女神のカフェテラスとは (メガミノカフェテラスとは) [単語記事]

『女神のカフェテラス』(めがみのカフェテラス）とは、瀬尾公治による漫画作品。週刊少年マガジン 2021年12号より連載中。

概要

漫画
女神のカフェテラス
作者	瀬尾公治
出版社	講談社
レーベル	講談社コミックス
掲載	週刊少年マガジン
掲載期間	2021年 2月-
巻数	既刊15巻（2024年 5月時点）
アニメ
監督	桑原智
制作	手塚プロダクション
放送期間	2023年 4月-6月（第1期） 2024年 7月-（第2期）
話数	全12話（第1期）
漫画・アニメテンプレート

「5人全員正ヒロイン！」でお馴染みの本作

瀬尾公治先生の6作目の週刊少年マガジン作品。

前作『ヒットマン』の最終回と同時に第1話が掲載された作品であり、神奈川県の三浦海岸を舞台にしたラブコメ漫画である。

第1巻の発売の際には５人の声優を鬼頭明里が担当した。

2022年 9月8日、2023年にテレビアニメが放送されることが発表された。

2022年 11月10日、2023年 4月にテレビアニメが放送されることが発表された。制作は手塚プロダクション。

あらすじ

東京大学に現役合格した男子学生・粕壁隼は喧嘩別れした祖母・粕壁幸子の訃報を聞き、3年ぶりに祖父の喫茶店のFa miliaに帰郷する。そこに待ち構えていたのは、住み込みで働いている5人のメイドたち。Fa miliaの再建を決意した隼は、一つ屋根の下で5人のメイド達との共同生活が始まるのだった。

登場人物

粕壁隼(かすかべ　はやと）- CV.水中雅章
本作の主人公。東京大学 1年生(退学)。Fa miliaの２代目マスター。プライドが高く、嫌味っぽい口調が特徴だが、根は誠実。3歳の頃に両親を亡くし、祖母である幸子に引き取られた。嫌煙家で、株投資をやっている。現役で東大に受かるほど勉学の才はあるが、一辺倒であるため失敗を繰り返して成長する。
幕澤桜花(まくざわ　おうか）- CV.青木瑠璃子
 服飾系の専門学生。ヒステリックで反骨精神が旺盛な所謂ツンデレ系女子。秋水におんぶされてサンタの格好で街中を走り回ったり、隼のブツと目が合ったりして何かと被害に遭いやすい。料理が苦手だがピラフは作れる。
Fa miliaの制服を製作した。双子の妹の橘花は隼と同じく東京大学に通っている。
月島流星(つきしま　りほ)　- CV.山根綺
 大学2年生。小悪魔系女子。ワインや酒類を好む。小悪魔系だが嘗めた態度で店を再開しようとした隼に対して、喝を入れるなどFa miliaのことを誰よりも気にかけている。
幼少期の頃は天才子役として名を轟かせていたが、徐々に子役としての人気が低迷していき、現在に至る。大人になった今でも役者の仕事が入ってくるが、死体役をやらされている。
小野白菊（おの　しらぎく）- CV.和氣あず未
 流星と同じく大学2年生。一見大人しいそうな性格をしているが、アルコール類が極端に苦手で、少しの臭いを嗅いだだけでも酔ってしまう。酔うと途端に匂いフェチの淫乱の女性に変貌し、全裸になろうとしたり、半裸で隼に抱き着いたりしてしまう。得意料理は日本食。父親の賢雄は幸子の弟子で三ツ星シェフ。
第1回人気投票では1位になった。
鳳凰寺紅葉(ほうおうじ　あかね) - CV.瀬戸麻沙美
 フリーター。音楽活動をしており、3ピースのガールズバントのヴォーカル兼ギタリスト。
飄々とした性格をしているが、怪談噺や幽霊が苦手で、夜中に一人でトイレに行けなかったり、ちょっとした音にビビるなど臆病な一面もある。第2回人気投票では1位になっている。
鶴河秋水（つるが　あみ） -CV.鈴代紗弓
 高校3年生。マイペースかつアホの子で、隼のことを「はやっち」と呼ぶ。
空手部に所属しており得意技は蹴り技。ストリートファイターを好んでおり、使用キャラはブランカ。
お面をたくさん持っており、ゴリラ、死神などの多種多様なお面を持っている。
粕壁幸子(かすかべ　さちこ) -CV.伊倉一恵
隼の祖母。独りでFa miliaを切り盛りしていた。当初はほかのメイド達のダメっぷりや大洋の嫌味っぽい口調によりFa miliaに嫌気が刺していたが、春恵の代わりにビーフシチューを作った際に他のメイド達に褒められ、同時に自分の居場所を知り、次第に他のメイド達とも馴染んでいきFa miliaのメイドとなった。
一人で切り盛りしていた時は、ほぼ赤字経営だった。
粕壁大洋(かすかべ　まさひろ)
隼の祖父。隼同様嫌味っぽい口調をしる。故人でファミリアの元店長。Fa miliaのメイド二等兵と呼んでいる。金曜の夜はカレーを食べる。

千代田食堂(元Fa mily)のメイド/暗黒聖闘士（ブラックセイント）
高崎舞乙(たかさき　まお)
フリーター。(たまに読モもしている。)
美人だが性に奔放で享楽的な性格の残念なサキュバス系お姉さん。
隼の家に身を寄せたのを機に5人で古民家に住もうと提案した発起人でもある。
千代田莉々歌(ちよだ　りりか)
元子役で現在はYoutuber。千代田食堂の店長。
最初は流星を見下していたが流星の優しさに打ち解けた素直な女の子。
Fa milyを買い取り、新たに千代田食堂を開業した。
宗谷萌美(そうや　もえみ)
大学3年生。おっとりふわふわ性格だが料理上手で食堂の厨房を取り仕切る。
特に老舗料亭である実家仕込みの和食の腕は一流で白菊も舌を巻くほど。
和帽子を被ると性格が豹変し、白菊とは違い、凛とした表情になる。
吉野碧流(よしの　へきる)
フリーター。小説家志望で喫茶店での執筆に憧れがある。そのためか隼にコーヒーをよく頼む。
ファミリア組の恋模様を漫画やライトノベルのように当てはめたメタ視点で楽しんでいる様子。
ヴァレンティーナ　吾妻（ヴぁれんてぃーな　あづま）
旅人。奔放な性格の自由人でブラジルとのハーフ。
カポエラ使いで格闘家同士ノリが近いのか秋水とよく修行をしている。

初代ファミリアのメイド達
粕壁幸子(かすかべ　さちこ)
隼の祖母。
宮古明美(みやこ　あけみ)
白菊の祖母。白菊と同様にアルコールに極端に弱い
姉川由美子(あねかわ　ゆみこ)
流星の祖母。昭和の大女優。
龍田勝代(たつた　かつよ)
秋水の祖母。よく皿やカップを割っては大洋に叱られていた。渾名は龍田二等兵。
千早洋子(ちはや　ようこ)
紅葉の祖母。若い頃はクールな女性だったのだが、現在は隼を攫ったり、刀の刃を向けるなどかなり危ない女性になっている。
八重山春恵(やえやま　はるえ)
桜花の祖母。桜花同様、ファミリアの制服を手掛けていた。料理は下手だが服飾は得意な少女。