風見幽香(かざみ ゆうか)とは、「東方Project」の登場キャラクターである。
※1 東方旧作。
※2 「瞬殺サレ道?」製作のSTG。西方Project第2弾。
四季のフラワーマスターと呼ばれる大妖怪。通称「ゆうかりん」。
東方幻想郷の設定では「夢幻世界と現実世界の境目にある館『夢幻館』の主」であり、東方怪綺談の設定では「神社の周りに住む、数いる妖怪の中では最強クラスの妖怪」であった。二次創作では「幻想郷最強の妖怪」「ドS」「D-89(おっぱい的な意味で)」として扱われる事が多い。
彼女は二次創作ではしばしば最強の妖怪として扱われるが、実は「最強の妖怪」と公式で言われた事は、Win版になってからは一度も無い。下記に書かれているように強いキャラである事を匂わせる記述やセリフは多々あるのだが、「最強クラスの妖怪」は旧作の設定(旧作の設定は書かれていないだけで今でも存在している)・「最強妖怪」は二次創作の設定である事に注意してください。
PC-98版の東方Project(東方旧作)の作品『東方幻想郷』に5面ボス・ラスボスとして登場したのが初出。
(なおPC-98版の東方キャラはほとんどが姓を持たず、彼女も「幽香」という名前だけであった)
その次作『東方怪綺談』では自機となった。また「西方Project」にゲスト出演をしたこともある。 しかし、そのWindowsへシリーズが移行した際に、キャラリセットが行われたため、長期に渡り出番がなくなる。
その後『東方花映塚』にて風見姓を得てWindows版に復活を果たす。旧作から復活を遂げたのは、霊夢、魔理沙、アリスに次いで4人目である。しかしながら、その後公式作品においてその存在は全くと言っていい程確認されていない。
(ただし、漫画作品である東方儚月抄で紅魔館にて開かれたパーティーに出席していたり、東方茨歌仙や東方鈴奈庵において風見幽香が描かれていたりする。)
ちなみに、この4人は旧作の同名のキャラとは一応同一人物だとされているが、東方の設定は基本的に新しいものが正しいものとされており、旧作の設定の多くはあまり表立って扱われない為に、どこまで旧作の設定を引き継いでいるかは曖昧である。
先述の、「霊夢が何度か退治している」と言う記述も、旧作での戦いを含めての話なのかは不明。
花映塚での霊夢との会話によると、かつて幽香が異変を起こして霊夢に倒された事があるのは本当らしい。
神社の周りにすむ、数いる妖怪さんの中では最強クラスの妖怪さんなのだが、いつもなにを考えてるのか分からない性格は、そういったカリスマのかけらもない妖怪にしている。
ただ実際は、かなり頭もきれるようではあるのだが・・
「東方怪綺談 ~ Mystic Square」 怪綺談.txt より
幽香は第4弾「東方幻想郷」の5面ボスとして登場したのが初出、6面ボスとしても登場する。
東方では唯一の2ステージ連続ボスである。
現実世界と夢幻世界の境界に存在する館「夢幻館」の主人で、エリーとくるみという2匹の妖怪を門番にしている。
ボケたり冗談を言ったりするお茶目な性格で、魔理沙曰く「一言でいえば変な奴」
異変を起こした理由は「暇だったから」。
花を操る能力はこの頃からあるのか、BADENDの1つでは巨大な植物によって神社が崩壊している。
「東方怪綺談」のテキストによると「神社の周りにすむ、数いる妖怪さんの中では最強クラスの妖怪さん」とあるが、それが「数いる妖怪の中で最強クラス」なのか「神社の周りに住んでる妖怪の中では最強クラス」なのかは不明である。
初登場したのは夢幻館の最深部、神主は「背景を寝室にしてベットを置いて本格的にしたかった」と言っているので寝室かその近くなのかもしれない。
真夜中(幽香が手にしている時計は3時を示している)にいきなり戦いを挑まれた状態であったため、ピンク色のネグリジェを着てナイトキャップと被った姿で登場、応戦している(ちなみに靈夢が昼、魔理沙が夜に出発しているため本当に真夜中なのかは結構疑わしい)。
瞳の色は緑で右目が髪に隠れていて、髪は花映塚の時と比べるとかなり長く、ストレートヘアであった。
いきなり起こされて闘わされたのにも係わらず、魔理沙BADの時には「またきてね~❤」と言ってくれる。また来てもいいのだろうか……
その後、6面で再戦した際はいつもの姿(但し、スカートではなくもんぺ(ズボン?)を着用)で登場している。当然チェック柄。
上から見下ろす目付きが実に素晴らしい。
魔理沙エンディングでは後姿を見ることが出来るが、こっちにはズボンにチェックの柄が無い。
西方で穿いているのも柄が無いので、二枚持っているのかもしれない。
5面では砲撃・霊魂化、6面ではそれに加えて分身したりと幽香の攻撃は多岐に及ぶ。なお、幽香の分身は「両方本物」である。
5面の全画面を覆う程の所謂『元祖マスパ』(砲撃中は無敵)とそれ以上に範囲の広い6面の『分身マスパ』、6面最終弾幕の難易度HARD以上の隙間の無さっぷりは必見。
現在に至るまで、東方幻想郷における「2面連続してのボスとしての登場」というのは異例中の異例である。
上記にもあるように5面は夢幻館の最深部なのだが、6面が何処なのかは不明である(テキストでは「???」)、道中曲がDream Landであるため夢幻世界なのかもしれない。
ちなみに6面に数時間いると人間は原子の霧になるらしい……とか、あったらいいな❤と、思って。
魔理沙「もう、つべこべ言わずやろう!!」 幽香「なっなにを?」
第5弾「東方怪綺談」では自機となった。
EXエンディングのオリエンタルデーモンの二つ名は妖怪を指していると思われる(幻想郷1面ボスのオレンジもオリエンタルデーモン)。
神主から「最強かも。」と書かれる性能を持ち、広範囲型のフラワーショットで攻撃をする。
(神主曰く「最強で5+4×2Wayのショットという、ものすごい範囲をカバー出来るワイドショット。」)
エンディングやドット絵を見る限り、既に髪は短くなっている模様。
あと、ロリロリしいボムカットインは必見。
「力こそが全て」を信条としており、相手が誰であろうと(たとえ神であろうと)全く臆さない。弱いものいじめが好きで、弱そうな匂いを感じ取る事が出来る(ちなみに同じくサドい性格をしている魅魔様は弱者に全く興味が無い)。
笑顔で相手をおちょくったり(1面)・ばかにする(5面)・「かえってあげる」な上から目線なセリフ(エンディング)はまさにドSと言わざるを得ない。
魔界には暇だったから遊びに来た。
エンディングでは魔法を覚えてさらに最強になるために透明化して魔理沙に付き纏い、覚えた。
EXエンディングでは、ようやく魔界に帰れたアリスに普段は使用する筈も無い究極の魔法を拾得する為に、同じく透明化して付き纏っている。(しかも完遂している……どれだけの期間がかかったのだろうか)
稀翁玉・花映塚と比較すると、天然キャラであってカリスマ性が無いキャラとして描かれているのが特徴的である。公式ノンカリスマ妖怪なんだから仕方が無い。
(余談だが、Windows版でも自身を陰から観察していた射命丸をじーっとセルフ擬音付で隠れず逆に観察するなど、天然キャラな点は残っている。)
神綺に「人間のくせに!」と発言されたことがあるが、その意味については解釈が分かれる。
自身も東方幻想郷5面にて「何よ、人を妖怪あつかいして・・」と寝ぼけながら発言した事はあるが……?
(この時は靈夢から「人じゃないくせに・・・」と突っ込まれている)
■3.妖怪萌え
さてさて、関係ないですが(ありますが)1キャラだけ絵柄が違う幽香と言う
キャラは、実は昔私が創っていたSTGの東方幻想郷のラスボスであり、東方
怪綺談のプレイヤーキャラの一人です。
妖怪です。ええ。妖怪萌え~。
全然東洋風っぽくないのは、妖怪だからです。ええ。妖怪萌。
ちなみに、レベル1溜打ちの萌風を10人中10人は「もえかぜ」と
読むだろうなぁ、と思いつつ。
妖怪出ないかなぁ。うちの部屋とか、仕事場とかに。
巫女さんでも可。
ちなみに幽香は、怪綺談エキストラEDのあと、予定通り究極の魔法と言う物
を拾得しました。それが何なのかは作者も知りません。
きっと萌える物に違いあるまい。萌ぇ~。
幽香は同人サークル「瞬殺サレ道?」製作の弾幕STGの2作目「稀翁玉」に隠しキャラとしてゲスト出演している。二つ名は宵闇小町。
(なお、前作「秋霜玉」では博麗霊夢と霧雨魔理沙がEXボスとしてゲスト出演。)
「稀翁玉」の幽香の作画はZUNが担当している。「稀翁玉」の発売が東方Project第6弾「東方紅魔郷」の発売の8ヶ月前だったためか、比較的現在の作品に近い絵柄となっている。
瞳の色が赤くなり、幻想郷と花映塚の中間くらいの髪の長さで登場した。
カットイン絵では緑と紫の4枚の羽が、ボスアタックのドット絵では6枚の光の羽が生えていたりもする。
多くのキャラが戦闘機に乗って戦う西方Projectにおいて、数少ない生身で戦ったキャラである。
(稀翁玉において、生身で戦闘を行ったのはVIVIT(但しアンドロイド)、ミューズ、幽香の3人のみ。)
旧作に比べると比較的カリスマ性が高く、カットインが攻撃的なのが特徴的である。久しぶりに戦ったためだろうか。
ラスボスのミューズは幽香に「違う神性を感じる」らしい。今もって幽香の正体は不明なのだが……
テーマ曲「桜花之恋塚」やショット名「蓬莱桜花」など、現在のように向日葵に想起される夏のイメージは希薄である。
ちなみにゲーム中で幽香が使用するショット・ボムは「東方花映塚」のものと比較的類似したものとなっている。
(攻撃範囲が広く、弾幕の形状、弾幕の形が花をモチーフにしている点など。)
お祭りゲーである花映塚での単独復活だったため、交友関係はほぼ完全な二次創作となっている。
寧ろ、花映塚で再登場したキャラとのメジャーなカップリングがなく、登場していないキャラとのカップリングが多くなっている。
二次創作では"ドS"に代表されるように酷薄・残虐(ブラックジョーク含む)なキャラクターとして描かれることがあるが、花映塚本編の描写では過激な態度や言動はあまり多くなく、他キャラとのやり取りもまとも(例:エンディングでの霊夢との対話)であり、激情や攻撃性よりも超然とした態度をとる事の多い人物として描かれている。
「桜は、地上の雲と呼ばれる程、密度の高い花。桜は雲が地上に降りてきた物なのです。
そして、桜が天に戻ると、次に訪れるのは雲の景色。それが梅雨と呼ばれる季節なのですよ。」「地上に咲く花はその鮮やかさから生の象徴であり、同時に花の儚さより死の象徴でもある。不思議よね。」
「自分の花を咲かせる事の出来る人は少ないわ。何故かって言うと、自分だけの花の開花を完結させようとする傲慢な考えが絶えないからよ。花を咲かせる事は、土の力なのです。だから、咲いたら土に還すこともお忘れなく。」
「花は土に含まれる僅かな色を集めて咲き、花びらが散るとまた土に還る。 生き物の花も同じ。周りの色を集める事で、花が美しく咲く。そして、花が咲いたら周りに色を還すのです。」
従ってサディスティックなキャラクターというイメージは原作準拠というよりは「いじめて回る」と言う一文の拡大解釈や四季映姫との会話、求聞史紀で書かれている危険性を訴えるかのような記述の数々、および個々人の二次創作の繰り返しとそれらの相互の影響によって固まっていったものと考えられる(4か月後の東方シリーズ人気投票では既に「虐められたい」「踏んでください」というコメントがあるが)。
花映塚において、他キャラとの掛け合いに苛虐嗜好を仄めかす発言があり、求聞史紀には「人の神経を逆撫でるのが大好きである」と書かれている。
旧作の怪綺談においても、街で暴れられて迷惑がってるアリスが「よそあたってよ」と言った時に笑顔で「やだわよ」と言っていたり、神綺に対して「大量虐殺も遊びなのよ」「弱いものいじめが好きなの❤」と言っており、セリフから苛虐嗜好を連想しやすい。
しかし実際にやっている事は他のキャラと全く同じである。この発言が強調されたという事も考えられる。(6面の背景を見る限り、誰がやっても魔界は火の海になったようなんですが。)
ただし、上記の「他のキャラと全く同じ」というのは幽香が苛虐じゃないというよりは、逆に他の3人(靈夢:異変解決・魔理沙:遊びに来た・魅魔:ストレス発散)が幽香並かそれ以上に好き勝手暴れて荒らし回ったという方が近い。
(特に魅魔は体験版で「製品版でいじめてあげるわ」と言ってたりもするし)
旧作と花映塚・求聞史紀では設定に幾らかの差異があるので、双方の設定を二次創作者等が取捨選択した結果、目に付く過激な部分だけが取り沙汰され、このようなキャラクター付けがなされてしまったと言う事なのだろうか。
幽香の二次における数少ない特徴的な要素だが、人によっては不快に感じる事もあるので、ご利用は計画的に。
もちろん、この設定を求める人も多く居るので、空気を読んだ上でご利用下さい。
過度な要求も過度な抑圧もダメ。絶対。ゆうかさんとの約束だよ!
原作の東方幻想郷から東方怪綺談にかけて短くなっている。
しかし、怪綺談の短髪イラストでも肩に届く程度の長さは残っており稀翁玉でも肩に届く程度には長く、Win版の東方花映塚でも肩より下へ届く長さとボリュームがある(よく見ると立ち絵の後髪が肩の外側まで出ている)等、実は神主のイラストでは旧作から花映塚の全てで髪は長めに描かれている。
なお公式でも神主以外のイラストでは、求聞史紀だとボリュームが抑えられ、儚月抄(パーティーでのモブ出演)では髪が短めで描かれているが、三月精(霊夢と仲のいい妖怪紹介のコマ)では長めに描かれている。
二次創作では短くなったという情報やSで利発なお姉さんといったキャラ付けのイメージからか、髪は短めに描かれていることが多く、特に肩に触れるかどうか程度の長さで癖のついたボブカットのような髪型が非常に広まっている他、完全にショートカットで描かれることもある。もちろん神主のイラスト同様に長めに描いている人もいる。より長くロングヘアで描かれる場合は旧作幽香や意図的なロングヘアとして区別されていることが多い。
あまり意識されることはないが幽香の髪型は、花映塚の極端な髪のウェーブも二次創作だと省略される事も多く長さも含めて非常に色んな描かれ方をしている上に髪飾りなども無いため、短めの緑髪で釣り目の少女なら幽香と認識されるくらいアバウトである。
枚数が増えたので、風見幽香のお絵カキコに分離しました。
一般 |
二次創作関連用語 |
掲示板
2085 ななしのよっしん
2024/02/16(金) 23:01:12 ID: 1M14qCKhO3
>>2083
あそこから幽香の株が大暴落したよな。
というかもうキャラとしての価値が完全に失われた感じ。
2086 ななしのよっしん
2024/03/31(日) 01:35:03 ID: wGqDIuloCx
めっちゃ強いのに他のボスキャラとかとは違って手下とかは作らないで群れずにいつも1人でいるのが孤高の存在って感じ
恐ろしいけど花を愛でるというギャップのある性格なのが分かるナラトグラフの神主書き下ろし台詞はまさに幽香って感じで良かった
2087 ななしのよっしん
2024/06/05(水) 21:22:13 ID: 1M14qCKhO3
ナラトグラフの幽香が神主が新しく作りたかった幽香なんだと思う。
旧作時代の最強設定がようやく崩れ去った今だからこそ響くんだと思う。
ある意味ナラトグラフになってようやく
「幽香」から「風見幽香」になれたんだと思う。
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最終更新:2025/03/28(金) 22:00
最終更新:2025/03/28(金) 22:00
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