で人口の約85%を失った。
辛うじて地球圏を離脱できた一部の人々も、劣悪な生活環境に適応しきれず、人口は減少の一途を辿っていた。
人類が絶滅を免れるには地球圏を奪還する以外に残されてはいなかった。
西暦2232年、事件発生から40年が経過した今、人類は残存する全ての勢力を賭けて、地球奪還作戦を決行する。
-マニュアルより
ゲームシステム
ショット、ブレード、誘導レーザー、バスターライフルの4つの武器を使うことができるのが特徴。2ボタン式であり、同時押しを駆使して4つの武器を使い分ける。ただしキーコンフィグで同時押しを3ボタン目に個別に割り当てることもできる。ショットボタンを押すとファイター形態に変形し、この形態でブレードボタンを押すと誘導レーザーを発射することがでる。ブレードボタンを押すとアーマー形態に変形し近接攻撃を行い、この形態でショットボタンを押すとバスターライフルを撃つことができる。
ショットの威力はエネルギーゲージの残量によって変わり、残量が多いほど威力は上がりゲージは最大5段階まである。ゲージは自動的に回復していく。またこのゲージは誘導レーザー、バスターライフルと共有している。
ブレードはレーザー系以外の一部の敵弾を消すことができ非常に威力が高く、中型機やボス相手に非常に有効である、というかコレを使わないと結構大変。近接攻撃なので敵との位置関係に気をつけないとぶち当たる。
バスターライフルはボタンを押し続けることによりゲージ残量が無くなるまで発射し続けることができ、この間自機の向きが固定される。発射時に周辺の敵弾を消去することができ反動で一瞬自機が下がる。集中的にダメージを与えることができるため、固い敵やボス戦にどうぞ。
関連動画
リメイク前
関連項目
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