ニコニコ大百科

具体性のない暴言だけでは君の方が意味不明に暴れてる人間にしか見えんぞ

少なくともまどかマギカはそういう物じゃないだろ。
デウス・エクス・マキナってのはそれまで軸になっていたものを放棄して突如現れた存在が勝手に解決すると言った物であって、
物語全体を通した軸の存在として、偶然でなく備わった強大な力で、最終的にどんな願いを叶えるか自らで結論を見出したまどかとは全く以て異なるぞ。
こんな的外れな例を挙げて悪いもんじゃないなんてちゃんちゃらおかしいし考えを改めて欲しい。

ただ単に突拍子のなかった展開だけザッと並べて総ツッコミ喰らうくらいならまだ可愛いものだがな。

>>482
それを「軸を放棄してない」と言うならDEMの大半だって軸は放棄してない
科学信仰全盛の現代からすれば、突然主が降臨なさるのはマカマカ不思議展開だが、当時は宗教観が全然違うのだから

悲劇に苦しんだ登場人物に神の手が差し伸べられるのは、ゾンビものの締めにヘリコプターが降りてくるのと同じぐらい筋が通ってるわけ

だからその大半の放棄してないものはデウス・エクス・マキナに該当してないって言ってんだよ。
ただ単に神が出ることがそのまま機械仕掛けって言う訳無えだろうが。

デウス・エクス・マキナのことも、
魔法少女まどか☆マギカのことも、
軸を放棄してない多くの作品のことも、
お前は全部誤解してんだよ。

>>484
俺流DEM論を押し付けられても困るね

そもそもDEMというのは当時の商業作品で一定の支持を受けていた手法なわけで、何もかもぶん投げて宇宙の彼方に飛んでいくようなやり方であるわけがないんだが

>>485
なお「宇宙の彼方に〜」という意味はぶん投げることを比喩した誇張表現であって、「あとしまつ」を揶揄したつもりはないので、誤解しないでほしい

「ちょっと待って誰だお前！？」がDEMだからねぇ。ある意味夢オチや爆破オチみたいなもん。

読んで字の如く「最後に最強の神が出て来て話を終わらせる展開」と、概念である「伏線なく最強の何がを出して話を無理矢理終わらせる手法」を混同してはいけない

記事にもあるがまどマギはかなりいい例で、「この作品内での魔法少女の物理法則と、それに例外はないこと」を作中で描写していって、それを作中で全部見たまどかが「その条件なら、自分が全てを救う神になれるはずで、そうすれば解決する」と結論づけるという話

要するに作中の伏線を回収すると最後は必然的に神が出現する、という構造をしてる

>>488
それは可能性を用意しただけで必然性までは示せてない
みんな忘れてるけどさやか以外はみんな1ヶ月未満の付き合いだからね
ましてやそこから普遍的な人類愛にまで目覚めて世界の救世主になろうとするのは、いくらキュウべぇのビデオを見た後にしたって飛躍が過ぎる

その飛躍を可能にしているのは、結局誰の願いもちゃんと叶ってはいない皮肉さとか、一貫してほむらへの興味を煽る構成とか、一方で主人公という割にまどかの描写が薄めだとか、そういうメタ次元での工夫なわけ

ご指摘いただいた身で恐縮だけど、独自の解釈と結論ありきの理屈を展開して困らせてるのはID: uPhNFeBLfrの方。
まず、中学生のまどかからすれば自分のやろうとすることがどれだけの自己犠牲かなんて実際になるまで漠然としか理解できないし、
魔女化回避は中学生らしい屁理屈でそれを押し通せるだけの条件も整っていた。
客観的に見てもあの願いに至るまでのピースは物語の中できっちり揃えているし、
アルティメットの姿になるのも演出であって、願いを叶え続けることから逸脱した行為でもない。

これがわかってないならそれはもうデウス・エクス・マキナの話題でも俺流まどマギ論でもなく、ただの個人の感想にすぎないわけ。
まだやるならまどマギスレでやって。

ループする前の一般魔法少女の頃から町のみんなの為に身を犠牲にして戦う子が何でも叶えられるようになったらああなるのってそんなに飛躍してるか？
まどかに感情移入できないこととまどかの行動に伏線が無いことをごっちゃにしてるでしょ

> 自分のやろうとすることがどれだけの自己犠牲かなんて実際になるまで漠然としか理解できない

>町のみんなの為に身を犠牲にして戦う子

とこのように見た人間の間でも解釈の相違が発生するし、なんならスタッフ間の間でも見解が統一されてないぐらい、筋立てに隙間があるわけで

貧者の薔薇はデウスエクスマキナのかなり上手い活用例だと思う

ゼンカイジャーの自称神

「機械仕掛け」の神だからか

>>492
町のみんなの為に身を犠牲にして戦う事と、あの願いを叶える事でどの程度の自己犠牲になるか漠然としか理解できない事は矛盾してなくね？
理解してようがしてまいが元々犠牲を厭わず戦う子だったからああいう内容を願った訳で

>>496
「犠牲の程度をわかってない」キャラ造形は「犠牲を厭わない」と合体させたら死んでしまうので、この二つは作劇的に矛盾する

肉細工仕掛けの神（作者）

>>497
横からだが、それは自己犠牲(理想)と自己犠牲(現実)との認識のギャップで収まる話だから、別に作劇手法としての矛盾にはならないと思うが？

>>499
矛盾だよ
手榴弾に覆いかぶさって命と引き換えに仲間を救えばそれは英雄譚だが、「実は彼は死ぬほどとは思ってなかったのです」となったらブラックジョークになっちまうだろ

>>500
逆に言えば、ブラックジョークの枠に含めていいなら矛盾しないってことになるわけか
ってか、シリアス物でも「まさか本当にこんなことになるとは思ってなかったんだよ…」とか言いながら死んでいくやつはいくらでもいるだろ

アニポケのキテルグマが所謂オチ担当だったね、サンムーンのロケット団は今までのシリーズとは桁違いの戦力手に入れて今まで負けっぱなしだったのに勝ってしまう事もあったほどだけど、ロケット団がサトシに勝ってしまってもダメなので勝っても負けても引き分けにしてくれる存在だったね

サンムーンのロケット団はキテルグマの抑止力があるから勝てそうでも勝ちきれないとはいえ作戦成功率が非常に高く戦果は挙げまくったんだよなあ

最近だとずんだホライずんが最もわかりやすい事例かもね。
あとは時代劇の水戸黄門の印籠や、遠山の金さんの桜吹雪の刺青も…

>>503
メインヒロインが悲劇の死を遂げた瞬間に復活、
今まで一切存在が示唆されてなかった神様に急に出て来て、悪役も神様の命令に従って和解。
確かに近年の作品では一番デウスエクスマキナだったな……

>>503
水戸黄門については>>405でかかれてる通りだし
証人を消したつもりで調子に乗ってた悪党が実は目の前にいる町奉行がその証人だと言われ狼狽するという流れなので
印籠や桜吹雪の力で事件を解決しているわけじゃないよ

そんな私にも理解のある彼くんがいます。

最後どのみちちゃぶ台返すにしても
作中にすでに暗躍してそのための布石も自前で用意してたとかのタイプは
よほどの後付じゃない限りデウス・エクス・マキナとはまた別のなにかのような気がする

ある種のマクガフィンが完全ノーマークからいきなり横槍で再起不能な不意打ちかましてきて
「いやお前何なんだよ!?」ってなるのが問題というか

打ち切り漫画の展開もある意味デウス・エクス・マキナなところはあるな
突然地震等の大災害が起きて全滅とか、大団円では無いが無理矢理話を終わらせているという点では同じ

なろうものの主人公も言ってしまえばあれはデウス・エクス・マキナを主人公にしたようなもので、過程の盛り上がり等は無くなんでもかんでもチートで解決してしまう

どちらに対しても言えるのは整合性をとったり、話を纏めるだけの頭が無いのに無理矢理盛り上げようとして風呂敷を広げるだけ広げようとするからこそ起きる弊害というところか
しっかりと整合性を考え、無理無く話を纏められれば名作になる作品も出てくるかもしれんのに

ワンパンマンのサイタマもある種デウスエクスマキナの亜種って事になるんかな

最後に唐突に出てくる奴ってニュアンスがあるから
サイタマはちょっと違う気が

単に鬼強いだけではデウスエクスマキナにはならんと思う