ニコニコ大百科

前期には高寺らしい緻密な設定と描写があった反面、ライダーが技を駆使して敵をやっつけるっていうヒーローものの根本的な部分が足りなかった
後期は細かい描写が薄れた反面、ド派手な必殺技で敵を倒すカタルシスが生まれた
しかし一話からずっと視てきた視聴者としては、その相反する方向性に適応できなかったんだろうな
全部承知した上で改めて視聴し直すと「作風は変わったけどどっちも面白くね？」っていう声が多くなるのはそのせい

スタッフ変わってからいきなり作風変わったから驚いたよ。でも最終回は良かった。個人的には前半のようなのをそのままやって欲しかったけど予算が高いから変わったんだと思う。

これ記事になってたんだねえ・・・気にしたことないや

>>178
あれ初稿だと弦太朗がすぐ気づいて一緒に逃亡するって話だったんですけどね
>>175の井上の話も関係あるけど、基本プロデューサー主体で話変わるんで

むしろ後半の方がクオリティ上がってキャラクターの厚みも増してたのに役者陣はなにやってたんだ？
あーもう響鬼なんてクソがライダーシリーズに連ねられることに怒りと悲しみしか感じないよ

年ごとの売り上げ見ればわかるけど、ディスクアニマルは「当時の小物玩具としては」売れてたのであって、年間の売り上げ自体は最低クラスなんだよなあ
で、最初の三匹リカラー乱発に飽きられて在庫の山

『語ろう555・剣・響鬼』によれば高寺Pも井上に感謝してるんだよな。
クウガの時もそうだが響鬼でも「井上さんが作品を守ってくれた」といってる。
だから本来は前半厨と後半厨の争いは不毛でしかないんだよなあ・・。

前半好きだけどライダーじゃなくていいよね感が半端なかった

実際ライダーとして作ってないしな
・視聴者に自分が見せたいものを作ろうと自分の芸術感性を押し付けてきた前半と
・前半を見た人を考えず商業的に修正したものを押し付けてきた後半
といったところ
個人的に「音撃戦士」が「仮面ライダー」になってしまったのも、後半の路線変更もスタッフにすべての責任があるわけじゃないから責められない、
が、決して繰り返してはいけない教訓ではあるな

前半のクオリティの高さは目を見張るものがあるがあのクオリティは仮面ライダーという看板掲げなかったらそれを作れるだけの予算降りなかっただろうし、仮面ライダーという看板を掲げちゃった以上ただ自分の作りたいものを好き勝手作るというわけにもいかないわけで、こういっちゃあなんだが企画段階でほぼ詰みだったとしか

高寺さんのためならいくらでも惜しまず出資しますよ！みたいな大金持ちのファンが後ろ盾になってくれれば違う展開が見られたのかもしれんが

成程なぁ
実は面白くてさ、ただ気持ちいい世界だなぁって響鬼見てて、有るところからいきなり見るペース落ちて自分でもよくわかんなかったんだけど、見終わってから色々見てたらまさにこの記事の部分だったんだよね

脚本とか一切気にしない人間でもこうなるんだなと驚いたぐらいだから、気にする人は苛烈な事も言うかもね

今になってギンガマンのリョウマと勇太の関係を見ていると「これを本筋にしたかったのかな」とか思っちゃうな

もう消えてるけど当時、白倉のブログにこんな記事があった。



よそ様のお子さんを預かってしまった以上は、実の子供以上に、大事に育てなければならない。
重体で運びこまれてきた子だ。まず健康を取り戻してくれないことには、
育てるも何もないが、なにしろ成人式まで時間がない。
生みの親も胸を張れるような、立派な成人式を迎えさせてやりたい。

本当は手術しないと完治しないし、せめて絶対安静にすべきだとだれもがいう。
それが正論なのだけど、夢を持ってる子なので、その夢を実現させてやりたいのだ。
治療と並行して、リハビリを始める強行軍。
ハードルは高い。後遺症も残る。子供自身の資質も微妙。
可能性は小さいだろうが、夢に挑む道だけは開いてやりたい。
医者でも教師でもない俺が、なぜその任を？　とも思う。でも、棄てられた子供に罪はない。

実の子供たちが、ピイピイ鳴いている。
心苦しいが仕方ない。
いったん人様の子を背負ったら、実の子を殺してその肉を食わせても、背負いつづけるものだから。

なんか特撮愛について色々認識し直せて、良い場だなここは
それぞれの意見の背景に、ちゃんと好きな作品が見え隠れするみたいだ

ウィザードのつまらなさを体験した今となっては
そりゃきだつよしは脚本書き直しさせられまくっても文句は言えねえような、と認識が改まった

当時中学生だったけど路線変更したことにも気づかず見てたな
まさかこんなことになってたなんて全然知らなかった

この記事を見てわかったことは大体白倉のせいだということだ(後のディケイドの無限ループもこいつのせいだし。でもアギト龍騎555電王はよかった)

まぁ平成1期批判で良く言われる無意味なライダーバトルが多い云々も
元々はアギトや龍騎で価値観のぶつかり合いが好きなスタッフが多かったから自然と生まれた概念だったのが
気づいたら「平成の名物」みたいな感じで毎回やらなきゃいけない感じになったから
井上ｶﾞｰ白倉Pｶﾞｰってよりそれこそマンネリって奴の仕業かと
(記事にある井上さんが前半の内容を支持してた云々もそれを理解してたからだろうし)
でも求める人がいるからマンネリが生まれるから難しい話だと思う(しかもそこに商業的な要素も絡むし)

>>197
どこ見たら白倉だけのせいに出来るんだ…まあ論調からしてアンチなんだろうけど
商業的には完全に失敗して、もっと酷い路線変更（明日夢を殺すかもう登場させないか）
を上から申し渡されたのを、最大限に説得してこの形に留めたのが白倉・井上両名だぞ？
言い方は悪いが敗戦処理の末にスケープゴートにされたようなもんだ

クウガでも似たような事態になってたところを鈴木武幸、白倉、井上に支えられての成功
作家性はともかく高寺にPとしての力量があったかは非常に疑わしい

>>199 197のものだが、そんな真実があったとはな。なんか申し訳ない。どうしても白倉は路線変更のイメージが強かったもんでね。

ていうかこの話ばかりではない。
ネットって相手の事情を考えず価値観を押し付けるやつ多すぎだろ。

正直、普通に見てる人は路線変更は言われなきゃ気がつかないレベルだと思う
せいぜい桐矢のキャラが濃いのと、響鬼達が街中で戦うようになったのが気になるくらいか

しかし競合相手を軒並みぶっ潰し毎年高い売り上げが約束された今となってはもうこんなことが起きる心配は絶対にない

そうでもない
確かに売り上げの平均が底上げされたのは確かだが、
当然会社側は今度はその数字を基準に諸々の計画を立てる
そこから予想を下回ったらテコ入れはあるよ

wikiとかだと「子供が受け入れなかった」ってあるけど本当にそうだったのか？当時子供だったけど前半の方が面白かったって思ってたし、少なくとも俺の周りの子供はOP変わってから観なくなったって奴ばかりだったんだけどな
作品のテーマそのものより、それを一貫しないことの方が子供は敏感だと思うんだけどねぇ

>>202
路線変更っていうより、明らかに作品が同タイトルの別物になったっていうのは感じた人多かったと思うぞ
桐矢がいきなり新キャラとして割り込んできたり、主観だけど落ち着いた雰囲気からやたらド派手な感じに変わったり、おまけにOP、EDが全替えされて違和感しかなかったからなぁ当時は

昔は「響鬼前半最高！後半で台無しに良した上層部はクソ！」って意見ばっかりだったけど最近では時間たって落ち着いたのとその辺の上の事情とか分かってきたのもあって同情的な意見も見るようになったな

平成ライダー見ててもそうなんだが、作り物って結局はやっぱりプロデューサー次第なんだろうなとここで再確認。
ガキの頃感じた路線変更の違和感は井上敏樹臭じゃなくて白倉P臭だったんだな。納得。

>>202
申し訳ないけど、リアルタイムで厨房だった身から言わせてもらうと、すげー強引であからさまな路線変更で「一体何があった！？」って感じだった。雰囲気が180°変わった感じ。
例えるならば、日常系だったのがなんの予告もなく唐突にバトル路線に変わった漫画のイメージ。
そんなに人間鈍くはないよ。

その場合は「白倉が担当したから」というより「高寺以外の人間が担当したから」なだけのような

でも響鬼(高寺)で落とした玩具の売り上げを上げたのはカブト(白倉)電王(白倉)だしキバ(武部)で落とした玩具の売り上げを上げたのはディケイド(白倉)だからどっち道白倉のおかげなんだよなぁ。

とにかくこれで平成初期のドラマ路線を突き詰めても子供には受けない、玩具は売れないってことがわかったから以降はドラマ要素は邪魔な存在となり徐々に排除されていくことになる
平成ライダーの転換点だと思う