ケロロ軍曹とは (ケロログンソウとは) [単語記事]

ケロロ軍曹とは月刊少年エース連載中の吉崎観音のギャグ漫画、およびその主人公。

概要

他作品のパロディなどが多く、比較的マニアックな漫画であったが、2004年からテレビアニメ化され低年齢層に受け入れられた。

アニメ

テレビ東京系で2004年放送開始、サンライズ（現在はバンダイナムコピクチャーズに継承）製作。
テレビ東京土曜あさ10:00放送。

劇場版アニメも5本（同時上映作品を合わせると7本）制作された。
特に劇場版一作目は「かいけつゾロリ」の劇場版と一緒に上映され、かいけつゾロリのミニ冊子「ゾロリしんぶん」では、作者の原ゆたかと吉崎とのコメントが書かれていた。

アニメにおいては、原作にある過激な暴力シーン、嘔吐のシーン、放送禁止用語(侮辱語)は
カットしたり、内容を差し替えて放送していたが、最近では原作版の設定がアニメ版の設定に入れ替わるようになった。

3月11日の地震の影響で日付がずれたが、なんとか終わったようだ。
ファン「終わるなよ!」

くわしくは後述。

あらすじ

ケロン星宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊の隊長ケロロ軍曹は、地球（呼び方は「ポコペン」アニメ版では言葉の表現状「ペコポン」）侵略の先発部隊として地球に派遣されたが、到着の際、部隊は、ちりぢりになってしまう。
部隊再編のため、日向家に潜伏するが、日向夏美と冬樹に発見され日向家で生活するようになる。

アニメ最終回とその後

2011年3月11日の東日本大震災の影響で、翌日の朝のケロロは休止に。
しかし、夜の乙は放送できた。(これぞテレ東)

日付は大きくずれ、4月2日に30分SPを4月3日に1時間SPを放送された。

ちなみに最終回の様子がこちら。

タイトルコール＆OP1回目→Aパート 357話「日向家　春、帰還　であります」(30分)→ED1回目「ケロッ!とマーチ」→OP2回目→Bパート「世界のケロロ軍曹　であります」「ケロロ　ケロン軍式遠足大公開！　であります」(各15分) →ED「僕らの合言葉」

本放送は終了したが、なんと7thシーズンのケロロ軍曹乙の部分が再放送された。

その後2014年 3月より9月までフラッシュアニメ版「ケロロ～keroro ～」が、アニマックスで毎週土曜日19：00 ～19：05で放送された。

主なメンバー

ケロロ軍曹: 声：渡辺久美子。ケロロ小隊隊長。
日向姉弟に捕まり、日向家に住み込みで家事手伝いをさせられることになる。ガンプラが趣味。
描写は少ないが好物はフライドポテト。
ギロロ伍長: 声：中田譲治。燃える軍人なタイプ。
日向家の庭でテントを張って野営している。夏美に気がある。猫になつかれ、飼っている。
アニメでは「んなぁー！！」と叫ぶのが定番。
軍事力は長けるが、作戦指導力は欠けている。
クルル曹長: 声：子安武人。「クーックックッ・・・」と笑うマッドサイエンティスト的キャラクター。明るい性格のモアが苦手。
ケロロより階級が上だが、なぜか隊長ではない。カレーが好き。アニメの共鳴では唯一「クルクルクル・・・」の文字が渦を巻いている。
ドロロ兵長（旧名ゼロロ）: 声：草尾毅。影が薄いと評され、おいてけぼりにされやすいお方。「ひどいよケロロく～ん」。階級が低いが、ケロン軍の中ではかなり強い方。
タママ二等兵: 声：小桜エツ子。小隊では最年少で、西澤家に居候。
「軍曹さーん♪」、「うぬーっ！あの女～！」と嫉妬深い
二重人格。お菓子が大好き。
アンゴル・モア: 声：能登麻美子。普段は女子高生のような格好をしていて「てゆーかー」の後に付ける四字熟語が好き。
軍曹おじさま LOVEな人である。

日向冬樹: 声：川上とも子→桑島法子。日向姉弟の弟。
軍曹の親友。優しい性格だが、怒らせると日向家で一番恐ろしい。意外と策略家な一面も持つ。
日向夏美: 声：斎藤千和。日向姉弟の姉。
ケロロを「ボケガエル」と呼び、地球侵略という名の悪巧みのたびに罰を与えるツンデレのような人。
北城睦実／サブロー: 声：石田彰。アニメでは日向姉弟と同じ学校に通う先輩。実はラジオ番組の出演者の「623（むつみ）」で、その事実はファンの夏美でさえ知らない。; 原作では高校生の設定で芸能人であることも周知である。
東谷小雪: 声：広橋涼。夏美の同級生。
くノ一。レズっぽいような気がする。
西澤桃華: 声：池澤春菜。冬樹の同級生。
富豪である西澤家の娘。タママ同様裏表のある性格。