伊集院カイとはアニメ「シャドウバース」の登場人物である。担当声優は種﨑敦美。
メガネと左にはねた青い髪が特徴の少年。第3話から登場したが第2話にもわずかな時間ながら出ていた。天青学園1年生の生徒だが、なぜか天青学園の制服は着ていない。自らを「超天才シャドバプレイヤー」と自称している。
ヒイロのことを聞きつけて昼休みの教室に現れるが、「こんな愉快な顔した人がルシアに勝ったとは思えない」と偽物扱い。実際に戦って証明しようとするヒイロだったが、直前に有象無象の意味も知らずにカイに馬鹿にされたカズキがカイと対戦を始める。カイはカズキに対して対戦前から「あなたは7ターンで敗北する」と宣言し、ルーンブレードサモナーの攻撃で10ダメージ以上与え、宣言通り7ターン目で敗北させた。その後のヒイロの対戦は昼休みが残り10分で移動や5分前着席を考慮したカイの提案で放課後にシャドバスタジアムで行うこととなった。
使用クラスはウィッチ。スペルを使うたびに強化されるカードを駆使して戦うスペルウィッチを使っている。切り札はクロノウィッチ。
頭脳派プレイヤーということもあり、第4話以降も解説役としてコメントする場面があるほか、学校の外では一緒に行動しているなど出番は多い。名言を聞くとメモを取るが、他人にメモを見られるのは恥ずかしいようである。
ヒイロとの対戦は8ターンでの敗北を宣言し、スペルブーストで場に出るフォロワーが増えたサモンスノーダメージの上がったウインドブラスト、スペルを使うたびにコストが下がる炎の握撃や刃の魔術師で積極的に攻めたてる。対戦の間やたらルシアに執着するカイが気になるヒイロは何があったのかと聞くと、カイは自身の天才ぶりとルシアとの対戦での挫折について語りだした。
カイ曰く「僕は超天才で学校の授業は簡単すぎるし、頭を使う勝負では負けたことなどない」と話した当然シャドバでも負けたことはなかったのだが、ルシアとの対戦で初めて負け、ルシアに「弱い」と言われ挫折を味わった。この経験からシャドバを辞めようとしたが好きだったがゆえにやめられず、ルシアに借りを返すために今も続けていると話した。
「自分もルシアに借りがある」とカイのことを理解したヒイロはドラゴンウォーリアと鉄鱗の竜人でカイのフォロワーを全滅させるが、カイには1ターン目からのスペルブーストでコストを11減らした切り札のクロノウィッチをプレイして進化。進化時効果で破壊された3体のフォロワーが再展開。ヒイロのリーダー体力を2まで減らし、ゲイザーも含めて計5体のフォロワーを展開させる。これに対してヒイロはイグニスドラゴンの進化と攻撃時の全体攻撃、大嵐のドラゴンの疾走で残った刃の魔術師の破壊、前ターンから残ったドラゴンウォーリアでカイを攻撃。
1ターンで場の優劣が変わり、リーダー体力も追い詰められて勝てる可能性がほとんどない状況に絶望するカイだったが、どうにか立ち直りフレイムウィッチと氷像の召喚で場に出たフリーズゴーレムでドラゴンウォーリアを破壊しながら身を守り、9ターン目での勝利に賭ける形となった。これに対しヒイロは竜の咆哮でフリーズゴーレムを破壊。イグニスドラゴンのリーダー攻撃時の攻撃力上昇でカイのリーダー体力を0にして逆転勝利を果たした。
対戦後、カイはヒイロに対する態度がまるっきり変わり(カズキは今まで通り)、長々と感想戦で反省点を述べ自らを「天才シャドバプレイヤー」に格下げしてこの場から立ち去った。ヒイロは「シャドバが好きなやつに、悪いやつはいねえな」と話した。2話前にはスマホ狩りしていた不良がいたのだが。
第7話では全国大会の会場に姿を現しており、招待状をもらったような描写がないことからこの時点で超天才らしいマスターランクということが分かった。予選を勝ち進み、全国大会決勝トーナメントでは6番の枠に入り、1回戦で藤岡ススムに勝利したが、2回戦でマウラのゴッド・オブ・カースを攻略できず敗北した。ヒイロの全国大会優勝の際には涙を流して喜んだ。
第17話で4戦3勝1敗で迎えたシャドウグランプリ5試合目。柳瀬ミホとのバトルで刃の魔術師3体(うち進化済み1体)の疾走でリーダーを攻撃、破壊された後にクロノウィッチの進化時効果で再度場に出しなおして、ミホのリーダー体力を削りきって勝利。95人目のシルバーランクへと昇格を果たした。
続く第18話ではカズキからの相談に対処した後、九鬼ズオウとのバトルとなる。ウィンドブラストのスペルブーストが溜まっていない状態でのデスドラゴン、スペルでの破壊を考えていたところでのノクシャスロアードラゴンへのスペル破壊無効化のプロテクションバリアとあまりにも的確なカードのプレイに苦しめられるがむ。しかし、それと同時に違和感を覚えカイは相方を使った自分のカードの盗み見に気が付く。予想は当たって相方のコウが現れたもののバトルの事態打開には全くつながらない。そこにスマホを回収できたカズキが現れてタッグバトルとなる。
普段は仲がいいとはいいがたいカズキとのタッグバトルだったが、カイがズオウとコウの猛攻にくじけそうになるとカズキが励まして精神的に支えてくれた。カイは引いてきたクロノウィッチを1ターンで場に出せる状態にして進化、前のカズキのターンに破壊されたビクトリーブレイダーを復活させ、バトルの勝利を決定づけた。バトルを通してカイはようやくカズキの実力を認めることができた。
その後、海岸で参加者狩りをしていたシャドウナイツに出会う。背中合わせでシャドウナイツ2人と戦い、カズキは相手が処理しきれなかったフレイムデストロイヤーの攻撃でフンフに勝利するが、一方のカズキは弱気な発言を連発。前のバトルとは逆で今度はカイがカズキを励ました。
最後の試練ではシャドウナイツのツヴァイとのバトルとなる。クロノウィッチで少なくともフレイムデストロイヤーとスペルブーストで高能力値になっていたルーンブレードサモナーが復活。ツヴァイはこれらを処理しきれずカイにターンが回り、クロノウィッチの攻撃で勝利。最後の試練を受けた7人では最もリーダー体力が高い状態で勝利した。
第26話でウィッチクラスの遺跡に向かう途中、背後から襲われていたアリスを助ける。アリスはカイがルート確認で目を離した隙に路地を抜けていなくなっており、後を追ってシャドバスタジアムのある建物に入る。アリスからのクレーンゲームでスカルビーストのキーホルダーを取ってもらうおねだりは当初は無視していたが、うまいこと乗せられて結局応じることとなった。
スカルビーストのキーホルダーは計算ずくで確保でき、カイは計算や効率の絶対を強い自信を持つ。しかし、アリスからは「世の中に絶対なんてことないと思うな」と言われてしまう。その後、虚の影に取りつかれた全国大会決勝進出者が現れるがアリスと共に全員倒し施設の外に出るが、アリスは虚の影に取りつかれたアリスのファンにさらわれてしまい、カイはマルグリットからの指示で遺跡に向かうように言われてウィッチクラスの遺跡へ向かう。
ウィッチクラスの遺跡の奥には虚の影に取りつかれたヴァネッサがいてバトルとなる。バトルは第26話と第27話の2回にわたって行われバトルの前半はあまり描写はなかったが、カイがスペルブーストでコストを下げたフォロワーの一斉展開をすると、虚の影の力でネクロマンサークラスも使えるようになったヴァネッサはネフティスのファンファーレで破壊されたフォロワーのラストワードで対処して、デュエリスト・モルディカイを場に出す。これに対してカイはクロノウィッチ進化で盤面を元通りにし、デュエリスト・モルディカイはマジカルキャットで攻撃して手札に返す。
ヴァネッサの場のネフティスは残ったままだが、それでも効率と計算の力で場の優位を固めて自信を見せるカイだったが、ヴァネッサからは否定し、先攻9ターン目にヴァネッサは引いてきた虚無への道をプレイ。ターン終了時にシャドウ化したカードが15体以上墓場にいれば相手フォロワー全体に5ダメージとフォロワーには攻撃できないが守護を無視できるシャドウアサルトを場に出す効果がある。中盤にカードのシャドウ化を行える侵食する災いをプレイしていることからシャドウ化が済んでおり、この効果で前のターンにカイが復活させたフォロワーすべてを薙ぎ払ってシャドウアサルトを場に出した。
後攻9ターン目にカイは次元の魔女・ドロシーで手札を消滅させた後5枚ドローとスペルブースト5回の効果を得るが、それ以外の行動をとれずにターンを返し、先攻10ターン目にヴァネッサはデュエリスト・モルディカイを出しなおし、ネフティスとシャドウアサルトからの攻撃を受け、カイのリーダー体力は3になり次元の魔女・ドロシーは虚無への道の効果で5ダメージを受けて破壊。さらにシャドウアサルトが場に出る。
この状況でもカイは「まだ逆転の可能性がある」と主張しヴァネッサは軽く受け流される。後攻10ターン目、カイが期待したカードが来ず、それを察したヴァネッサが負けを認めるよう言うが、アリスから言われた「世の中に絶対なんてことないと思うな」を思い出す。そしてカイは3つの間違いに気が付く。数学の世界ではないため絶対はないこと、世界のためにバトルをすること、アリスを見捨ててここに来たことの3つ。このことに気が付いたカイはヴァネッサを倒してアリスを救いに行くとして、このターンに引いた知恵の光をプレイ。効率や計算はどうしたのかと言うヴァネッサに対して奇跡を求めるカイに遺跡のカードが反応。イザベルからセブンスフォースソーサラーを託され、知恵の光によるドローでセブンスフォースソーサラーが手札に加わる。
たかがフォロワー1体で状況を覆せないと余裕を見せるヴァネッサに対し、カイはセブンスフォースソーサラーを進化させ、手札の元のコストが3以下のカードを0コストにする効果が発動。魔力の蓄積で炎の握劇のコストを3落としながらドローした実験開始をプレイ。変成の魔術の土の秘術の効果でデュエリスト・モルディカイを消滅させ、エラスムスの秘儀とウィンドブラストと炎の握劇でヴァネッサの場のフォロワーを全滅させる。
ヴァネッサは今更フォロワーを全滅させても虚無への道でシャドウアサルトが供給されること、体力差もついていていずれは勝てるだろうと指摘し、カイもそれは認めたため勝利を確信するが、カイからは「あなたに次のターンが来ればと言うことですよ」と言う。ブンスフォースソーサラーは場にいるときに1ターン中に7枚目のスペルの使用が発生すると相手リーダーに20ダメージを与える効果を持つ。カイは知恵の光・魔力の蓄積・実験開始・変成の魔術・エラスムスの秘儀・ウィンドブラスト・炎の握劇の7枚を使っており、条件を満たしたことでヴァネッサに20ダメージを与えて勝利した。
遺跡を出た後、マルグリットはカイに災いの樹へ効率よく向かうルートを教えようとするが「すべきことがある」として断り、アリスの下に向かい、さらわれた際に落としたスカルビーストのキーホルダーを渡した。アリスから仲間の大切さを学んだが、アリスから「超天才ってちょっとダサいよ」という発言は気に入らなかった。その後ミモリ、カズキと合流して災いの樹に向い、ヒイロがエイジに勝利後、伝説のカードを掲げるがシャドウバースを動かすシステムが停止して作戦は失敗。ヒイロ達は災いの樹の世界に飲み込まれていった。
災いの樹の世界ではカイはオブシディアン学院に入学しており、勉強もスポーツもシャドウバースも優秀な超天才になっていた。第42話でルシアとシャドバスタジアムを出て、ルシアが連勝と言う言葉に縁もない一方でカイは連戦連勝していた。ルシアと別れた後、カイの前に謎の少女が現れ、禁忌の魔術師を倒すように言われて見知らぬ家に飛ばされる。ここは夢なのかと考えているうちに家に火が放たれ、カイは裏口から逃げだすが、禁忌の魔術師を探していた兵士たちに取り囲まれてしまう。そこに現れたイザベルが魔法で兵士を蹴散らすとイザベルはカイを連れて隠れ家に移動した。
隠れ家に連れてこられたカイは実験材料として使おうとするイザベルとバトルとなる。イザベルはカイの使うスペルとは微妙に違う効果を持つ四大元素スペルを使用し、バトル中に四大元素スペルを使っているだけで追加効果が発生するアドバンテージを得ていた。バトルはカイが前半からイザベルのリーダー体力を減らし、次元の魔女・ドロシーの効果でフォロワーを展開して押し込んでいたものの、細かい追加効果で形勢を互角の状態まで押し返す。
イザベルは目的があり、目的もなく超天才でいるカイとの違いを強調した。一方のカイも超天才であり敗北などないと思っていたが、記憶が戻り過去にルシアやヒイロに負けていたことを思い出す。
先攻9ターン目にクロノウィッチで前のターンに破壊されていたフレイムデストロイヤーとマジカルキャットを出しなおして再度場を形成するが、後攻9ターン目にイザベルが放ったここまでに使ったことがある四大元素スペルの内容によって強化されるユニオンマジックにより、相手フォロワー全体5ダメージとガーディアンゴーレム2体と手札7枚までのドローとスペルカードがアルティメットマジックに変える効果が追加される。
バトル終盤、イザベルの目的が死んだ大切な人を蘇らせることと知り、カイも過去にズオウとコウのタッグバトルやヴァネッサに追い込まれながら勝利したことで、あがきもがくことの意味を知っていたと理解を示した。そして勉強でもスポーツでもないシャドバで1番になると決めて先攻10ターン目のドローを迎える。
引き込んだのはコストの下がっていない運命の導き。プレイを見送ることも考えたが、奇跡を信じてプレイ。そこから知恵の光、エンジェルスナイプ、ウィンドブラストと3プレイ進めて次元の魔女・ドロシーから引き込んでいたクロノマジックをプレイ。ターン中の使用スペルの回数分このバトル中破壊されたフォロワーを展開する効果で次元の魔女・ドロシー、フレイムデストロイヤー、ゲイザー、マジカルキャット、クロノウィッチが復活。この効果でマジカルキャットが現れたことによりガーディアンゴーレムに攻撃させて手札に返して場の掌握に成功する。
後攻10ターン目のイザベルは前のターンに得ていたアルティメットマジックで自分のリーダー体力を10回復させガーディアンゴーレム5体の展開と相手リーダーと相手フォロワーすべてに10ダメージで応戦。イザベルは後4枚のアルティメットマジックがあることを説明するが、カイは「奇跡は2度起きる」という。クロノマジックの効果でクロノウィッチをプレイしていれば相手ターン終了時に同じ効果を発動させる効果で再展開。これにより先攻10ターン目に効果で出てきた5体が再度現れる。さらに先攻11ターン目のドローは相手のフォロワーすべてに3ダメージのアルケミックロア。イザベルのガーディアンゴーレムはすべて破壊され、カイの場のフォロワーの総攻撃力20でイザベルを攻撃。2度目のアルティメットマジックを撃たせる前に勝利した。
イザベルからは「あなたの目的を追いなさい」と言われ、カズキのことを気にしながら消えていった。この世界から去ったカイはシャドバスタジアム前に戻る。カイのバトルを見ていた人から「超天才のバトルまた見せてくれよー」と言われるが、カイは「凡才からやり直しますよ」と再スタートを切ることを誓った。
天青学園1年生。
自分のことを「超天才」と称し、理詰めのバトルを好む。基本的に他人行儀だが、信頼できる相手には心を開く。
第1話から登場しているがほとんど出番はなく、第2話の部員探しで出会うのが実質的な登場となる。主人公がバトルで勝利してカイを入部させた。レイが部長として部に来ないことも多く、カイが部長として廃部阻止のための活動方針を決めることとなる。
第3話で必ず消化することとなるキャラクターストーリー第1話では、部に戻った際に花瓶が割れているのに気が付き犯人探しをすることとなる。以降も学校や周囲で事件が起きて解決に向かうというのが基本のパターンとなる。他のキャラクターストーリーでは悩みを解決するようなものが基本なのだが、カイは特に悩みはないようである。
第8話から登場した全国大会決勝トーナメント1回戦のカイの対戦相手の男性。決勝トーナメント5番の枠に入っていた。体格やベルトのデザインからどう見ても『仮面ライダー』の本郷猛(藤岡弘、)にしか見えない外見をしている。控室ではコーヒーメーカーを持ち込んでコーヒーを飲んでいた。
第11話の決勝前の選手控室で再び登場しており、この回の選手控室の中でちょくちょく映りこんでおり、ヒイロの発言に感動してカズキが泣いていたシーンの直後に、背景でもコーヒー片手に涙を流すススムが映りこんでいた。この回しつこく背景に現れ続けていたススムだったが、第12話での選手控室のシーンはカズキ・ミモリ・カイの3人しか映らなかった。
第14話ではシャドウグランプリでは氷川ジュンと対戦して勝利した。カードを使う直前でシーンが切り替わったため、どのクラスを使っていたかは不明。
第37話ではミモリのライブにいる姿が確認できた。周囲のファンが緑の法被を着ている中いつも通りの服装なので非常に目立っている。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/captaiNmeteoR6/status/1250384962554974209
掲示板
1 ななしのよっしん
2021/01/01(金) 19:33:45 ID: +ytJB418qD
永遠の17歳だが(いや場違いでホントマジすみません)、アニメ版『シャドウバース』はカイくんとカイアリ目当てで視聴しています。
正直、物語当初はカイアリなんて自分得としか思えなかったのだが、まさか公式で事実上・友達以上恋人未満の関係に昇格するとはなぁ……(感涙)
いや、シャドバは一度もプレイした事ない上、アニメ版以外は全く知らないにわかだからかもしれないが、てっきりアリスのお相手はルシアとばかり思ってたわw
公式、本当にありがとうございます。
2 ななしのよっしん
2022/04/23(土) 11:55:10 ID: y4mEbm4yaq
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/03(金) 12:00
最終更新:2025/01/03(金) 12:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。