ニコニコ大百科

こいつ自体の物語の結論は種死でもう見えてるし
（矛盾を抱えようが戦う＋ラクスと共同戦線でやっていく）
長らくファンやってるユーザーが求めてものも、
↑の延長線だか補足、かっこいい新型フリーダム、OS書き換え芸、ラクスとの絡み、、等々
けっこう固定化されてるような気がする
けっきょく無印のプロヴィデンスみたいな強敵現るかどうかが
劇場版の鍵だよなとなんとなく感じる

キラが真に主人公に戻るとしたらもっとズタボロにされる展開にでもするか
目的は果たすにしろその過程で死ぬかで
どの道今後の再登場がまともに望めない様な展開にでもしないと厳しいだろうし
「物語のオチとしての忍殺装置であるニンジャスレイヤー」よろしく
物語にオチを付ける為の戦力としての登場が中心になっても不思議ではないよな、と
(ぶっちゃけ運命時点でもそういう色が濃い扱いだし)

種死の時はまだクルーゼに言い負かされたリベンジ要素（人類に守るべき価値があるかについて）があったが、そのリベンジ達成した時点でキラの物語は完全に終わってるからな
そもそも、種死自体シンが絶対に負けないといけないストーリーである以上誰かがラスボスの議長撃たないといけないからって引っ張り出されたようなもんだから、>>7980の言ってるようにキラ自体の掘り下げが浅い
クルーゼ戦で「人類に守る価値はないが、大切な人たちはいる」って結論で落ち着いたのに、種死終盤で脈絡なく「人は夢（欲）があるからこそ人たり得る」と、無印時代にその夢のせいで散々な目に合ったにもかかわらず何かを悟ったような考えに至ってたからな
「クルーゼへのリベンジ」という要素が無ければ「DPによって大切な人たちが犠牲になるから」というクルーゼ戦と同様の理由で議長と戦えたが、クルーゼへのリベンジとして戦うのなら人類の夢を肯定する考えに至る必要があったんだが、キラの視点だとその考えに行き着けない経験ばかり

夢に関しては明日がほしいってことじゃない？
アスランが合流した後にいろいろあったけど生きてたから、また君と話せるとか言ってたしな
議長も全部諦めようと言ってたんだし、明日がほしいキラにとっては受け入れられんよな
ステラも明日ってワード使ってたし、無印最終回のタイトルも終わらない明日へだし制作はかなり明日って言葉を意識してるんだろうね
SEEDって作品にとっては終わらない明日が一番の希望なのかな？

名前のキラもキラーから来てるぽいよな。
ライバルのアスランは明日に向かって走る即ち
こっちは生の意味合いで対照的て設定にしてそう。

>>7984
キラ視点だとなんで「明日が欲しい」に至ったのかがよく分からないって話
無印までの「終わらない明日」って恐らく希望とかじゃなくクルーゼの滅亡計画阻止した結果「地獄（明日）は終わらないよ。でもその中を生きることが戦いだよね、死ぬのは逃げだぞ」ってクソみたいな話で、種死でそんな地獄の中に明確な希望というか、地獄を生きる意味・地獄の中で戦い続ける意味がはっきりした感じなんだが、キラが明日に希望を見出したまでの経緯がどうにも不明瞭
主要キャラの中だと、本人は諦めてキラと心中決めるつもりだったがレイがクローンで老い先短いが故に一番明日を欲しがってた感じする

>>7986
それでも守りたい世界の延長線上での明日なんじゃないの？
あと種って聖書から引用してるクルーゼの言い回しとかタイトルからも明らかに最後の審判を意識してたけど、その終末が棄却されて明日に繋がっていく形としての希望には描かれているように感じたが（救いとしての終末ではなくて、業の報いとしての結末だったのは黙示文学とは違ったけど）

>>7983
DPって要するに「人殺しの才能MAXなキラ君は戦士として戦って戦って戦って死んでください。命令です」って
キラの事を力しか見てないし、無印前半でキラが苦しんでた代物を全人類に強制して「これが幸せです」とするプランだから新たに掘り下げるまでもなく価値観が一致しないし
「このままだとどちらかの人種が滅びるまで戦う」という現実に「どちらの人種も滅びないで戦争が終わる」という夢で立ち向かったのが無印後半だから、夢=欲の力と変わっていき得るものとしての明日については実体験って事でいいんじゃないかな

>>7987
業の報いとは言っても「苦しむ事のない結末」としての終末だから
クルーゼの意図としては人類の安楽死的な部分が混じってるという意味では救いとしての終末であったはず
(憎しみと報いというだけなら「人類は苦しんで死ね」であって「まだ苦しみたいか」なんて終末で苦しみを無くしてやる理由がない)

>>7988
>>無印前半でキラが苦しんでた代物を全人類に強制して「これが幸せです」とするプラン
をキラの動機にすると、THE EDGEのアスランの言い分に近くなって、クルーゼに対する言い返しにならない気がするんだよなぁ
だから唐突でもクルーゼへのリベンジになる対立意見を用意した感が凄い
結局キラが無印終了段階で、クルーゼと違って滅んで当然とまでは思ってないまでも人類に絶望してるってのがネック
あれだけのバカ騒ぎを繰り広げたたった2年後の種死でも相変わらずだった人類を一応最前線で見てきて、どうして人類が変わっていけると思ったのかが本当に疑問
形はどうであれ、人の良心を信じようとしてるカガリやラクスが言うならまだ分かるが

>>7989
三隻同盟の構成員の内オーブ組(とラクス)以外は人種を理由に殺し合ってた人達で
「審判も居ない戦争をどちらかが滅びるまで続ける」代わりに「実際に手を取り合って戦争を止めに行く」所まで行けた、というのは
今はそうではない人達もやがていつかは変わるかもしれない、と(淡い)希望を抱く理由にはならないかな

その「やがていつかは」という希望を抱ける出来事の有無こそがキラとクルーゼの見解を分けた部分だろうし
人類全般どころでなく絶望している対象に自分(戦後すぐとか生きてる理由が見いだせないレベル)の存在がある以上
「人類が変われる訳がない」なんて言った瞬間に"もっと度し難い自分"も変われないから死ぬ他無くなるって話じゃない？

人類が変わっていけると思えたのは
フレイとの事があったからじゃないかな
彼女最初はコーディネーターの事を嫌悪してたけど
段々変わっていったじゃないか

それはどうかな フレイがキラに心を動かされてたのは事実だけどフレイは本当の想いをキラに伝えることなく死んじゃったから
闇を見すぎてきたクルーゼと違って、途中までは普通の子どもとして過ごせたのも大きいんだろうな
戦争に巻き込まれてきてからもアスランと和解は出来たし、変わっていけると感じられる部分はあったんだろうけど
あとはキラの出会ってきた大人たちかね（AA組とか虎とかウズミ）

子供と言えばマルキオ導師の孤児院の子供とか
戦火に焼き出された子が「ザフト兵であるアスラン」を蹴ったりしてたけど
アスランがしばらく出入りしてたのを思うとアスランを含めて全員変わってくのを見ててよさげ

そういう意味で孤児院のお兄さんやってた部分はクローズアップしたいっちゃしたいけど
そこクローズアップされると死ぬまで戦士やりそうなテレビ本編以降がなおの事重くなるっていう……

キラも自分に言い寄ってきたフレイの真意をなんとなく察してそうだし、肝心のフレイは改心する前にアークエンジェルを離れちゃったからなあ

>>7994
オーブに着いた時のかわいそうなのはあんたでしょでもう利用するだけじゃいられなくなってるのがキラにも伝わってる
フレイはキラに謝る前に死んじゃったから、そのフレイの想いを知ることはなかったしキラにとってフレイを傷つけた罪悪感ばかりが残ってるんだろうけど

ちょっと気になったんだけど、キラってラクスと付き合うことに関してアスランに何か言った？
婚約破棄後+お互い色々手一杯とはいえ、仮にも一緒になること既定路線だった子と親友がデキてるのは、本人もカガリといい感じだったから良いけど第二のサイみたくなってもおかしくなかった気がする

何も言ってなかったと思うけどスタッフの発言を見るに
恋愛関係じゃなくて同志的な繋がりなんじゃないかな
ラクスの片思いとかも言ってた気がする

アスランと合流後なんて、誰それと惚れた付き合ったなんて話をする空気じゃないし、描写外でやったんじゃない

ゲスいこと言うと、キラとラクスがベッドインするビジョンが湧かなすぎる。ついでにアスランとカガリも

ラクスがキラを求めるのはまだありそうだけども
キラは性欲を感じ得るとしてもフレイの件があるからフラッシュバック他でそういう方向に行くのは無理になってそうで
仮に「無理ではない」としてもあくまでラクスの求めに応じる、とかそういう形でしか関係を持ちそうには無いイメージ

まあ仮に断りを入れるならラクスが入れるのであって、キラが積極的に何かする様な形での破局ではないと思う

個人的にはキラとラクスにあんまりそこまで深い恋愛的な物ってあんまり感じないんだよな

もちろん相思相愛なんだろうけど、SEEDでの２人の会話シーンを思うと人として惹かれ合ってるって印象が強い

多分キラがコーディネイターという優れた能力者として見られてきた描写が沢山あったからそう感じるのかも

>>7996
一応カガリにそれを心配されて「俺は馬鹿だから」と言ってるから、見限られたことには納得してるぞ
それに対するカガリの「ああ。今気づいただけいいじゃないか」はお前ホント容赦ないなと思ったが

SEEDの恋愛事情で言えば、アスランはカガリに熱烈アプローチかけてたが、キラはフレイもラクスも結構積極的だったから殆ど受け身だったな

キラ視点だとラクスは「自分の我儘を聞いて機体を渡したばかりに父親を失った可哀そうな女の子」だから罪悪感と責任感で付き合ってる感
さらに、種死でラクスが宇宙に行く時に付いていこうとする＝AAやオーブよりもラクスを優先する選択をするくらいには過保護で、何というか守れなかったフレイの代わりにしてる節があって、そう考えるとラクスは可哀そうだなと思う

ラクス視点でも
ラクス自体がスーパーウーマンだからキラにフリーダム提供できるんだけど
ラクス自体がスーパーウーマンだからラクスの命が狙われる流れになるんで
キラに戦いの手段と戦いの理由を両方同時に提供してる面がある
そういうのも含めて福田が言ってた「恋愛感情以外に互いに罪悪感」
って落としどころなんだろう
キラ視点だとミーアの件とかシーゲル死亡あたりが罪悪感
ラクスにあってフレイにない要素は
↑のフリーダム提供できる強キャラ設定と
あとは無印のメンデルバレイベント後に、
自分（キラ）の存在全肯定してくれる会話シーン挟めたかどうか
（たぶん生きてもう一度会話できてたら、フレイも肯定してくれたろうけど）
やっぱキラの力求める理由や、恋愛感情って
目の前でイザークに幼女ぶっ殺されたあたりから派生する
エゴとか意地とかの色も強い気がする

「気持ちだけで一体何が守れるって言うんだ」という言葉自体は真実だから
無印アフターから襲撃まで力を手放して居られた事の方が割と奇跡的だったり
(「力なんて必要のない世界」という優しい夢に浸ってた様な生活)

>>8004
ラクスはじめ周りの人達の努力の産物だったんだろうな
息子が突然他国の軍人になった上、半分廃人になって帰ってきて世話することになったキラママ可哀そう

劇場版SEED。
キラを含めて人間関係とか人物の雰囲気とかスパロボとかのゲーム媒体を参考にされてそう。

監督は続投だろうし脚本家も本編や公式の関連書籍（3×2冊出たガイドブックとか）見直すだろうから無いと思うけどなぁ
二次創作を真に受けて本編の続き作るとか本業のクリエイターとして失格もの

というか脚本は両澤さんが生前書きあげてるそうなので
2次創作云々の心配はないと思う
https://twitter.com/fukuda320/status/1399212814560944130

オーブ一国賄える程のOS特許とか正直准将でも階級足りないんじゃないのとも思えるな

たぶん名目上は元三隻同盟組艦隊の(比較的小規模な艦隊の)艦隊司令官扱いなんじゃないかな
(実務はラクスなりバルトフェルドなりがやってたんだろうけども)

ついでにカガリの実弟という(オーブ的な"家"価値観だと案外意味の薄い)血縁カードで対外的に「オーブは元首の家族を最前線に送り込むくらいに意欲を持っている」とアピールできるのもおいしいし
下手な人間に「階級が上だから言う事聞け」言われて何かさせるには色々ヤバい能力なのを避けるのと合わせて
一石何鳥にもなる階級設定だけど・お飾りに使っても困らない程度には低めの階級、みたいな