胡蝶しのぶ(こちょう-)とは、鬼滅の刃の登場人物である。CV:早見沙織
概要
鬼殺隊最強剣士『柱』の1人。蟲柱。18歳、身長151cm、体重37kg。蝶の翅紋柄の羽織に、蝶の髪飾りをしている。継子は炭治郎の同期の栗花落カナヲ。
薬学と医学に精通し、この人がいなければ、鬼殺隊はもっと多くの人死にが出ていただろうというヒール面での重要人物。「蝶屋敷」という隊士の治療とリハビリを行う施設を切り盛りしている。
再起不能状態の善逸を元通り戦えるように戻したり、戦いの度に重症を負った炭治郎が彼女の元に送られたり医術的な意味での鬼滅の刃の特異点といえる存在である。
体重が軽く鬼の頸を斬るほど力が無いが藤の花から作り上げた特殊な毒を使って鬼を毒殺する。
登場時、鬼を笑顔で殺すサイコパスキャラとして読者に衝撃を与えるが、その本心が明かされるにつれて柱の中でもかなりの人格者であることがわかってくるようになっている。言動や立ち振舞から誤解を受けやすい冨岡義勇と仲良くやってる数少ない柱。
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主人公の炭治郎が入隊する4年前、つまりしのぶが14歳の時、姉のカナエは十二鬼月の一員、上弦の弐「童磨」に襲われる。致命傷を受け、日の出のおかげで童磨に喰われることは免れたものの、しのぶが駆けつけた時はすでに虫の息だった。
しのぶに「鬼殺隊を辞め、普通の女の子の幸せを手に入れて、老いるまで生きて欲しい」と願うが、しのぶは拒絶。なんとしても仇をとるために鬼の姿を聞き出そうとした。カナエは童磨の姿を話した後、息を引き取った。
つまり、一見サイコパスっぽい言動は、姉を殺した『鬼への憎悪』と姉の『鬼と仲良くする夢』との狭間で葛藤しているがゆえのもの。笑顔でいることが多いが、それも姉の「しのぶの笑顔が好きだったから」という言葉を受けて、感情を表に出さず笑顔でいるようにしている為である。
蟲の呼吸
花の呼吸から派生した胡蝶しのぶオリジナルの呼吸。オリジナルゆえか他の呼吸にある○ノ型という概念が存在しない変わり種。しのぶは刀を鞘に入れる時、毒の調合を変え鬼の能力や強さによって変え使い分けている。
蝶ノ舞”戯れ”
蜂牙ノ舞”真靡き”
超高速の突き。
蜻蛉ノ舞”複眼六角”
高速の六連撃。
蜈蚣ノ舞”百足蛇腹”
四方八方に高速でうねる動きで攻撃する。
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