実況パワフルプロ野球とは、1994年より発売されている野球ゲームシリーズの名称である。略称は「パワプロ」で、ニコニコ動画でのタグ登録も略称が多い。
参考:タグ検索「パワプロ」
もしかして→実況パワフルプロ野球(iOS/Android) 実況パワフルプロ野球(Nintendo Switch)
バンダイナムコエンターテイメントの「ファミスタ」シリーズと並ぶ、家庭用ゲーム機における野球ゲームの代表作。現在はパワプロプロダクションが製作を担当している。
デフォルメ化されたキャラクターであるパワプロ君によるコミカルさを持ちながらも、ミートカーソルによるシビアなバッティングや左側ボタンのみで送球できる守備システムなど、これまでにないリアルさを追求した操作性で話題を呼び、瞬く間に野球ゲームの常識を塗り替えた作品である。
選手エディットを発展させたサクセスモードは本作のもう一つの顔。このモードだけでも攻略本が発売されるほど育成の幅が広がり、過去にサクセス主体のゲームもシリーズ化されている。
イチローが210安打を放った1994年の3月11日、スーパーファミコンで第一作「実況パワフルプロ野球'94」が発売。当時まだ声入りのソフトが珍しい中、実況とウグイス嬢を音声に加えた。実況役はABCのアナウンサー・安部憲幸氏が8まで担当(ただし2のみ太田元治氏が担当している)。また野球ゲーム史では初めて球場も実名で収録された。
SFCで「2」を発売後、「実況パワフルプロ野球'95」でプレイステーションにも参入。これ以降、6までメインナンバータイトルを任天堂の機種、年号タイトルをPSで出すスタイルが続く。
3('96)で初めて「サクセスモード」が追加。このモードは後に矢部明雄、猪狩守(共に初登場は4)、早川あおい(7から)など、数々のキャラクターを生み出した(下記のシリーズの登場人物を参照)。
4~6はNINTENDO64で発売。球場がフルポリゴンとなり、3Dスティックでのより高精度かつ新たな操作感が楽しめるようになった。同時期登場の「パワプロクンポケットシリーズ」と設定上直接つながりがある「パワプロ」は「5」のみである。
6以降は任天堂機種のタイトルのみ、パワポケシリーズと選手パスワードが共有できる(PS版'99は例外)。5~12までは、あの月野うさぎや葛城ミサト役でお馴染みの三石琴乃氏がウグイス嬢である(13~2013は吉川朋江氏、2014では梅田ひでみ氏へと交代している)。
7からメインナンバー作品がPS2へ移行。グラフィックも大幅に向上し、今までのキャラクターイメージなどが大幅に変更された。8では米倉千尋氏がテーマソングを歌った。また、本作より京都アニメーションが11までOPアニメ製作を担当。
9~12、および決定版はゲームキューブとのマルチタイトルに移行。
9の実況は、テレビ朝日からフリーランスになった辻よしなり氏が、10からの実況は河路直樹氏が担当。
11ではサクセスの内容ががらりと変わり、あおいや守たちが主人公と矢部の先輩という設定変更も行われた。12から応援歌作成が可能となり、ゲーム内で音をずらして収録されている実在応援歌の再現などが可能になった。12なら日本ハム時代の小笠原道大、巨人時代の小久保裕紀などが該当。
13は再度PS2のみでの発売。14、15よりPS2とWii(Wii版14は「実況パワフルプロ野球Wii」という名称)でのマルチタイトルに戻る。
Wii版タイトルにはPS2の内容に加え、「リモパワ」というWiiリモコンやMiiで遊べる専用モードを搭載。それ以外の、ゲームのメイン部分ではWiiリモコンを含む各種コントローラが対応している。
14では今までのサクセスに加え、「栄冠ナイン」というサクセスが登場。高校野球の監督となって全国制覇を目指すというモードで、プレイヤーは選手の操作でなく練習指示などを行う。15は公式ページで前もって告知されていたとおり、決定版が存在しない。
15以降はナンバリングタイトルでなく、PS2で「~2009」、Wiiで「~NEXT」、PS3・PSPでの「実~2010」以降は、発売された年号が冠されている。
「NEXT」からWi-Fiによるネット対戦にシリーズで初めて対応。また」「NEXT」はタイトルロゴなどが一新されている、サクセスの代わりに「ヒーローモード」を搭載するなど野心的な作品。以降のシリーズは本作のリアル調グラフィックがベースとなっていく。
2010のPS3版はメジャー版である「実況パワフルメジャーリーグ」で採用されていた選手の似顔絵グラフィックを搭載。2011からはPSP版でも各選手の似顔絵グラフィックが搭載された。またサクセスの世代交代もここで一度リセットされ、主人公は再び猪狩守と同学年になっている。実況も河路直樹氏から堂前英男氏へ交代している。
2011は、14以来4年ぶりとなる決定版も発売。2012からは、PS3、PSPに加えてPS Vitaでも発売される。2013は、例年の夏休み前に開幕版、年末に決定版という周期を廃止して、10月に1作だけ発売、細部はオンラインでのパッチ配信で対応された(ただしPSP版は非対応)。そのため第一報の発表も6月下旬といつもより1ヶ月遅く、先にオンライン専用野球カードバトル「パワプロスタジアム」をPS3とPS Vitaで配信することが発表された影響もあり、もう本編は出ないのか?とファンをやきもきさせていた。
2014では5年ぶりに栄冠ナインが復活し、前作の課金要素は撤廃され、PS3とPS Vitaの2機種でのみ発売された。その二ヵ月後の12月からiOS/Android用アプリの「実況パワフルプロ野球(iOS/Android)」が配信された。
2016は2015年9月の東京ゲームショー2015で発表され、2016年1月に2016とサクセススペシャルの二作品が同年春に発売・配信が決定し、両作品ともPS3、PS Vitaに加えPS4の三機種となる。2014より発売時期が離れ、2015のナンバリングタイトルを飛ばしての発売となる。同年には「~BALL SPARK」としてAC機種への進出も決定。2017は発売されなかったが、2017年4月27日に配信されたアップデートで2017年版のデータに対応した。シリーズのサクセスキャラが勢ぞろいする「パワフェス」モードが初登場。以降のシリーズ作品でもパワフェスが搭載されていくことに。
2018は2017年12月7日に制作されていることが発表され、PS4、PS Vitaの2機種で発売された。2019年4月には2019年度版が配信される。
2019年に発売された「実況パワフルプロ野球(Nintendo Switch)」は文字通りNintendo Switchで遊べるが、サクセスはパワプロ9の流用。ゲームモードはシンプルで、シリーズ未プレイ者に対するエントリーモデルとしての色合いが強い。
また、2019年からNPBと連携したパワプロのeスポーツ大会「eBASEBALL」が開催されるようになった。
2020年は本編シリーズとしては初めてタイトルから「実況」が外れ、「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」となった。「15」以来久しぶりに任天堂・ソニーハードのマルチとなる。
投手 | 捕手 | 内野手 |
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外野手 | 監督・コーチ | マネージャー兼彼女 |
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高校 | 大学 | 企業・団体 | 球団 |
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掲示板
816 ななしのよっしん
2024/09/27(金) 03:10:51 ID: uFf0+UIPaJ
メジャー、やろうと思えば人海戦術でできると思うよ
どちらかといえば使用料に見合うメリットがあるかどうかの問題じゃね
末期のパワメジャとか、全然売れなかったらしいからね
817 ななしのよっしん
2024/09/27(金) 23:12:21 ID: XfGrWztQXG
パワメジャ単純に面白くなかったし… 打球はフワフワしてるし守備もスピード感無いし、シーズン(ペナントモード)や他の部分も酷かったぞ
シリーズの後半はテキトーになってたけど選手名鑑はめちゃくちゃ良かった部分
818 ななしのよっしん
2025/01/11(土) 18:05:21 ID: PIuG7ZnCsn
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最終更新:2025/03/25(火) 17:00
最終更新:2025/03/25(火) 16:00
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