「デラーズでまったりザク縛り」とは、huster氏による、ギレンの野望アクシズの脅威Vの制限プレイ動画である。
前作「連邦軍でMS生産無しプレイ」に続く、制限シリーズ二作目である。
概要
ギレンの野望アクシズの脅威Vのデラーズ・フリートシナリオを、難易度HELLで次の様な縛りでクリアするという趣旨の動画である。
- MS生産はザクシリーズのみ。
- デラーズ軍の総部隊数は130を超えないようにする。
- 敵開発プランは開発時に作られる1機だけ生産可。
1.に関してはタイトル通りである。ザクシリーズ以外のユニットは、初期配置のユニットを使うしかない。特にジオンの優秀な水中兵器群がことごとく使えないのは痛いものと思われる。ドラッツェでさえもここでは貴重な兵器である。「ザク縛り」の真意は、「元々デラーズ軍にある兵器に光を当てる」という意味合いがあることも忘れてはならない。
2.に関しては、「大量の兵器で物量攻め」というのは、残党であるデラーズ軍らしくないということで導入した制限である。このゲームは、1機のガンダム<<<<<12機のリックドムなので、もちろん物量が少ない方が圧倒的に不利である。
3.に関しては、「強奪してこそデラーズ軍」ということなので、開発プランの奪取というより、機体そのものを奪取した、というイメージでこの縛りを導入しているものと思われる。
登場人物(役職は動画中のもの)
- エギーユ・デラーズ
- デラーズ軍最高司令。ジオンの崇高なる理念を再興すべく旗揚げするも、天ぷら油の火災により計画は星の屑と消える。能力は指揮官としてもパイロットとしても一流である。動画中では戦艦に乗っていることが多い。
- ノイエン・ビッター
- デラーズ軍地上軍総司令。愛機はドワッジ改。冷静にして優秀な男。たとえ天ぷら油火災で自軍がザクしか生産できなくても、文句一つ言わない。指揮官としての能力だけでなく、パイロットとしての腕前も非常に高い。実はゲーム中の階級がデラーズよりも上なのは内緒。(←旧ジオン公国での階級を反映して、とのこと。)
- シーマ・ガラハウ
- デラーズ宇宙機動軍司令。愛機はシーマ専用ゲルググM。冷徹な女で徹底したリアリスト。そのため理想主義者であるデラーズに対しては、突っ込み役に回ることが多い。MSの腕は一流。
- アナベル・ガトー
- デラーズ軍のエースパイロット。デラーズに対し、「連邦の核兵器搭載新型ガンダムを奪取する」作戦を立案、実行する。しかし奪取した”新型”ガンダムは、機動性は抜群だが、核は搭載しておらず、”少々”耐久性・火力に問題のある機体であった。そしてガトーは、そこで出会った青年と、”新型”ガンダム同士で因縁の争いを繰り広げることとなる。この作戦は、後に「鉄の屑作戦」と呼ばれるようになる。なお、ガトーは”新型”ガンダムの真相を知った後も、それを愛機としつづけている。
- デザート・ロンメル
- ジオン公国が敗れた後も、アフリカにおいてゲリラ闘争を繰り広げ、連邦から恐れられていた人物。この度のデラーズ、ビッターの挙兵に呼応し、共に旗揚げをする予定だったのだが、何故かデラーズ軍に彼の姿は無かった。動画中にて、その止むを得ない事情が詳細に語られている。しかし彼の魂は、Dザクという形でデラーズ軍に生き続けることになるのであった。
個性豊かな登場メカ達
ザクシリーズ
- ザクII後期生産型(ザクIIF2)
- 動画中で戦っているザクの多くはこれ。ジム改に全体的に劣るという、特にコメントのしようがないほど普通な性能なのが特徴。通常はその後に発動する「統合整備計画」により、ザク改へと進化することができ、大幅に性能を上げることができるのだが、デラーズ・フリートにそのような長期的な計画を立てる人物など居るはずもなかった。
- ザクII・スキウレ砲装備
- ビグロのビーム砲を転用した砲塔「スキウレ」を装備したザク。高威力かつ射程が「3」という、非常に優秀な移動砲台である。接近されれば脆いが、うまく運用すれば反撃も受けずに一方的に攻撃できる。難点はもちろん宇宙専用であること。
- ザクタンク
- マゼラ・ベースにザクを乗せた機体。安い・(生産が)早い・(射程3が)旨いの三拍子。でもせいぜい序盤か。
- ザクキャノン
- 「MSは砲撃戦がメインだってのに」と、未来のエース・R氏も発言しているので、運動性が8しかなかろうと、どうということはない。主力間接攻撃機体である。
- ザクIIJ型+マゼラトップ砲装備+ドダイ搭乗
- 陸戦使用のザクIIにマゼラトップ砲を装備させ、ドダイに搭乗させた機体。こんなものが海戦の主力・・・と嘆きたくもなるが、ザクマリンタイプを使用するよりもこちらの方が断然良い。というのも、敵の戦水艦系の機体は空中に攻撃ができないケースが多く、まして射程2などという機体は殆ど皆無だからである。
- D・ザク
- 壊滅したロンメル隊が所持していた、改造されたザク・デザートタイプ。砂漠機ならではの地上での移動適正の良さ、第二武装クラッカーを含めた際の高火力、高い耐久力にシールド持ちと、連邦の新型ジムに引けを取らない高性能を誇る。なお、「D」は、「デラーズ」のDであって、決して「ディザート」ではない。
- ハイザック(ジオンカラー)
- デラーズ・フリートの次世代MSとしてエギーユ・デラーズの指揮の元生産されたが、宇宙での決戦終了後に開発されたため全ての面においてデラーズ・ザクに劣るという悲しい機体。
- ザク・マリナー
- 対ジャブロー攻略決戦兵器。
その他兵器
- ジッコ
- ビーム攪乱膜がはれる突撃艇。前シリーズと異なり、今回は敵軍のティターンズ・連邦双方がビーム兵器主体の軍なので、その実力を存分に発揮できる。
- ルッグン
- 索敵Aの戦闘機。敵のど真ん中に突っ込んで索敵するのがお仕事。中の人などいない。中に誰もいませんよ?
- ガトル
- ジオンのパン
- ザンジバル
- 優秀な壁。(機動性に優れMSの運搬、さらには占領まで出来る万能戦艦)
- フルアーマーガンダム
- 「無茶です!(もともと)その加速性能を駆使して戦闘するように開発された機体です!その特性が殺されてしまって!」とは技術中尉・オリヴァー・マイ氏の弁。もちろんビグ・ラングの様に活躍することも無かった。
- ガンダム・ピクシー
- ブリテンの妖精の愛機。一年戦争時代に作成された機体とは思えない機動性で敵をなぎ倒す恐ろしい機体である。
関連動画
関連商品

関連項目