なぞかけとは (ナゾカケとは) [単語記事]

なぞかけ（謎掛け）とは、一種の言葉遊びである。「なぞかけ問答」とも。

謎を問いかけその言葉を当てたり、上手な言い回しを考える遊び。

概要

江戸時代ぐらいには既に存在していて、現代でも寄席の最後の演目である大喜利などにおいて、落語家などがしばしば行う余興の1つである。

また、上記以外の一般用語として「謎を問い掛ける」という意味でも使われる。

なぞかけ問答

基本的な形式は、「○○とかけて△△と解く。その心は□□」である。
司会者などがいる場合では、以下のようなやりとりを取る。
A：「○○とかけて何と解く？」
B：「○○とかけまして、△△と解きます」
A：「○○とかけて△△と解く。その心は？」
B：「□□」

○○と△△は一見何の関係も無さそうなものを挙げるが、しかし○○と△△は共に「□□」という共通点があるという事を提示する。
共通点の□□は一般的には思い付かないような意外性のあるものや、駄洒落などが用いられる。
言葉遊びとして同音異義語や漢字表記をうまく絡めるなど、高い教養やユーモアセンスが求められる。

例）3代目三遊亭遊朝の作
　「ミニスカート」とかけて、「結婚式のスピーチ」と解く。その心は「短いほど喜ばれる」。

掲示板の作品の一部

表現修正しているものあります。ドラッグで反転。

とかけまして	ととく	そのこころは
ニコニコ動画	小学校	どちらもきゅうしょく（給食・求職）が多いでしょう
本部の問題	果物のロシアンルーレット	どちらもしぶがき（渋柿・支部が気）を使うでしょう
2ラウンド目	行列の一番うしろ	どちらもまだまだ先は長いでしょう
ハロウィン	自転車	どちらもこがない（子がない・漕がない）と進みません
秋	薬	どちらもこうよう（紅葉・効用）があるでしょう
生放送	おかあさんといっしょ	また、ポロリがでるかもしれません
恐竜	打楽器のばち	どちらもたいこ（太古・太鼓）にあるものでしょう
自転車	都心の朝の電車	どちらも下りがとても楽そうです
仕事	宝石	どちらもしゃいん（社員・SHINE）が大切でしょう
忘年会	主人公	どちらもしゅえん（酒宴・主演）でしょう
ウイスキー	魚の一種	どちらもさけ（酒・鮭）でしょう
年賀状	山での遭難	どちらもへりくだる（謙る・ヘリ下る）でしょう
チョコレート	青春時代	どちらも大人になってほろ苦さの味わいに気付きます
青春時代	赤穂浪士	どちらもちゅう（チュー・誅）したいでしょう
雪	下手な漫才師	どちらも急にふられる（振られる・降られる）と対応できません
さつまいも	テストの採点	どちらも甘い方が喜ばれます
節分	素振り練習を重ねた掌	どちらもマメがつきものでしょう
雪解け	若手お笑い芸人	どちらも滑って落ちてくると危ないでしょう
鍋	人	どちらも中身が重要です
財布	尻軽女	どちらも落としやすいでしょう
じょうろ	横槍	どちらも水を差すでしょう
時計	女性の肌	どちらもハリ（針・張り）が重要です
ポップコーン	ある魚の食事	どちらもえいがかん（映画館・エイが噛ん）で食べたりするでしょう
博物館	目の見えない人	どちらもてんじ（展示・点字）がないと困ります。
夕食	朝三暮四	どちらも晩餐会になるでしょう
桜	湿布	どちらもはる（春・貼る）でしょう。
豆腐	試験の点数	どちらも上手く取れないと落ちてしまうでしょう
花	日光	どちらも滝（廉太郎の曲・滝の多さ）が有名です
藤	歯	どちらもしか（歯科・紫花）がきれいにしてくれるでしょう
春	ザルな警備	どちらもしんにゅう（新入・侵入）が目立ちます
海	ストレスのたまった人の胃	どちらもかいよう（海洋・潰瘍）が広がっているでしょう
台風	血液型	どちらにもおおがた（O型・大型）があります
時計	政府や企業の公式発表	どちらも正確さが大切です
妖怪	卵黄だけ腐った卵	どちらもきみ（気味・黄身）が悪いでしょう
雷	欲張り	どちらも金にひかれるでしょう
コンビニ	祭りの金魚	どちらもかいたく（買いたく・飼いたく）なるでしょう
扇風機	囲碁	どちらもはね（羽・跳ね）が大事でしょう
傘	賞味期限切れのお菓子	あめ（雨・飴）にあたらない（当たらない・中らない）ようにしましょう
カタツムリ	過保護な親の子	どちらも構いすぎるとめ（目・芽）を出しません
虫歯	壊されたジグソーパズル	どちらもなおす（治す・直す）のが大変です