ニコニコ大百科

なにやら荒れているようだな
事の発端は　
ID: j9/zLu6kSJ　の　>>264
>この艦だけステルス性能高くても意味ないと思うんだけど将来的に艦隊規模でステルスする方向なのかな？
>レーダーは欺瞞できても人工衛星から航跡で当たりをつけて
>直接光学的に映像でバレそうなもんだけど
の発言のようだが、艦船のような動くものに対する観測は人工衛星は向かない上に、そもそも｢光学｣（赤外線含む）は、雨や曇りに弱いのだ。
熱帯低気圧の下や濃霧の中の船の航跡を人工衛星から光学的に観測しようとした時の難しさを考えてみて欲しい。
様々な理由から人工衛星でズムウォルト他の軍事船舶のステルス性が陳腐化するようなことは当面あり得ないだろう。

次に、ID: aHEshmjf5I　が　>>269
>滞空通信網計画を転用した成層圏プラットフォームによる
>恒常監視網とかありなら全天光学監視も可能だが
と発言して議論がズレたようだ。
>>264の人工衛星とはだいぶ技術面で異なるが、
成層圏飛行船のようなもので光学観測した場合でも、海上表面の天候に左右されるという意味ではあまり変わらない。（熱帯低気圧の下の船の航跡が……以下略）

まあ、研究予算を投入することに異論はないが、そもそもの>>264の発言
>この艦だけステルス性能高くても意味ないと思うんだけど将来的に艦隊規模でステルスする方向なのかな？

に対して、まだ実現性すら怪しい成層圏プラットフォームを持ち出すのはスレ違いというか、不毛な議論にしかならないだろう。
ズムウォルトのステルス性の軍事的な価値は将来の｢成層圏プラットフォーム｣を持ち出したところで揺らぐまい。

次に、ID: eSC7Dw3L5Hが>>281で
>ISSから見えるって聞いた気がするけど
と書いて人工衛星の話をしたようだが、ISSから｢見える｣ことと、軍事衛星から実用的なレベルで偵察可能なことは違う。
ただ、>>284の
>予算とか言って議論止めたらドレッドノートは作れないぜ
には大いに同意だ。
米議会が予算を組んで技術推進することに期待するべきだな。
ただ、ズムウォルト他ステルス艦の軍事的価値は当面揺るがないだろう。

というわけで、ズムウォルトほかステルス艦のステルス性、という軍事的価値を、人工衛星の光学観測や成層圏プラットフォームの構想ゆえに否定できるかと考えれば、｢否定できない｣＝ステルス艦のステルス性の価値は揺るがない、となる。
なぜなら、人工衛星の光学観測には根本的に欠点が多すぎる上に、成層圏プラットフォームの実現性もあやふやすぎるからだ。
よって、議論の流れを見ると、ID: 3XzhwVj+htに分があるように見える。

現行のステルス技術を突破するために不可欠なのは情報の多重化とそれを解析する技術なんだよね
様々な手段で様々な地点から観測するための物理的な目の数、それを処理できる頭脳役をどう用意するかが重要

その手段として成層圏プラットフォームは期待できるものなんだがなあ
それこそ人類文明全体が停滞でもしない限り必要な技術は勝手に揃っていくイージーモード
あと俺は全球光学観測の手段として成層圏プラットフォームを話題に挙げただけ
成層圏プラットフォームで本格的な索敵を行うなら電波光波複合でやるのは大前提だろう
やっと指摘してくれた気象環境に対する光学観測の脆弱性を考えれば当然のこと、というか今の今まで一番指摘しやすい問題点が指摘されなかったことに驚く

全球光学観測とか言ってるのに赤外線不使用で雲も見透かせない仕様を想定していたことにこちらは驚いているよ。

広義の光学に従うならそうだがID: sF8eYSVboSが指摘したのは完全な可視光域における、ようは狭義のそれだろう
そもそもプラットフォームの展望に学術ないし商業的な地球観測が入っていて、衛星システムの代替を目指すものが想定していないはずがあるかと
なおペイロードと発電能力の(ry

ここまで考えて思ったが、単一の大型機体よりもAトレインみたいに分業化した方がいいのか、これ

だからそっちに話題を膨らませたいんなら該当する記事にだな。それか飛行船とかUAVの記事。

佐世保に配備予定らしいが、果たして何に使うんだろうか？

彼処にはボノム・リシャールやグリーン・ベイ、ジャーマンタウン、トーテュガと言った揚陸艦ばっかだが、ズムウォルトを揚陸指揮艦か何かに使う気なのかね、SMCで艦隊指揮を執りつつ、前線からの要請でAGSとトマホークによる対地支援を行う感じの。

まぁ少なくとも、既存のブルー・リッジ級よりは各段に高い個艦防空能力とステルス性を持ってるから、指揮艦にはもってこいなのかもしれん

>>309
ソースある？マジなら見に行かなくちゃ……

やっぱ、良くも悪くも「新技術を実現させる冒険」は英国面や独国面のような粘着性がひつようで、単細胞の米国面単独では難しいのだろうな。

アメリカが実現した新兵器は、大抵が英独どちらかの外人or亡命者が大きく関わってるし。

>>311
何言っても無駄だろうけど、一度は海外資料を自己翻訳して調べるといいよ。
日本人のミリオタは、自国マンセーして海外資料を珍兵器失敗兵器でもない限り、目を向けようとしないから無駄だろうけど。

ちなみに、ズムウォルトは開発１年目で暗雲立ち込めてたからなあ・・・
でも新技術だからやってみる価値はあるぞ！とか企業が大々的に宣伝したっていう。
企業のプライドと予算の為に権力振りかざして無理やり開発しました！って資本家のマネーゲームだった時点で新技術とかそんなんじゃなく破綻してたんだよ。
だからこの結果は、必然だし今回の大失敗で横暴な資本家共が少しはおとなしくなるのが最大の成果だって言われてるけどな。

マネーゲーム丸出しでもA-10のような名兵器が産まれることはあるんやで。

デザインが屋形船っぽい

この船自体は駄目っぽいけど
技術はいずれ何らかの形で活用されるから（震え声）

ステルス性の高い船体はとりあえず成功要素といえるのでは？
それともこれも何か重大な欠陥抱えてるのかしら

https://www.defensenews.com/naval/2018/02/15/its-official-the-navys-new-stealth-destroyers-will-be-ship-killers/?utm_source=Twitter&utm_medium=Socialflow

ズムウォルトにsm-6運用能力を付加することで、
広域防空能力と弾道弾迎撃能力を与える計画に予算が下りたようだ。

本来の姿であるAN/SPY-4の追加によるデュアルバンドレーダー搭載計画が見当たらないのは残念だが、少なくともsm-6運用でマシにはなるだろう。

F35も昔はいろいろ言われてたから｛震え声

しっかし高いなぁ建造数の低下で５０００億どころか９０００億円になってるし運用コスト考えると一隻で１兆超すね…
ドレッドノート級みたいに革新的だけど反動もドレッドノートよろしく計画見直し不可避だと思う

ドレッドノートは既存の技術のより効率的な運用法を編み出した点で画期的。

対してズムウォルトは順当に機能を拡大した戦艦大和みたいな船であるからして。革新性では及ばん。

今更捨てるのは勿体なさすぎるし、運用期間通じて暫時アップデートしてくんだろうな
イージスシステムだってベースライン1とベースライン9じゃ別もんになってるし
もしかしたらそのうち当初予定していた性能に到達できるかもしれない(希望的観測)

>>314
屋形船ってｗｗ

>>316
ごっちゃごっちゃと甲板構造物を増設してるせいでそのステルス性すら失われてるんやで・・・

>>322
>ステルス性すら失われてる
https://www.flickr.com/photos/131301995@N02/27982338237/
↑
今おこなわれているこのレーダー等取り付けのことなら
要求性能上の反射面積的にはまったく問題ないようだよ
全て以前出ていた改善計画の予定通りだし

まるでどこぞの採算度外視のアニメ監督のようだw
(これも予算使い過ぎて途中降板・打ち切り多い)
しっかりしたコスト管理者がいて、常にブレーキかけてないと
あっという間にプロジェクト破綻するいい例だな。

馬鹿にすべきではない。
海軍の予算が潤沢な同盟国がこういう実験的な試みをしてくれるのは非常に助かる。
要素技術には使えるものがあるかもだし、それがなくても失敗そのものから学ぶことも多い。
我々はこういう失敗を見て使えそうなアイデアは取り入れつつコンサバな建艦をすればいい。

こっちの30FFMなんかもLCS失敗の教訓を受けて作る前に修正できたりしたね

ズムウォルトは詰め込み過ぎが一番の失敗理由だろうけど、削るとしたらどこを削ればよかったのかね？

「巡洋艦以上の船体と高度なC4I、潜水艦並みの隠密性を持つモニター艦」という、超音波メスでステーキを喰うようなコンセプトがそもそも海軍が予算分捕るための苦し紛れの代物だった(後知恵)

…艦砲が一基だけだったらどうだったんだろうね。

如何にも未来の水上戦闘艦という外見でかっこよかったんだがなぁ
ロシアのリデル級の外見も好きだけど

「最近の戦闘艦としては珍しく被弾を意識した設計。」とても大切なことだと思う。