ジェネシス(カードファイト!! ヴァンガード) 単語

ジェネシス

4.0千文字の記事

ジェネシスとは、TCGカードファイト!! ヴァンガード」に登場するクラン(組織)の1つである。

概要

予知された絶望的な未来を塗り替えるため、新たに設立された複合企業体(コングマリット)。
世界からの協力を受け生まれたこの企業は、リンクジョーカーの襲撃を退けた後は一国家として活躍している。
神族をイメージした「ノーブル」がに所属するクランオラクルシンクタンク日本神話を元としているのに対し、このクラン海外神話元ネタとしている。
組織としての現在の代表は宇宙の神器 CEO ユグドラシル》

クラン特色としては、ソウルチャージからの多数のソウルブラストによって利益を得るクラン
ソウルの大量消費により手間がかかる反面、基本的にできることが多く、ソウルブラストコストに送られた時のスペリオルコールや、ドロップゾーンから直接ソウルに装填するギミックなどで動きを補佐する。
やれることが多い反面、ソウルチャージで山札を減らしてしまうとデッキアウトが非常にくなるという、ダークイレギュラーズに似た悩みを抱えているのが難点。

アニメカードファイト!! ヴァンガード」では3期以降の戸倉ミサキが使用。
彼女以外の使用者は、続編「カードファイト!! ヴァンガードG」にて東雲ショウマが登場するまで存在しなかった。そのためか、続編において東雲ショウマ仮想敵デッキミサキが使い打倒東雲の特訓相手となる場面が存在している。後にその続編「GNEXT」においてベルノ・ファーレンハートが使用している。

各期におけるジェネシス

3期

ブースターパック「騎士王凱旋」にて初登場。その後中盤にてトライアルデッキ「神器の伝承者」が登場している。
ブレイクライド3種、Vスタンド力登場と地味恵まれており、「神器」名称が大きく伸びる結果となった。
(なお、ブレイクライド3種を所持しているクランは他にかげろうバミューダ△の2種しかない)

4期

エクストラブースター女神円舞曲」が登場。
再び「神器」の強化が施されたことに加え、「魔女」が名称化し、構築幅が広がった。
ただし、エクストラブースター仕様により、極めて有用な宇宙の神器 CEO ユグドラシル》が非常に高値をつけてしまった。絶対許せねぇ!!

5期

アニメヴァンガードG」ではミサキメインキャラから身を引いた形となり、出番が心配されていたが、G後半に東雲ショウマが登場。彼の使用カードジェネシスに属すると判明した。
その時全くの新規カードを使用していたが、それらを収録したブースターパックG4弾「討神撃」にて登場。
新たに北欧神話を中心としたネーミング越軸カードが多数登場。
ソウルブラストされた枚数に応じてターンパワーアップするユニットや、条件は若干厳しいがドロップゾーン全てを山札に加えるという斜め上のデッキ切れ解決法を持つスタンドトリガーが登場した。

6期

ブースターパックG8弾「審判」にて久々に登場。
クランの特徴と成るキーワード力「啓」を手に入れ、デッキトップの操作が容易になったことでトリガーを前提とした動きができるようになった。 フェンリルを筆頭とし、「啓」サポートが強化の中心となる。

・・・が。スタンドトリガー眠の女神 ターロ》過去カード《エンジェリックワイズマンと組み合わせると悪な問題児となる。ソウルに「ターロ」が存在する時に《エンジェリックワイズマンと組み合わせ、ソウルを発動回数分まで溜めこむことで、「ターロ」がソウルにある分だけリアガード《エンジェリックワイズマンスタンドが確定。山札が1枚の状況で他のカードを使いソウルに「ターロ」を回収することでさらにアタック回数を増やせる。
素のパワー《大天使 ドゥームブレイズ等で簡単に補うことができ、《エンジェリックワイズマン自体も自身の強化をする力のため、延々高いパワーで殴り続けることが可という悪な存在となり、環境を脅かす存在となる。ブシロードチクタクメラコンボから何を学んだというのか。
但し、環境を制覇しているクランがよりにもよって相手ターンリアガードを除去する戦術を安定してとれるため、相性問題で安定した戦績は出せなかった。

7期

ブースターパックG11弾「神降臨」にて収録。
啓」軸の新たなメインヴァンガード《崇高なる美貌 アマルーダ》を始めとした越関係の強化のみならず、新たな魔女双闘も登場し、純に強化される。
一方、他のデッキの微量な弱体化に「相手ターン中のリアガード除去の抑制」が含まれていたため、環境では「ターロワイズマン」が遂に牙を剥く。

デッキの基本軸

非名称軸

基本的にそれぞれやれることが違い、単独では押しが足りない為、非名称軸はブレイクライドに頼るか、堅実に小出しでアドバンテージを稼いでいくこととなる。
そのブレイクライドユニットが先述の通り3種と非常に豊富であり、メインで起用できるヴァンガードも多種多様な効果を持つ。

アルテミス

連携ライド軸。アニメ3期前半で戸倉ミサキが使用。
これ以降の連携ライドは、グレード3までの直接の連携ライドに成功した時の恩恵が少なく、ブレイクライドと組み合わせることが前提の効果となっている。
ソウルの使用量は少ない方で、堅実に効果を発揮できる。

神器

ブレイクライド、アルティメットブレイク双闘を抱える。アニメでは3期後半以降のミサキの使用カード
グレード3が神器であれば、名称の縛りは緩いのがポイントであり、非名称ジェネシスカードを詰め込んでも支障が出にくい。
林檎魔女 シードルなど、ドロップゾーンに置かれたカードソウルに直接送るサポートカードが特徴か。
ソウル使用量がかなり重い代わりに、全知の神器 ミネルヴァ》《宇宙の神器 CEO ユグドラシル》はともに強力な効果を持つ。

白魔女

双闘対応。シャドウパラディン黒魔女】と対になる形で登場した魔女アニメではこの名称に偏って使用されたことはない。
それまで非名称扱いだったソウルチャージ関係のパーツの多くが、この名称を元から持っていたためか、堅実にアドバンテージを取っていく効果が多い。

天啓

ボーナス《神界 フェンリルないし《崇高なる美貌 アマルーダ》を中心としたデッキ
審判」での強化により、キーワード力「啓」の中心的デッキとなる。「啓」は山札の上を確認し、そのまま戻すかソウルに置くことができ、ソウルに置いたらリアガード1体をレストする効果である。ただし、 フェンリルが条件を満たした状態で存在する場合は確認は「山札の上から2枚」、うち1枚までソウルに置き他はデッキトップに任意の順番で置かれ、リアガードレストするデメリット効果は消滅、と効果を書き換える

ヴァンガードGNEXT」でベルノ・ファーレンハートが使用しているのは「アマルーダ」を中心としたデッキ
名称サポートはないが、「啓」でカードを固めることでコストを「啓」限定のソウルブラストで賄えるようになるため、越が容易になる。Gユニット《究明の女神 イシュタルを中心とし、火力を高めた連続攻撃を得意とする。同カードドライブチェック誘発のため、1ターン中複数Gゾーンを表にすることができるため、GB8《決着の女神 パラスアテナが狙いやすい。

フェンリル

アニメヴァンガードG」で東雲ショウマが使用しているのは「フェンリル」中心のデッキ。都合上1戦は新規カードビジュアルだけ開され、新カードのお披露は控えめだった。
ソウルからドロップされた時に各種効果が発動することが多く、スペリオルコール効果で盤面を回復することができる。このデッキの場合、ヴァンガード側がその効果でスペリオルコールする手段を持つ、あるいは与えられる。

ターロワイズマン

先述の眠の女神 ターロ》《エンジェリックワイズマンを組み合わせたコンボに展開がしやすいフェンリル軸のギミックとなる。Gユニットや「啓」自身の力、《枷のゲルギャ》などで山札を僅かになるように調整し、《エンジェリックワイズマンアタックのたびに眠の女神 ターロ》ソウルブラストし、別のカードで即座にソウルチャージし補給……を繰り返すことで、ゆうに十数回は高火力アタックを繰り返すことができる。
決まればヒールトリガーなど誤差に過ぎない絶対勝利確定の状況を作り出せるが、複雑なコンボデッキ故に生半可な仕上がりでは使いこなせない。
また、コンボ完成した状況でリアガード除去に遭遇すると途端に勝ち筋が奪われるという極端な性でもあり、リアガード除去が苛環境では結果を残せなかったが、規制による緩みが生まれたことで一気にを現す。

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