曖昧さ回避
- 奈須きのこ作の小説「DDD」→本項で解説
- オスカー所属の女性アイドルグループ「D.D.D.」
- 雑誌「ダンスダンスダンス」
- エクセルの書式設定の一つ
- 心臓ペースメーカのペーシング方法の一つ
- 同人サークル"アールグレイ"の「DOKIDOKIディスクシリーズ」の略称 →アールグレイ(サークル)
- 星のカービィのデデデ大王に対する略称表記。
- 超昂天使エスカレイヤーに登場する「ドキドキダイナモ」の略
- WWⅡを舞台にした一般的なマルチ対戦型FPS「Dino D-Day」の略
- 現・大鳴戸親方の現役時代の愛称「出る出る出島」の略
- Kingdom heartas Dream Drop Distance(KH3D)の略称のひとつ
- 「遊戯王ARC-V」及びカードゲーム「遊戯王OCG」に登場するモンスターカテゴリーの1つ。→DDD(遊戯王)
- プログラムをデバッグするソフト「Data Display Debugger」の略
- ドメイン駆動設計(Domain-driven Design)の略
- EVE ONLINEに登場する主力艦Titanの決戦兵器 “Dooms Day Device” の略
- バーガーチェーン「そうざい」のメニューの1つ、「ドナルDダック」の略称。
(*曖昧さ回避は適宜追加をお願いします)
概要
奈須きのこの小説作品。正式には「Decoration Disorder Disconnection、デコレーション・ディスオーダー・ディスコネクション」で、直訳すると「装飾 障害 切断」である。本作では商業作品としては初めてイラストをこやまひろかずが担当している。講談社BOXより発売中。
アゴニスト異常症(A異常症)、通称「悪魔憑き」を扱うこの作品では珍しく魔術師が登場していないが、これは新たな世界観によるもの。一部において「空の境界」における過去の麻薬事件とも思われる描写があるが奈須きのこ本人曰く別物である。また、「空の境界 未来福音」に同名の人物(倉密メルカ)が出てくるがこれも別人である。
(この点について奈須きのこは、既存のTYPE-MOON作品と関連付けようとも考えたが、最終的に全く別の話となった為、と語っている。)
当初は全3巻の予定だったが全4巻に訂正されている。現在2巻までが発売中。第3巻は2008年発売の予定だったが発売日未定。この件に関して奈須きのこ本人は「(サブプライムとDDDが出ないのは)荒耶宗蓮のせい」としているが、武内崇は「(DDDが出ない理由の)80%は奈須の怠慢」としている。なお、奈須きのこは「今年(2009年)初めから家に籠もれそうなので執筆を進める」と言っている。
主な登場人物
- 石杖 所在(アリカ):主人公の青年。ある事件で左腕を喪失しており、通常の義手も付けられない体質。後遺症として昼間の事を夜になると毎日忘れてしまう特殊な健忘症にかかっており、良くメモを取っている。海江の義手を借り受け、悪魔払いを遂行する。
- 迦遼 海江(かりょう かいえ):少女と見紛うような美少年でアリカの雇い主。一巻の表紙の子。地下室の悪魔。四肢を全て義肢で補って生活しており、所在は昼夜2回義肢の着け外しのバイトをしている。
- 戸馬 的(とうま まと):アリカの監察官。最凶の警察官だがトマトが苦手。所在は影でトマトちゃん呼ばわりしている。
- カナタ:アリカの妹。A異常症患者(D判定。最悪の症状)。在処が左腕を喪失した元凶。超人。後に収監先のオリガ記念病院を破壊して脱走。
- ツラヌイ:アリカの後輩。ネット廃人でお嬢様、マキシマム善人。
- キリス:アリカの後輩。現在はフリーター兼不良の顔役。高校時代は在処と共に野球少年だった。
- 日守 秋星(ひのもり しゅうせい):A異常症で不死身の吸血鬼。現在「灼熱の揺り籠(フォウマルハウト)」を名乗る。なぜか所在と仲が良い。
- 久織 巻菜(ひさおり まきな):A異常症で入院中はアリカと親しかった。製作陣からの愛称は「カリメロちゃん」
用語解説
- A(アゴニスト)異常症:精神病の一種とされる。発症すると自らの欲求に従い、それを叶える為に身体機能を作り替える。(首が360度回転する、腕の関節が増える、顔を変化させられる、等) 通称「悪魔憑き」。
- オリガ記念病院:日本全国のA異常症の患者を治療・収監する隔離病院。症状の重さによってA(軽症)~D(重症)棟に分類される。治療を目的としている為、患者によっては保護観察処分付きで退院も可能だが、退院しても県外への移動は出来ない。
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関連項目
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