ニコニコ大百科

まだ見てないが面白いのかな？

「実写版映画クレヨンしんちゃん」という評価が一番しっくり来た

世界的評価がされてる通り正しく”面白いと言える映画”の一つよ。間違いなく映画史の歴史に名前を刻んだとんでもない傑作なので見てないならぜひ見てくれ

事前に実写版劇クレしんと知っておけば楽しめただろうけど、いかんせん上映開始前から話題になってたから期待値が高過ぎてとっ散らかったカオスが親子喧嘩に収束してちょっとガッカリしてしまった

正直今年のアカデミー賞はコレの7冠とRRRの歌曲賞受賞でお腹一杯だわ、絶対観に行く

Q.面白い？
A.すごい
って感じの映画
俺の中ではテネットに近い

昨今のポリコレ遵守風潮に大いに疑問があるワイでもミシェル・ヨーとキー・ホイ・クァンがもしもオスカーで主演女優賞と助演男優賞逃したら賞として詐欺みたいなもんやろと思った程度には俳優陣の演技力が高かった

でもしばらくソーセージは見たくないです（半ギレ）

マスタードのシーンはソーセージ・パーティーを思い出してちょっとエッチだなって思った（小声）

ボーボボどころか、クレしん映画でもここまで強烈な下ネタはやらんぞ。ポリコレ抜きにしても、よくアカデミー賞は評価したなって言いたくなるカオスっぷり
一番衝撃を受けたのが、とあるアイテムが「〇〇〇〇〇〇みたいなデザインやなぁ」って薄々思ってたら本当に〇〇〇〇〇〇として使用しやがったシーン。

受けるエッセンスをミキサーでかき混ぜて、それをそのまま飲まされたような映画だった
素直に受け取ればマズイの一言なんだが、隠し味がなんだの語りたい人にとっては面白いのかもな

俺のようにそのエッセンスが美味しいと感じるタイプの人間もいる
少なくとも万人受けはしないと思うからこれがオスカー獲るのはすごい

勢いの裏には様々な意味深なテーマとメタファーが散りばめられているという評価もあれば、各種アカデミー賞をチャイナマネーで買い集めたという評価もあって
そのどちらも正しいんじゃないかと思う

ざっくばらんに言えば、物事が急変している時代に創られた作品の典型例（傑作とは限らない）として映画史に残りそうだなと

モロにアレやコレやがデカデカ写ってんのにR指定どころかPG指定すらないんだが映倫はちゃんと仕事してんのか？
少なくとも『フェイブルマンズ』がこれより過激とは思えねぇぞ？

何というか、凄いもん見せられたってのが第一に出る映画だったわ…
140分なのに倍以上の映画並の情報量だ

チャイナがこんな内容にお金出すわけ無いだろ！

友人がめちゃくちゃ強くオススメしてたからさっき観てきたんだけど
最初から最後まで面白いと感じる部分は大変少なかった…
スローな映像は多くギラギラした色高いの点滅がきつくて話の展開も遅くていらない会話が多く感じた
主演が年取った女性にしててアクションさせてるところが非常に珍しく好印象だっただけに
観る前から期待値も上がり過ぎてたよ…

「こういう話をやりたいんですよ」って言語化して周囲を説得した監督も、それを信じて最後まで携わったスタッフたちもすごい……こんなぶっ壊れた映画を作ってたら途中で不安になりそうなのに

>>lv340709185

事前情報ほぼ無しで観に行ったけど、何つーか色々と凄いっていう感想だ
面白いかつまらなかったかで言えば間違いなく面白かったけど、これをクソ映画だと言う人がいてもわかる気がする
正直俺もド直球の下ネタには閉口したし
とはいえ、アクション恋愛哲学までブチ込んで纏めてたのは素直に凄いと思う

「しっちゃかめっちゃか」「情報過多でよくわからない」「ギラギラした描写で目に優しくない」みたいな感想があるけどさ
その感想が作品のテーマのひとつである「情報やコンテンツが氾濫してあらゆる刺激がいやおうなしに飛び込んでくる現代社会及びインターネット社会を生きるストレスと混乱」をそのまま受け取った形になるのが秀逸だと思う

取り敢えず、良くストーリーをまとめたなって感想。二回見てやっと分かった事が多かった。
お勧めすると、香港映画みたいにパロディとギャグまみれなんでゆる～く見れるよ。
まだ見てない人に紹介すると、先ず主人公のエヴリンが移民だって事。移民の心情がテーマ。
アメリカの移民は色んな「もしもあの時ああしてたら…」で思い悩んでる。
エヴリンはコインランドリーを経営してて、税務署員に経費で詰められてる。
夫とも問題をかかえている。ネタバレになるから書かないけど。
娘が反抗期でどう接すれば良いか主人公は悩んでる。
古い価値観のお父さんの介護しなくちならない。
しかも、そのお父さんに娘の付き合ってる子が女の子だって紹介できずにいる。
そんな大変な時に、税務署で

◦　並行世界の夫が夫にリンクして「ジョブ・トゥパキから全ての並行世界を守れ」と言われる。
◦　並行世界の娘がジョブ・トゥパキになって主人公のいる世界の娘にリンクしちゃう。
◦　並行世界のお父さんがお父さんにリンクしてきて「“この”世界の為に娘を殺せ」と
言われちゃう。

その問題、全部解決しちゃうのよ。
興味深いのがジョブ・トゥパキの思想で、色んな並行世界にリンクできる能力を持つと
「全ての事が相対的になると大事な事が無くなる」って感じるってやつ。悟りだね。
で、並行世界にリンクできる様になったエヴリンも…ネタバレになるから書かないけど。
お釈迦様はその悟りの先を見てやっぱ現世でしょって帰って来たけど。
そのジョブ・トゥパキの思想に対するエヴリンの返しが気持ちよかった。
エヴリンがどう世界を救うのかは…






映画を見て確かめてね。

過大評価された映画

エンターテイメントというよりは芸術に近い。
VRゴーグルとかで観たらあまりの情報量に卒倒するかも

吹替視聴したけど、ウェイモンドとジョイの演技が凄まじかったな
劇場でも吹替版流していればもっと伸びたと思う

正直作品賞より信頼してる脚本賞を獲ってたから迷わず見たけど結構面白かったわ
奇行で並行世界のスキルを得るっていうアイデアはギャグとしてもアクションとしても新鮮で好き
見る前はイカレた映画かと思ったが最終的に母娘や家族全体の話になってたのも取っ付きやすくて良かった

1番好きなのは岩親子の会話シーンかな

ただ下ネタはどれも普通に悪趣味で引いた
無くても良かったんじゃね？

普通につまんなくて仕方なかった
なんでつまらないかというと、まず家族がテンプレで、試練がありながらもどうせラストで良い話になるという結末が分かってしまう
人が死のうが解消されるのも分かってるのでアクションも無駄なだけ
途中で旦那が保険金で殺そうとしてるのに気付くみたいなサスペンスも無いから何も予想外の事が起こらず分かってる結末への遠回りを観てるだけ
違う世界ってのも別に新しいアイディアじゃないし、スラムドックミリオネアくらい虚無でした

娯楽として映画を見ているか、映像芸術や世俗の風刺として映画を見ているかで評価が二分する印象。

人生うまくいかずに拗ねてるヒスババアが周囲に八つ当たりしたら当然嫌われる
別れたい夫やグレた娘に自分の非を指摘されるとメンヘラモードになり再び無差別八つ当たり
すると不備がある上に煩雑な書類を提出して迷惑をかけた税務署のババアに「あなた病気だったのね！ごめんなさい！」と謝られ都合よく理解されて気持ちよくなって人間不信回復してグレた娘しばいてハッピーエンド

平行世界云々抜きだとこんな話じゃね？
なんていうか他人に診断書？書類一枚で自分の存在を正当化してもらっただけで結局本当の自分なんか何一つ受け入れられていないような…