「そこで見ているがいい、ウィン・D・ファンション。お前が何を求めたのかを」
アーマード・コア フォーアンサーに登場するリンクス。
CV:諏訪部順一
ストーリー終盤に突如として現れる反体制勢力、ORCA旅団の団長を務めるリンクス。カーパルスを始めとする主要アルテリア施設に対して同時攻撃を仕掛けるとともに、クレイドルに住まう全ての人間に「To nobles Welcome to to the earth」というメッセージを伝える。
熱っぽい扇動家、ロマンチスト、諦観者、複雑な分裂した男など、プロフィールには彼の人物像に関する多数の事柄が記されている。
企業連ルートのラストミッションである「アルテリア・クラニアム防衛」にて同じ旅団メンバーである真改と共に登場。少佐ことウィン・D・ファンションを伴った首輪付きと激闘を繰り広げることになる。その末に撃破されると今際の際に「心しておけ、お前たちの惰弱な発想が、人類を壊死させるのだと!」といった意味深な言葉を残す。また、こちらが撃破された場合は「悪いが譲れないな、だが覚えておこう、お前の答えも」と言い、自ら貫くべき信念があれど、敵対する首輪付きたちの考えを全く理解していない訳ではなかったということが見て取れる。
二週目以降に辿り着けるようになる新たな答えであるORCAルートでは彼の誘いを受けて企業ルートとは逆に首輪付きがORCA旅団に参加することとなり、彼と旅団の真の目的―――衛星軌道を埋め尽くすアサルト・セルという無人兵器と、それを排除し宇宙への道を切り開くためにクレイドルを落とし、そのエネルギーを衛星軌道掃射砲へと注ぐという「クローズプラン」の存在を知ることになる。
前述した「惰弱な発想」というのも、クレイドルの維持の為にコジマ汚染の拡大が進み、アサルト・セルによって宇宙にも出られない現状を続ければ人類はいずれ静かに滅びゆくだけということで、決起の際に発した「To nobles Welcome to to the earth(高貴なる者たちよ、地上へようこそ)」というメッセージも「安寧な空で暮らすお前たちを、汚れた地上へ叩き落としてやる」痛烈な皮肉だったということなのである。
ORCAルートにおいても彼はクラニアムにおいてウィン・D・ファンションに敗れることになり、ただ1人残ったORCAの戦士である首輪付きに全てを託して散っていく。
搭乗ネクストはレイレナードの逆脚機アリシアをベースにした「アンサング」武装はレイレナード製アサルトライフル、試作型レーザーバズーカ、PMミサイル、プラズマキャノン。
アサルトライフルは単発の攻撃力が高く、レーザーバズーカとプラズマキャノンの一撃の威力も頭一つ抜けている高火力機であるが、ベースとなるアリシアの元々の積載が少ないことに加えて、ジェネレーターをハイエンドタイプに変更していることから大半のレギュで重量過多を起こしている。
しかし、戦場となるクラニアムが横に狭く縦に広いフィールドということもあり、逆脚機の特徴である垂直移動力を活かすにはそれほど支障は無かったりする。登場リンクスの中でも決して弱くは無く、ミッションでは相方の真改の存在もありストーリーのラストを飾る相手としては十分なレベルであると言えよう。まあ大概の場合こっちが真改とドンパチやってる間に少佐に倒されてたりするのだが。
彼の正体はカラードランク1、オッツダルヴァと同一人物。ラインアークでの決選の際に水没したと見せかけて姿をくらましORCA旅団に合流したというわけである。だが、企業ルート以外でも再びオッツダルヴァとして姿を現すことがあるなど彼の行動には多くの謎が残されている。
特にORCAルートラストミッションである「アルテリア・クラニアム襲撃」のハードモードにおける裏切りは強い衝撃を与え、「プロフィールの分裂した男という一文からなる二重人格説」「この先ORCAを背負って立つ首輪付きに更なる箔をつけさせようとした説」「ジャック・Oと同様の憎まれ役の幕引きとして敵対した説」など、様々な議論がなされている。彼の本来の機体名もアンサング=称えられないとなっているが果たして・・・
名前の由来は恐らく、フランス革命期の政治家マクシミリアン・ロベスピエールと彼が失脚するきっかけとなったテルミドールの反乱を掛け合わせたものだと思われる。加えてロベスピエールの処刑日はORCA旅団の蜂起したのと同じ7月に行われている。更に言うと正確な処刑日は7月28日で、28という数字をグルジア語で表現すると、オッツダルヴァとなる。
どういうわけだか興や干と同じくゲイヴンの仲間入りをさせられ、最強の穴掘り♂性力「YARCA旅団」の団長として数多くのゲイヴン、尻ンクスを率いていたりする。
掲示板
12 ななしのよっしん
2022/06/23(木) 20:54:50 ID: LGDmPMhD8g
今更ながらに裏切りの理由を考えていたけど、おそらく裏切るまで計画の一部だったんじゃねーかなと思うわ
いくらorcaと企業連合の間に協定があるとはいえ敵同士であるわけで、クレイドルを落とした以後地上の連中はorcaこそを指導者として祭り上げるだろうし、その地上対殿上人の対立構造を煽るために企業連合がテルミドール=オッツダルヴァの情報をばら撒けば、orcaに対する求心力が地に堕ちかねない
戦力的にはもうネクスト自体が主人公(とオペ子)しか居らず、企業連合側の最大戦力たるアンサラーすら敵にならないのだから万全と言えるし、それこそ「憎まれ役の幕引き」として汚名をあえて着ることでorcaの名を万全にしたのかもしれん
13 ななしのよっしん
2023/08/19(土) 10:12:29 ID: i+oB1S5Gnt
実は最後の裏切り、
ミラージュに裏切られつつもユニオンと組んで管理者を破壊して人類を解放した英雄としての側面と
クレストの味方として、ユニオンを含めた管理者に仇なす者を排除する忠実な管理者の兵士としての面を持つ
AC3の主人公のオマージュなんじゃないかなとか思ってる
ようするに世界を救えるほど強いけど、
特に立ち位置や主義主張が決まってなくて
どんな勢力の依頼でも淡々と受ける一部の作品の主人公を傍から見た姿が彼だったんじゃなかろうか・・・
14 ななしのよっしん
2025/01/22(水) 20:25:43 ID: cluaZT5RIe
ハードモードって基本ストーリー的にロクなことにならないし上の推察通りではあるんだろうけど実際はやりきれずに犬死にパターンなんだろうな
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/11(木) 15:00
最終更新:2025/12/11(木) 14:00
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