コラソンビート (Corazon Beat) とは、2021年に生まれた日本の競走馬である。栗毛の牝馬。
馬名の由来は「心(スペイン語:Corazon)+鼓動。心の音」(JRA競走馬情報より)
通算成績4戦3勝[3-0-1-0]
主な勝ち鞍
2023年:京王杯2歳ステークス(GII)
父スワーヴリチャード、母ルシェルドール、母父オルフェーヴルという血統。
父は2018年の大阪杯と2019年のジャパンカップを制した馬でコラソンビートはその初年度産駒。母は5戦未勝利で繁殖入りし、コラソンビートが第1仔である。母父は2011年のクラシック三冠を制した「金色の暴君」。また母の母マイネヒメルは半妹に2022年の香港ヴァーズを制したウインマリリンを持つ。
新冠町のビッグレッドファームで生産され、一口馬主クラブのサラブレッドクラブ・ラフィアンで総額1100万円(11万円×100口)という比較的手頃な価格で募集された。「マイネル」冠で有名なクラブだが牝馬には2011年以降、冠名は付けられてない。
美浦の加藤士津八厩舎に入厩し、デビューは2023年6月4日の東京5R。横山武史騎手を鞍上に4番人気の支持で3着。余談だがこの新馬戦は上がり3Fを33秒0の末脚で制したボンドガールを筆頭に上位6頭が勝ち上がるという非常にレベルの高いレースであり、早くも伝説の新馬戦か?との声が挙がっている。
コラソンビートはその後、戸崎圭太騎手に乗り替わりとなった6月25日の未勝利戦で単勝1.7倍の支持に応え3馬身差圧勝し、早くも勝ち上がり。続く8月6日のダリア賞(OP)でも2着アトロルーベンスに1馬身半差をつけ快勝。重賞初挑戦となった11月の京王杯2歳S(GII)では鞍上が横山武史騎手に戻り、単勝3.2倍の1番人気に支持される。レースでは道中中団から鋭く脚を伸ばし、先に抜け出した9番人気オーキッドロマンスをゴール手前で差し切ると8番人気ロジリオンの追撃もクビ差かわして入線し、3連勝で重賞初制覇を遂げた。これはスワーヴリチャード産駒および管理する加藤士津八厩舎にとっても初の重賞制覇となったほか、同レースを1998年に制したウメノファイバー以来25年ぶりの牝馬勝利、かつ勝ちタイム1分20秒6は東京芝1400mの2歳レコードであるなど記録づくめの勝利となった。
次走は12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を予定。新馬戦で敗れたボンドガールも出走の見込みであり、リベンジは成るだろうか。
父スワーヴリチャードは初年度産駒の優秀な勝ち上がり率が評価されたのか、2024年度は種付け料が200万円→1500万円へと大幅増額。募集価格からの期待をはるかに上回る活躍を見せ、産駒の一番槍として名乗りを上げたコラソンビートの今後にも期待が高まる。
スワーヴリチャード 2014 栗毛 |
ハーツクライ 2001 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
アイリッシュダンス | *トニービン | ||
*ビューパーダンス | |||
*ピラミマ 2005 黒鹿毛 |
Unbridled's Song | Unbridled | |
Trolley Song | |||
*キャリアコレクション | General Meeting | ||
River of Stars | |||
ルシェルドール 2016 栗毛 FNo.14-e |
オルフェーヴル 2008 栗毛 |
ステイゴールド | *サンデーサイレンス |
ゴールデンサッシュ | |||
オリエンタルアート | メジロマックイーン | ||
エレクトロアート | |||
マイネヒメル 2009 栗毛 |
*ロージズインメイ | Devil His Due | |
Tell a Secret | |||
*コスモチェーロ | Fusaichi Pegasus | ||
Shorwon |
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最終更新:2024/11/30(土) 08:00
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