ニコニコ大百科

字面がカッコ良すぎるのが悪い

>>505
元首に次ぐ権力者が一騎当千の化け物を何匹も連れ立って庶民の味方をしてくれるって話がDEMでなくてなんなんだよ

リアル志向なら証拠を耳揃えて突きつけたところで助さん格さんごと皆殺しにされてるよ

なんの伏線もなく唐突に出てきた絶対的な力が解決だからな

正義の勇者が悪を倒してめでたしめでたしみたいな話はDEMに入らんてばよ

もっとややこしい状況で悲劇が回避できないときに唐突に現れた神の思し召しで仇敵が許しあったり四角関係が整理されてカップル2組成立したり
複雑に絡み合った人間関係のリセットボタンみたいに動くのがDEM

力による解決は誰かの排除になるがそれでは悲劇にしかならないときに使われる
倒して後腐れのない悪党がいてそいつ倒せばめでたしめでたしならDEMの出る幕はない、普通に正義の味方を出せばいい

>>512
設定がご都合主義かどうかとデウスエクスマキナか否かとは別の話で無関係。
例えば、物語においてそれまで物語に全く存在していなかった黄門様が最後に唐突に登場して解決したらデウスエクスマキナだが、水戸黄門はそのような内容ではない
第一に水戸黄門を見ている視聴者には最初からその存在が明示されてる。
また、ストーリーも一貫して黄門さまご一行がいかに被害者を救い加害者を懲らしめるかが描かれ、証拠を集めて裁きを受けさせている
欠片もデウスエクスマキナの要素がない。

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ただの舞台装置をキャラクターとして魅力的に描けるかは結構作家の腕が問われそう
そのままでは喋る背景であり設定でしかないものになってしまう

「その時、とつじょゾロリたちがらんにゅうし、おならでぜんぶかいけつしてくれちゃいました」

「そしたら沢田のアニキが1人でその場所に行ってなァ ロケットランチャーをぶっ放してその建物を木端みじんにしてもうたんじゃ」

物語の最後をこれに置き換えても違和感ない作品は大体デウスエクスマキナ

ずんだホライずんはデウス・エクス・マキナの例として非常にわかりやすい。

超展開への伏線が全くないわけではなかったんだけどね
>>so43167911

ポンと出てババーンとやってくれる戯曲時代から
こいつ一人で良いんじゃねに進化したとも言える役

｢神様｣の神託に従って王様になるための大冒険をしました

冒険の結果、王様になりました

その冒険の中で、｢別の神様｣の逆鱗に触れて殺されました

殺された事を不憫に思った｢神様｣に星座にして貰いました

めでたしめでたし

の｢場面転換の為にご都合主義で出てくる神様｣の事で
｢神様を表現するのに羽根や後光等を機械で表現｣したことからご都合主義を｢機械仕掛けの神様｣と呼ぶようになった　と

水戸黄門におけるデウスエクスマキナは水戸光圀ではなく一条三位すら黙らせる左大臣

格下の公家を黙らせる公家は理不尽な展開のためだけの説得力もクソもない存在とは思えないけど
脳死でこの言葉を連呼する人多いよね

>>510
あの手のはデウスエクスマキナを機械の裏から描くパターンじゃないかな
説明付けがされるのだから作品自体はデウスエクスマキナでもその亜種でもなくなる訳だが、作劇の発想としては作中人物視点ではデウスエクスマキナにしか見えない存在を主人公にしたらって流れだろうから派生モノではあると思う

関連項目にコンバトラーVは無いのか……あれこそデウス・エクス・マキナの代名詞だろうに

解決役は神様ではないが、シェークスピアの「間違いの喜劇」はもろデウスエクスマキナ落ち。
（生き別れになってた双子の入れ違いで騒動が起きて裁判沙汰になるが、たまたまそこに尼僧院長という偉い人として母親が現れて双子を見分けて無罪放免となる）

デウスエクスマキナの好例で
特捜隊の努力や調査、戦術、犠牲があっても「それでも無理！」という段階でウルトラマンが来て解決。
でも元々ウルトラマンが主役だから誰も文句言わない

この流れがデウスエクスマキナって説明受けて
本当の意味理解できた

更に言うと元々1時間強でオチをつける大怪獣映画を20分ちょいで強制的にオチをつける存在なんでメタ的にもだいぶデウス・エクス・マキナ

最近ではサプライズ忍者理論がわかりやすいかもしれない。がまあダメな例側だけど

RX-78-2が仲間入りしそうです・・・。

「何の伏線もなく」なんて定義も「悲劇じゃなきゃいけない」なんて定義もないがな

大衆演劇にノれなかった評論家気取りの賢人が、人々の盛り上がりにどうにかして水を差してやろうと生み出したのがデウス・エクス・マキナという言葉ってだけだからまともに論じるだけムダ

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あと「伏線」についてその作品の内在する要素だけで論じるのもナンセンスだ
時代背景や宗教観によってその時々の当たり前は異なる

『すずめの戸締まり』なんかはいい例だろう
あの作品の展開は日本の宗教観と震災の記憶ありきで、そうした文化的時代的な前提を踏まえなきゃ超展開だらけ

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