ニコニコ大百科

当初に完璧な計画立てて、実際その通りに進めば完勝間違い無し。
しかし実際にやってみると敵の抵抗や地形・気象の影響で遅延発生。
更には当初の計画では有利な位置取りだったけど、諸々の影響で不利な突出部になってたのに気にせず計画通りに布陣。
こんな感じでボッコボコに負けたのが三帝会戦ロシア側だっけか。

作戦を厳守しつつレギュラーには各自の権限内で臨機応変に対応しろでいいんじゃないかな

その厳守すべき作戦内容（作戦目標）を教えてください

世界樹の迷宮5にこのセリフが出てきて噴いたｗ

>>64
直後の｢要するに行き当たりばったり｣って表現もパロディされててちょっと嬉しいねw

高度「な」柔軟性じゃなくて「の」なの？

TPPは高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処すれば特に不利益をこうむることはないからへーきへーき

>>66
おそらくは他に「低度の柔軟性」「中度の柔軟性」があるのでしょう
で、「低度の柔軟性」＝作戦でガチガチ、と

「何のために軍隊をだすのか？」
という質問に、
「攻め込めばビビると思うから」

「攻め込んだら（≒ビビらせたら）帰っていいの？」
という質問に
「攻め込んだ後はどうなるか、まだわからないから、決めないよ」

　ビビらせるのが目的じゃねぇの？　っていう。

>>56
旧日本軍の太平洋戦争中盤以降はこれと大差ないレベルじゃね？

ガ島に予想以上の敵が着たから急いで救援を送ろう
救援部隊の輸送艦がどんどん沈められて数が足りないから駆逐艦や潜水艦も輸送に使おう
ってやって米軍からぼろかすの評価受けてるし、そもそもの豪州孤立作戦が机上の空論みたいな作戦じゃないか

>>70
あれは色々深く面倒な話になるぞ・・・やめとけ。

首席じゃなくてもそれなりの頭があれば
もっと体裁くらいは整えられると思うんだけど

>>70
一応、そんな現実味のない作戦でも、「救援部隊を送る」というちゃんとした作戦目的は設定されてるのに、その目的すら設定してないフォークェ……。

「高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処してください」
「敵が全然出てこないし腹減ったから撤退しようず」
「それだけは絶対にダメーーー！」

言い出しっぺが臨機応変に対処してないんだから
どうしようもないよな。

これフォークが無能なのは勿論だが、それ以上に上層部がこの糞な作戦を止めなきゃならんだろ
頭がボケてるロボスはともかく、シトレやグリーンヒル、作戦主任参謀のコーネフ中将が制御せないかんやろ
ダゴンの敗戦の責任を負わされたインゴルシュタットと同じ臭いがする
まあどうも政府との私的なルートの存在が示唆されてるので、その関係からフォークの跳梁跋扈を許したのかもしれんな
そんでグリーンヒル大将が政府に失望してクーデターに走るという流れはどうだろう

ミュンツァーみたいに強烈に擁護した人が居なかったから、そのまま政・軍の高官や制度ひいては同盟そのものか被るべき汚名を丸かぶりして挙句本当に発狂したと？
ありえなくもないとは思うけど、個人的には（フォークの所業はそのままに）そのミュンツァーの弁論のごとく、跳梁を許した高官や組織全体の罪のせいだと思うな

何のスレだったか、末期同盟で閣内不一致が公然とまかり通ってたのを見るに「多数決こそが民主主義」みたいな（現代日本からすると間違ってる）認識が蔓延してた、みたいな説を見たんだよ
それみたいに、「文民統制」や「命令の服従」とかのあくまで原理原則に留まるべき認識が教条的を越えて神聖視に至ってたみたいな
軍からの提案段階ならともかく、一度政治家がGO出した作戦には軍は詳細を詰める程度で大きな変更や異論は許されないみたいな空気（あるいは明文化された制度）があったのかもしれない

>>76
文民統制がそこまで酷かったかというとそうでもないと思う
少なくともヤンとウランフは撤退を進言しビュコックも賛同
総司令官に意見を具申しようとしていたわけだけれど
ここで出しゃばったのがフォーク
そのフォークがぶっ倒れた後も昼寝していたロボス元帥
フォークやロボスが許可していれば帝国軍に攻撃される前に撤退できていたことを考えると
それなりの現場判断による行動は許されてたと思う
ただ、総司令官のロボスが事実上フォークの操り人形と化していたせいで周囲のまともな軍人の意見も通らず、撤退の進言も無意味に終わったと
ミュンツァーが見てたら匙に辞表を巻き付けて全力で投げるんだろうな
彼が皮肉で言っていた一介の参謀に権力が集中している状態に陥っていた軍隊が実在してしまったわけだし

>>77
まあ確かに皆無じゃないのは確かなんだけど、それが実際に不具合が切羽詰まるほど顕在化してからの上に、昼寝なんて理由で大人しく引き下がってるのは遅すぎ＆弱すぎに思えてしまうんだよね
理想を言えばフォークが演説ぶちかました会議か、遅くとも行動計画立案時あたりには作戦自体をまともな形にしておくべきだろうし、最悪でもロボスを叩き起こして即座に撤退を図らせなきゃいけなかったはず
それがなあなあのまま大敗戦まで行っちゃったかと考えると、とにかく上意に逆らい難い風潮ないし制度でもあったのかな、と
まあ先を知ってる読者ゆえの危機意識というのも少なからずあるだろうけど、それでも、と思わずにいられなかったわけ

無理に決まってるだろ脱糞しろ

>>78
＞とにかく上意に逆らい難い風潮ないし制度

原則、軍隊では上の命令に従うのが基本なんで軍隊である以上
そういう風潮や制度存在するのは仕方がない

功績を立てたとしても上官の命令に背いての行動の結果であった場合、罰せられるのが軍隊
なんで、ロボスが「敵襲以外で起こすな」って言えば従わざるを得ないのよ
周囲のロボスの評価が地に堕ちる事になるがね
帝国領侵攻作戦の総司令がロボスである以上ロボスの決定が優先される
グリーンヒル大将は即時撤退を求めたのにも関わらずロボスがアムリッツアで戦闘を決意した以上、ヤン達も従わざるを得ないわけだ

ちょっと話ずれるけど、アムリッツァの決戦自体はそこまで間違った判断でもないしな
実際、ビッテンフェルトがちょっと失敗しただけで、我に余剰兵力なしそこで戦死せよ……じゃなかった、帝国軍実はピンチ程度には善戦できてるし。指向性ゼッフルは、さすがに読めなくても責められない。
当初の目論見通り機雷源がキルヒアイス艦隊の進撃を阻み、その間に帝国主力に適度な打撃を与えた上で戦場離脱に成功できてれば、「帝国領の厚着を一部分だが引き剥がした」程度の評価は得られただろうし、後の帝国領再侵攻の教訓程度に着地できたかもしれん。高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に、ってのは、本来そういうことだろう。



……まあこの時点で5個艦隊位壊滅してるけど。

自分で疑問を呈して自分で回答する、斬新だな

>>80
いやそれ軍隊組織が硬直して腐ってる時だけだから
実戦的な軍隊は最終的に勝ちさえすれば独断専行命令違反越権行為何でもアリだよ
有名な所じゃネルソンとかロンメルとか盛大に命令違反を犯して大勝利を収めて出世してる
現代でもアメリカ軍じゃ上官が明らかに指揮能力が無いと思える場合、部下達が協議の上で指揮権を取り上げる行為を軍規で認めてる場合もあるし、前線が崩壊寸前まで来てるのに昼寝してる司令官を起こす事すら出来ない同盟軍はかなり軍隊組織としての質が悪いと言わざるを得ないな…

どうして弾劾者ミュンツァーの拡張高い弁護を生み出した田中先生が
その弁護すら台無しにする展開を書いてしまったのだろうか

「それは一個人に権限を集中させた組織それ自体の罪である。組織の罪でないとすれば、一個人の無法な跋扈を放任した各分野の責任者の罪である。」
フォークは無能だが彼個人の無能さだけにアムリッツァ敗戦の全責任を押し付けてはいけないよ

実質何も言ってなくて草

軍部の腐敗とは、参謀が勝手に作戦を持ち込むことじゃない。
それは参謀個人の腐敗であるに過ぎない。
一介の参謀が専横しても、それを批判できない状態を軍部の腐敗というんだ。

>>75
そもそも出兵を決めたのは政府でそこに自分の独自のルートでフォークが提出した案が大本なのでフォークが悪いのは明らかなんです
そのフォーク案の元での裁量が軍部の仕事みたいなので後はどこにどの艦隊を派遣するか程度のことしかできないと思われます
実際クーデター後のイゼルローン防衛に置いてビュコックが艦隊を出撃させるのを国防委員長の許可が下りないから出せないという話もあります

政府閣僚は全員辞任、シトレも辞任、ロボスも責任は取らされてるし、グリーンヒルもキャゼルヌも左遷されてるのでフォークだけが責任を取ったわけですらないです

国防の最高責任者なはずのトリューニヒト委員長だけが何故か責任とってないけどな。
反対したってだけなら、シトレも反対してたはずだが……

トリューニヒトも責任取って辞表を出してるよ
あの時点では、あくまで翌年の選挙までの暫定政権の首班として残ることになっただけ