ズ ン ッ(打撃)
ゲホッ。し、失礼いたしました。では、改めて・・・・・・
珠世様とは、「鬼滅の刃」に登場する最も美しくも愛らしく、この世の何よりも尊く遍く修辞を以ってしても形容し難いほど清らかで、この上なく知性的な限りなく素晴らしいお方である。
??「よし」
概要<(珠世様の概要も美しい・・・・・・)
炭治郎が浅草で出会った鬼の女性。鬼でありながら人間を食することはしないばかりか、無惨様もとい鬼舞辻無惨と対立している。温厚かつ穏やかな気質の楚々とした女性で、普段は医者として人のために尽くしている。とはいえ、鬼であるために感付かれることがないよう、また無惨たち鬼からも「逃れ者」として付け狙われているため、一ヶ所に留まることはない。
炭治郎が無惨によって鬼にされた人物を救おうとしたところに協力を申し出てくれたこともあって、その清廉さから彼女を信用するようになる。また、「人間は守るべき家族」という暗示をかけられた状態の禰豆子も彼女や彼女に仕える愈史郎をそうした存在として見なしている。その愈史郎からは、余命幾許もない自身の命を救ってくれた恩もあって、美の化身の如く崇拝されている。
普段はたおやかだが、流石に愈史郎の行き過ぎた行動には嗜めることも。場合によってはドン引き。また、ちょっぴりドジなところもあったり、鶏に追い回されて泣きそうになる、など可愛らしい一面も。
ともあれ、禰豆子や他の鬼にされた人々を元に戻す治療法を確立すべく、そのサンプルとなる禰豆子の血の調査、そして十二鬼月の血の採取を炭治郎に依頼。鬼殺の剣士と鬼という立場ではあるものの、両者の間に協力関係が築かれた。
ちなみに、鎹鴉の報にあった浅草に潜んでいた鬼とは無惨・・・・・・ではなく、珠世たちのこと(無惨との遭遇はあくまで偶然の産物であり、追手の朱紗丸たちに至っては無惨に呼び寄せられたにすぎない)。無惨との遭遇がなければ彼女らと対峙していた、とも。初登場時点で利敵行為に走る無惨様。もっとも、仮に対峙したとして、最終的には上記のような協力関係になってもおかしくはない(そもそも炭治郎の鼻を以てすれば珠世らが悪意ある存在ではないことが判明するはず)が、その場合は別の意味で背筋が凍るわけだが・・・・・・。
そんな彼女だが、味方サイド大多数の例に漏れなく、無惨に対しては凄まじいまでの憎悪の念を抱いている。
「さぁ
お前の大嫌いな死がすぐ其処まで来たぞ」
無惨に「病気を治してやろう」と騙され鬼になり、身内を喰い殺した過去がある。それ以来無惨を恨んでおり(無惨曰く「逆恨み」。無惨が縁壱と対峙するまでに大勢を喰い殺してきた模様)、縁壱から無惨を倒す手助けを頼まれたこともあり復讐の機会を窺う。彼女が鬼としての衝動に耐えてこられたのも縁壱の存在が大きかったからである。
その後、潜伏しつつ研究を進める。炭治郎の奮戦もあって鬼を人間に戻す薬の作成も順調に進行。そんな中で産屋敷耀哉から協力を求められ、そして最終決戦では無惨を倒すためにしのぶと愈史郎とのバチバチの果てに協力し、人間に戻る薬、老化の薬、分裂阻害の薬、細胞破壊の薬などを作り、結果として無惨に取り込まれてしまったものの、その弱体化に貢献。無惨にその種明かしをした際の形相はまさしく鬼女そのもの。
無惨が倒されたため、珠世の復讐は終わった。
余談だが、コミックス第204話の扉絵にもキチンと彼女の姿もある。ただ、奥にいる上にちょうどページの折り目のあたりにいるのでわかりにくいが。その上でよく見ると、隊士たちとは逆の方向を向いている。それが意味するものとは、敢えて語るまい・・・。
死後は愈史郎の心の中にずっと生き続け、絵画という形で後世に伝わっている。
なお、彼女は愈士郎共々に作者のデビュー作「過狩り狩り」に登場している。
能力<(珠世様のお力も美しい・・・・・・)
高度な医療技術の持ち主。そして同時に、鬼に関する研究にも余念がない。無惨以外で鬼を増やすことのできる人物ではあるが、本人は鬼を増やすつもりなど毛頭なく、施すにしても不治の病や怪我によって永くない命の人物に限り、なおかつ当人の意思を尊重している。とはいえ、その唯一の成功例が愈史郎であり、それまでに200年以上の年月を要している。後に使役である猫の茶々丸の鬼化にも成功している。
また、自身の体を弄ることで無惨の呪いを外し、そして人を喰らうことなく生きられるようになった(それまでは人間や動物の死骸を喰らっていたらしく、またどんなに苦しくとも人を襲う衝動にも耐え続けていたようだ)。それでも、少量の人の血の摂取が必要であり、輸血と称して金銭に余裕のない人々から血を買っている。ちなみに、本作における鬼は人間の食事はできなくなっており、彼女も例外ではない。それでも、自身の体を作り変えた後は紅茶を飲めるようになった模様(仮にこれでようやっとだとすれば、鬼化がどれだけ凄まじいものかを物語っていることになる。もっとも、見方によってはその“ようやっと”にまで至った珠世の技術の高さをも示している)。
鬼血術「惑血(わくち)」
催眠系の血鬼術。味方を守るため、敵に自白させるために使用。
以下は、彼女の用いた血鬼術。
- 視覚夢幻の香
香りと共に宙に紋様を出現させ、相手を幻惑する。 - 白日の魔香
自白に用いる術。脳機能を低下させ、虚偽や秘密保持が不可能になる。少なくとも、こちらは人体に害があるようだ。 - 融通無碍の香
四角四面な人に良いと思われる術。おそらくは↑と似たような効果。
失敗すると、こんな感じ。
茶々丸
珠世の使役である使い猫。炭治郎が採取した十二鬼月の血を受け取り、それを珠世の元へ届ける役割を担っている。愈史郎の術により鳴くまで姿が視えず、そして再び鳴くとその姿を消す。
珠世のことを好いており、そして炭治郎のことも段々とその身を案ずるほどになる。愈史郎ウザイ。
後に珠世によって鬼化することとなる。これは愈史郎が孤独に陥らないようにするためであり、同時に茶々丸自身の意志を問うことができなかったために申し訳なく思ってもいる(ただし茶々丸自身はそれを受け入れているが)。
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