六十年目のSA裁判とは (ロクジュウネンメノサンアンドレアスサイバンとは) [単語記事]

六十年目のSA裁判とは、紅＠べに氏製作の東方GTA 動画の一シリーズである。
2009年 6月20日に初回である「一審」が投稿され、現在もシリーズ継続中。

概要

東方Projectの登場キャラクター「四季映姫・ヤマザナドゥ」を主人公とした作品。
PCゲーム「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」（GTASA）に東方キャラのスキン MODを使用して、キャラや嘘字幕等入れ替えてプレイを行う「東方GTA」シリーズである。
後述する「異変」のため、作中の時間は常に夜になっている。

・プロローグ（「一審」投稿者コメントより）

「とある世界に訪れた小町は、いつものように仕事をサボっていました。
するとある日突然、夜が明けなくなるという異変が発生しました。
小町は驚いて、四季映姫に助けを求めたのでした。」

登場人物

括弧内は原作であるGTASAにおけるキャラクター。
ネタバレ対策等がございます。（）内の空白部分をドラッグしてお読みください。

四季映姫・ヤマザナドゥ（カール"CJ"ジョンソン）
本作の主人公。言わずと知れた閻魔様。
異変を解決するために、小町に呼ばれてSAにやって来た。
真面目な性格の一方で、路駐してある車を少し借りた上おシャカにしたり、敵である幽々子の分身（後述）を「可愛くなった」という理由で地獄行きにしたり、お金が必要だと言うことで平気で強盗に荷担したりと、フリーダム（？）な一面を持っている。
（M疑惑が浮上。メディスンから拷問を受けてしまうが、満更でもないようだ。）

小野塚小町（ショーン"スウィート"ジョンソン）
死神。映姫の部下。異変の調査をしている。
サボり魔。だがリーダーシップのある一面を見せることもある。その副作用か、稀に上司である映姫の扱いが荒くなることも。

ルーミア（メルヴィン"ビッグ・スモーク"ハリス）
宵闇の妖怪。
「そーなのかー」という名台詞もあるように、おっとりとしたキャラクターとして描かれやすいルーミアだが、本作では口調がしっかりしていて、大人な一面を見せている。だが、ファーストフード店でセットを大量に買い込み、しかもそれを全部平らげてしまうほどの大食いは相変わらず。
映姫らの縄張りでよく見かける真っ黒い映姫や小町は、ルーミアが創り出した闇人形である。
（実はレミリアの駒で、フランドールと共に映姫側を裏切ってしまう）

フランドール・スカーレット（ランス"ライダー"ウィルソン）
吸血鬼。
姉であるレミリアと喧嘩して家出する。紅魔館を飛び出した後あてもなく彷徨っていたところ小町に出会った。
（だが姉に逆らうことができず、思い悩みつつもレミリアのもとに戻ってしまう）
少々気が触れているところがあり、ピザ屋で平然と強盗しようとするが、店員（ノーマルシューター）に「フランちゃんうふふ！」と言われたりと、やはり乳臭さが残っている。フランちゃんウフフ。
なぜか稀に台詞の和訳がエロくなる。

風見幽香（ケンドル・ジョンソン）
フラワーマスター。
文と友人関係にあるが、小町は「信用できない」「情報が漏れるかもしれない」という理由でそれを快く思っていない。
外だろうが家の中だろうが車の中だろうが映姫に抱きつこうが、いつも日傘を差している。

射命丸文（シーザー・ヴィアルパンド）
ブン屋の烏天狗。幽香の友人であるが、小町は嫌っている。
だが文もまた異変を調査しており、映姫に調査協力を打診。映姫は快諾し、事実上の同盟関係となる。
幽々子一味の動向について映姫側に情報提供する一方で、映姫を公道レースに誘うなど、公私共に良好な関係を保っている。

白狼天狗
文の仲間。狼耳有りと狼耳無しのタイプがいる。

メディスン・メランコリー（カタリーナ）
自律人形。見知らぬ場所に連れて行かれ途方に暮れている映姫の助っ人として、文が紹介する。
（文はかつて彼女を取材したことがあり、その縁によるものである）
可愛らしい見た目とは裏腹に気性が荒く、人形を大切にしない人間に対して「人間への復讐」と称して強盗を計画。映姫と共に実行する。映姫に好意を寄せているが、気性の荒さが故にその愛情表現は異様に歪んでいる。