ニコニコ大百科

てか、詩の全文知らないで書き込んでる人多いのかな？

小鳥は、地面をはやく走れない点では「ダメ」だけど
　　　　空を飛べる点では「いい」
それをトータルで見ると「小鳥は（も）いい」という詩なのに

「『地面をはやく走れない』のをいい事と見れないなんて、
　みんなちがって、みんないい、の精神が分かってない」的な書き込みが多すぎる

みんなちがってみんなクソ

>>152
皆平等に価値が無い　とかもこれか

>>151
「小鳥にも人間にも鈴にも良い所と悪いところがあるんだよ。どっちも素晴らしいんで優劣競っちゃいけません」
で片付けるのが本当に素晴らしいことなのか？って話をしてるのかと
多種多様な価値観あるからという理由で深入りせず面倒ごとを避けてるだけじゃないのか？
何もかも玉虫色の結論で片付けるのは本当に立派なことなのか？
相手の意見を尊重しろとは言うけどそのために自分の意見を殺してしまうのは本当にいいことなのか？
そもそも小鳥が食べることと私が走れることと鈴が音を鳴らすことは本当に素晴らしいことなのか？
同列に扱っていいものなのか？
とか、そう言う風に思ってる人もいっぱいいるでしょう

>>154自身も気がついているように「同列に扱っていいものなのか？」という論点があるのに
すっと飛ばして「優劣競」おうとするから「競っちゃいけません」という話になるのかと

>>154
その「同列に扱っていいものなのか？」という論点があるならそこを議論して
「これは同列に扱っていいものです。つまりどっちが優れているのかを比べられます」
「いえこれは同列に扱ってはいけないものです。どっちが優れているのかなんて決められません」
という話になるのはおかしくはないでしょう？
でもこの詩って「みんなちがってみんないい(からどっちが優れているのか比べるのは無駄)」で終わってるじゃん
つまりこの詩は「同列じゃないから競っても無駄」で終わってるだけ
そこで終わるのはおかしいんじゃない？
全ての物に価値を認めて「価値があるならそれでいい」という段階でストップするのはちょっと違うんじゃない？という考えを持つのは何らおかしくもない

>>156
一般的な論理として、人間女性と小鳥や鈴の間に「動ける」「音声が出る」といった共通点を見出す事自体が無意味だ。
方や、苦難の人生を歩むいち女性としては、空を飛べる小鳥や綺麗な音を出せる鈴に対して、「桎梏なく移動したい」「苦難なく歌いたい」と都合良く心の慰めを求めてもおかしくない。
或いは、「小動物や無生物風情にやりたい事を仮託せず、現実に向き合うべきだ」と思い為すかも知れない。
にも関わらず、小動物や無生物に対して態々「移動能力」「歌唱能力」といった比較基準を設定して具体的な分野での優劣を競い、しかも、『みんなちがって（長短があって）～』という限定的な達観に至った所が面白いと思う（一般的には、「小さき物への眼差しが微笑ましい」という評価になるが）。
哲学者が「自他の相違とその肯定」を主張したならあなたの様な批評にも値するにせよ、元来はいち生活者に過ぎないみすゞ先生が、苦難の人生の中で自分だけの楽しみとして書いた詩に過ぎない。

文学的な批評はそれとして、取り敢えずみすゞ先生の苦難の人生に想いを馳せつつ、『わたしと小鳥と鈴と』を音読して貰いたい。

意識高い系もこうも露骨だと寒気がする

これ小学校で習ったとき虫酸が走ったなあ。
先天的な障害があって（健常者の範疇なので普通に通ってたが、なんで障害者がここにいんの？ｗて感じで）いじめられてたから、みんなと違ってていいことなんか何もねえよってやさぐれてた。
今でもどちらかと言えば嫌いな詩だけど、まあいいたいことはわかるのでたまに引用して場をとりなすこともあるな。
やっぱ学校で習うから誰にでも通じるってのは便利だよね。

隙あらば自分語り

>>159
優れてるっていう意味の”いい”ではなくて、みんな同じじゃなくていいんだよって意味だゾ

ちなみに発言者は才能の塊。資本主義の現代ではこの言葉は生存バイアスでしかない。要するにキラ・ヤマトの「やめてよね」と同じ。

>>162
で、その勝者とやらは親権争いという女性の役割を巡る勝負で負け、たった26年で服毒自殺を遂げたわけだ
波乱万丈の人生の中で、あなたが妬ましいほどに感じ入っている文学の才は彼女を生きながらえさせてはくれなかった
社会に「みんな違ってみんないい」の精神があれば、シングルマザーの女性詩人として活動していくこともできただろうにな
当時の社会におけるステレオタイプ的な役割の観念を打破したいという痛切な願いのどこが生存バイアスの例なんですかね？
何にでも噛みつきたがる年齢なのかもしれんが、少し表層的な需要すぎやしませんか

成功談よりは失敗学というのももっともではあるが、失敗なくして成功はありえないし
失敗を乗り越えて成功した者の弁だからこそ学ぶべき所もあるというもの。

それに、>>163も言うように成功とはその人間の一面に過ぎないことも留意しておくべきだろう。

結局これを自己責任論の一部として使う人が多いけれどそうじゃないんだよな。
肯定も否定も中立的な意見も、それも全部ひっくるめて「みんなちがって、みんないい」んだよ。
本来この言葉って「その対象を貶すために他の対象を持ち上げて使う人に対して使う言葉」の方が一番しっくりくるんだよね。
それぞれが否定し合うのであれば多様性を認め肯定し合う方がいいのではないかという意味もこめられると思う。そうじゃないなら「わたし」が「鳥」と「鈴」の事を「みんなちがって、みんないい」なんて言わないじゃん。

この言葉が出た時にチッと舌打ちして「（皆がそう考えるなんざ）できるワケねぇ」ってべらんめえ口調で言うシチュをずっと待ってる

>>167
かわいそうなひと

みんなちがって、みんないい。
ただしつけもの、テメーはダメだ

>>163
いや、>>162はむしろこの言葉が間違った方向に利用されてるって言いたいんじゃないのか？

せっかく大きな個体差を手に入れたのに群れたり過度に合わせたりすることをやめない人間達

他人に共感出来ないことがそんなに怖いか？

いいぞ、もっとイキれ

黒須克彦がこの詩に曲つけててびっくりした

世界のデジタル化は、人の弱さを助長し、それぞれだけに都合の良い「真実」の生成を加速している。社会に満ちる「真実」の山を見てみるがいい………。

ペニス

みんな違ってみんないい、なんてのが嘘っぱちなのは現実みてりゃ猿でもわかること
オンリーワンよりナンバーワンなんだよ

みんなちがって、みんないい。
みんながひとつになれば。

どちらも理想論として人々の心にあり続ける。
そして、どちらも現実性を帯びない。
だから、世界平和も夢物語である。

でも、気持ちとしては分からなくもない。

違うから惹かれ合う。違うから面白い面もある。
みんな同じでは、刺激がなくつまらない。
違うからこそ争いや論争が起こり。仲間はずれや差別も起こる。
時には、国民を巻き込む戦争をも引き起こす。

そうなると、みんながひとつになればいいのに。
という、気持ちが起こる事になる。
同じなら争いも、差別も、仲間はずれも。
戦争も起こらないはずだと。

>>175 だから、みんなちがって、みんないい。
という気持ちが起こるんでしょう。

嘘というより、こうあってほしいという気持ち。
こうであった方がいいという思い。

人は他人も自分と同じ考えにならないとイライラしたり不機嫌になったりする

みんなちがっていいと言いつつ、その意見に反対する人を容認できないのが人情
人の性根というのは他人の思想の違いを認められない

そこを理解した上で、どこまで自分の思想との違いを譲歩できるかの世界だと思う
絶対に受け入れられないような思想もあるでしょう

みんなちがって、みんないい。を全否定する者は、けものフレンズ(一期)を全否定する者である。

みんなちがって、みんないい。→反論されたくない。意見を受け入れてほしい。同調してほしい。異論を認めてほしい。不愉快だから。

などの感情が渦巻いている人も、いるかも知れない。