叙聖のクオリア 〜subterranean rose〜とは、Innocent Key製作のフルアニメーションムービー&ボイスドラマである。
コミックマーケット79にて一般向けとして頒布、ショップ委託も一般向けである。
尚、読み方はじょせいのクオリア。サブタイトルの日本語訳が~サブタレイニアンローズ~。
古明地 こいしのスペルカード名と同名であり、意識して付けられたものだと思われる。
そもそもの企画の発端はブログに書かれている通り、コミックマーケット78にて頒布されたInnocent Key まさかの初ガチアルバム「東方イノセントキーの本気(ガチ)」の同名収録曲「叙聖のクオリア 〜subterranean rose〜」のPVでということであった。叙聖のクオリアPVプレビュー版は、同年9月の例大祭SPにおいてもInnocent Keyのスペースで上映されていた。
肝心の内容についてであるが、一般向け(非18禁)作品であるにもかかわらず(性的な意味で)若干過激な表現、及び多数の独自設定要素(後述)を含むことから評価が割れている。一応中の人の言い分としては「本来は真面目に作るつもりがはっちゃけすぎた」ということらしい。
外注(中の人いわくサークルメンバーのお友達)で作成したアニメ部分が若干過激な映像、描写になったことについては、PV製作者(お友達)がInnocent Keyらしさ、空気を読んだ結果らしい。
加えて「聖痕のクェイサー」という漫画を意識して作られたと思われる発言をInnocent Keyがしており、この作品は一般誌連載でありながら、若干過激な内容で知られているものであり、それも影響しているものと考えられる。そのため、この作品も一般向けとして頒布されているのだと推測される。
しかし、ニコニコ動画運営から無修正のPV動画が次々と「管理者削除」されており、ニコニコのコメント欄などからも一般向けとしては若干過激すぎるのではないかと疑問視されている。
そして、シナリオについては「叙聖のクオリア 〜subterranean rose〜」の作品HP並びにブックレット等に記載されているとおり、ボーカル兼古明地 こいし役のココさんが担当してる。(※ただ、12月27日のInnocent Keyブログに「お話のあらすじはみんなで相談して決めました♪」との文もある。)
曲調がSonud Horizonに若干似ているとの声もある。
ストーリー、キャラ設定など詳しく知りたい方はぜひ関連商品のところから本作をお買い求め下さい。(ここでは一部抜粋となります)
また、50Pに及ぶブックレット等からの引用になるため長文となります。ご注意下さい。
・PV開始前の基本設定(東方原作とは大きく異なる点があります。ご了承下さい)
正義感に溢れ、パチュリー・ノーレッジ、アリス・マーガトロイドと非常に親しい。今回の異変の原因が地霊殿にあると気づき、単身乗り込む。
極度の虚弱体質であり、図書館から殆ど足を踏み出すことはない。魔理沙を密かに慕うが、内気で意思表現が苦手な為、打ち明けられずにいる。今回、魔理沙の危険を真っ先に察知し、救出に赴く。
森の魔法使い。パチュリーと同じく魔理沙を想っている。料理上手で魔理沙による料理目当ての訪問が絶えない。また、魔理沙からネックレスをプレゼントされる。パチュリーの尋常ならざる様子から魔理沙の危険を知り、救出のため彼女を追う。
生きとし生ける生物全ての感情を読み取る能力を持つ幼き少女。ある時を境にして、地霊殿の一室に篭るようになり、心を閉ざして破壊行動に明け暮れては悦に浸る毎日を送る。人間を激しく憎悪している。
その日、世界が揺れた――。
突然雷に打たれたかのようになるパチュリー。
激しく身体を駆け巡った衝撃に、彼女は硬直した。
「何か凄まじい力が…弾けた…?」
方角は地霊殿。今朝方魔理沙が出かけた場所。
そしてその衝撃と同時に、魔理沙の気配も極端に弱まっていた。
「魔理沙、魔理沙、どうか無事で…っ!!」
鬼気迫る表情で急ぐパチュリーの前に現れたのは、
同じく魔理沙を想うアリスだった…。
・あらすじ(前編)
地霊殿の暗闇と狂気の小部屋を訪れた魔理沙。そこでこいしと邂逅する。そして、彼女の歪んだ心を激しく否定する。対して、人間に対して激しく憎悪と拒否反応を見せる少女。決して交わらない両者は避けられぬ戦いの旋律を奏でる。
交錯する両者の想い・・・。しかし、こいしの急襲の前に魔理沙は敗れ、捕らえれ、危機が迫る。
魔理沙の危険を感じ取り、事態を憂慮したパチュリーは地霊殿に向かう。アリスも森で出会ったパチュリーの様子から直感的に魔理沙の異変を感じ取った。魔理沙から渡されたネックレスを握り締め、追想する。また、ともに、今は届かぬ魔理沙への愛情を募らせていく。
その道中、お燐、[地霊殿で起こった緊急事態の折、急遽橋から業務補助に駆り出された](設定)パルスィ、お空が立ちはだかる。それらを突破するが、アリスとパチュリーには不安という名の心に広がる波紋が襲い掛かる。
その後、地霊殿に到着し、囚われた魔理沙の居場所を突き止める。そこで、魔理沙の姿を目にした途端、呆然としてしまう。魔理沙は十字架に鎖で括り付けられていたからである。その痛々しい姿にふたりはすぐに彼女を解き放とうと焦り、近づこうとする。
だが、その前に妖しい雰囲気をまとうこいしが立ち塞がる。両者は対峙し、アリスとパチュリーは
魔理沙を救出するため迷うことなく戦いを直訴し、パチュリーが賢者の石のような攻撃、アリスが上海人形を使っているような攻撃で先制攻撃を仕掛ける。
・あらすじ(後編)
だが、狂怖(誤字ではありません)の少女こいしは無傷であった。さらに、こいしの謎の攻撃が2人を襲う。続いて、動けぬ魔理沙に攻撃が向けられ、それにより魔理沙は全裸(スジ丸見え)にされ、ダメージを受け昏睡する。その脅威的な力に苦闘を強いられた2人の胸中は穏やかでなくなる。さらに、2人は魔理沙への思いを独白する。
こいしはその二人の様子から自らへの憎しみと憎悪を味わいながら、再度、アリスとパチュリーを攻撃する。この手で全てを葬り去ってやる。少女の狂気が鮮明になる。
パチュリーが魔法の準備をしている間に、アリスが上海人形で鎖を排除し、魔理沙を救出し、キスをする。ついにパチュリーの魔法が発動し、魔理沙、パチュリーともに全裸で乳首丸見えの状態でキスをし、ユニゾン?精神共有みたいな状態となり、魔理沙の容態が回復する。
最終決戦。魔理沙に向かって突撃するこいしであったが、結界?魔方陣?のようなものに防がれ、その間にアリスの謎の攻撃、魔理沙&パチュリーのマスタースパークのような攻撃、3者の決死の共闘の前に敗れる。
戦いが終わり、地霊殿を去り、魔理沙は意識の無いパチュリーを抱えながら、アリスとともに遠くから地霊殿を眺めながら、激闘の追憶にふける。
最後に敗れて意識の無いこいしがさとりに看病されているときに目を覚まして物語は終わる・・・。
・基本設定、あらすじでは記載の無かったInnocent Keyの本作における独自設定
・アリスが人形を具現化している。アリスの髪の毛は伸縮自在である。
・こいしの攻撃が原作からは全く考えられない攻撃方法である。また、能力である無意識を操る能力を全く使ってこない。
・素手(ミニ八卦炉なし)で魔理沙がマスタースパークらしき攻撃を平然としてくる。
尚、二次創作では原作者の許可があり、権利者の権利を侵害しなければ、自由に創作活動をしてよい。原作とは異なるオリジナル設定、オリジナルキャラ、独自の解釈も容認されてしかるべきものである。
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最終更新:2025/12/12(金) 22:00
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