ヴァンパイア(ゲーム) 単語

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ヴァンパイア

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ヴァンパイア(海外版名称Darkstalkers)は、カプコンから発売された対戦格闘ゲームシリーズである。

シリーズタグとしては「ヴァンパイアexit_nicovideo」が最も多く使われるが、同タグを使う別種の動画も多数存在するためか、「ヴァンパイアハンターexit_nicovideo」「ヴァンパイアセイヴァーexit_nicovideo」など個別バージョンタグも併用されることが多い。

概要

吸血鬼狼男人造人間ミイラゾンビなど、世界各地の伝承に出てくるモンスターが戦いあう対戦格闘ゲームである。キャラクターモンスターになったことにより、同社作品「ストリートファイターIIシリーズよりも人間離れした攻撃を違和感なく表現。各キャラの個性を戦術面で際立たせることに成功している。

システム的には、自由度の高い連続技が簡単に組み立てられる「チェーンコンボ」、防戦一方の状態から反撃に転じる「ガードキャンセル必殺技」をはじめとして、ガード中連続攻撃、中扱いになる(しゃがみガードできない)ダッシュ攻撃など、それまでの格闘ゲームになかった要素を多数搭載。従来作品よりもアグレッシブで変自在な攻防を可にした、革命的野心作であった。

2D格闘らしからぬ滑らかなキャラクタモーションも本シリーズの特徴である。ストIIシリーズまでの、グラデーションを駆使したドット絵作成手法をあえて捨て、セル画のような23色での陰付けを採用することにより、短期間でパターンの枚数を稼ぎ、アニメーションを滑らかにすることが可になった。

シリーズの中では2作ヴァンパイアハンター」と3作ヴァンパイアセイヴァー」の人気が高い。稼動から15年以上たった今でも熱心な好者のいる、'90年代を代表する2D格闘ゲームの一つである。

家庭用向けの移植について

ヴァンパイアシリーズ庭用移植は基本的にアレンジ要素が多い移植な為、一部の移植版のみでしか見れない要素も存在している。

ヴァンパイア The night Warrior (初代PlayStation版)

オープニングとしてOVAヴァンパイアハンターのED曲「The trouble men」が、エンディングには「The Rain」が流れる。

開発が遅れてしまい、セガサターン版「ヴァンパイアハンター」の発売から1ヶ後に発売された。後に外注移植だった事が後に元プロデューサー岡本氏から語られた。

ヴァンパイアハンター Darkstalkers' Revengeセガサターン版)

初代PlayStationヴァンパイア同様、アーケード版からアニメーションが削減されているが、とある隠しコマンドで同キャラ対決をさせるとアーケード版と同様のアニメーションで対戦する事が可

ヴァンパイアセイヴァー The Lord of Vampireセガサターン版)

4MB RAMカートリッジ専用ソフトとして同梱版も発売された。アーケード版ではリストラされてしまった前作キャラに加えて、隠しボスシャモンも使用可

ヴァンパイアセイヴァー EX EDITION (初代PlayStation版)

EX EDITIONというのは、初代PlayStationは2D表現が弱く、アーケード版に近い移植が難しかった為に当時CAPCOMが初代PlayStation向けに仕様変更して発売したバージョンの事をしている。

今作ではセイヴァーの「DFチェンジ」かセイヴァー2/ハンター2の「DFパワー」をキャラ選択後に選べるようになっており、異なる作品のキャラ対決が出来る。

ヴァンパイアクロニクル for Matching Serviceドリームキャスト版)

ドリームキャストダイレクトこと通販専売タイトルとして発売。シリーズ初のオンライン対戦に対応。これまでに登場したキャラがほぼ参戦し、初代ヴァンパイアヴァンパイアハンターヴァンパイアセイヴァーゲームルールで遊ぶ事が可だが、セイヴァー2がベースとなっている。

今作ではキャラ選択後に初代ヴァンパイアタイプハンタータイプセイヴァータイプセイヴァー2タイプのどれかを選択するようになっており、選択した作品のチェーンコンボ方式・必殺技が使えるようになっている。ドノヴァンやジェダと言った一部の作品でのみ登場したキャラはその作品に寄った性となる。

ヴァンパイア ダークストーカーコレクションPS2版

ハイパーストリートファイターⅡ アニバーサリーエディションとセットになったバリューパックも発売された。

初代ヴァンパイアセイヴァー2/ハンター2まで全ての作品を収録。とある条件を満たすと解放されるアレンジバージョンでは、セイヴァーで登場予定だった吸血鬼キャラクターの「Dee」を使う事が出来る。Deeでアーケードモードクリアすると・・・?

さらにとある方法でオプションを開くと細かい設定やバージョン選択を行う事が出来るシークレットオプションも存在する。

ちなみに本作は何故か前作クロニクル実装されていたトレーニングモードの2P側のキャラクターの動きを録画・再生する機削除されてしまっている。

ヴァンパイアクロニクル ザ・カオスタワーPSP版、PSVitaでもプレイ

ヴァンパイアクロニクル携帯移植版。こちらもストリートファイターZERO3ダブルアッパーセットになったバリューパックが発売された。

携帯機向けに設定した必殺技ワンボタンで出したり、コマンド技が簡略化されるEASY操作が実装された。さらに追加モードとしてキャラクター3人を選び、の頂上をタワーモードも追加された。通信対戦にはアドホックモードにも対応している。

ZERO3ダブルアッパーとは違いダウンロード版がある為、PSVitaでも遊ぶ事が出来る。

ヴァンパイアリザレクション

ハンターセイヴァーリマスター版、オンライン対戦にも対応している。

カプコン ファイティング コレクション

アーケードリリースされたシリーズ全作を収録。オンライン対戦プレーが可な他、トレーニングモードの追加やミュージアムで収録作品のイラスト資料の閲覧やBGM自由に聞く事が出来る。
また、各タイトルの今作収録版には特定タイトルにてCPU専用キャラを使用する事が出来たりするなど、アーケード版とは異なる点も見られている。

カプコンアーケード2ndスタジアム

アーケード版の初代ヴァンパイアハンターセイヴァーが収録。こちらは移植元に忠実な内容のため、トレーニングモードが存在せずCPU専用キャラを使う事が出来ない。また、カプコンファイティングコレクション収録版との兼ね合いでオンライン対戦は不可能

外部出演作について

ポケットファイター

モリガンフェリシアレイレイが参戦。リュウを除くストリートファイターキャラウォーザードタバサ同様、様々なコスプレ技を披露して戦う。プレイアブルキャラとして参戦しなかったデミトリ達も後ろの背景で楽しく過ごしているご様子。

スーパーパズルファイターX

モリガンフェリシアレイレイ・ドノヴァン、庭用版ではお札姿のリンリン・アニタ、さらにドリームキャスト版ではアナカリスの裁きの呪いを受けてコウモリ姿にされてしまったモリガンプレイヤーキャラクターとして登場。背景のみに登場する他キャラクターも裁きの呪い小動物の姿にされている。

CAPCOM VS SNK MILLENNIUM FIGHT 2000

隠しキャラとしてモリガンゲスト参戦。CAPCOMグルーヴかSNKグルーヴどちらかでイラストが変更される。

CAPCOM VS SNK 2 MILLENNIUM FIGHT 2001

前作に引き続きモリガンゲスト参戦。今作でも選ぶグルーヴによってイラストが変わってくる。次々とドットが新造されていく最中モリガン本家シリーズドットをそのまま持ってきている為、他キャラべてドット解像度が荒い。一応ソウルフィストのエフェクト等は新しく作り直されている。

CAPCOM FIGHTING Jam

デミトリフェリシアアナカリス・ジェダ・パイロンが参戦。デミトリミッドナイトブリスアナカリスの裁きの呪いも健在で、他CAPCOMキャラクター女体化や裁かれた姿を見る事も出来る。

SNK VS CAPCOM SVC CHAOS

隠しキャラとしてデミトリのみの参戦。こちらでもミッドナイトブリスSNK側のキャラクター女体化を見る事が可だが、この女体化が後年のSNKのとあるタイトルに繋がるとはも思わなかった・・・

■頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS CAPCOM

モリガンフェリシア、隠しキャラとしてバレッタが参戦。携帯ゲーム機ながらも原作の動きを細かく再現されている。オリンピックモードの競技としてフェリシア役のミニゲームキャットウォーク」というダンス競技もある。隠しキャラの取得が非常に難しい本作だったが、復刻版ではアップデートにより取得しやすく調整されている。

SNK VS CAPCOM カードファイターズ

全員カードとして登場。

MARVEL SUPER HEROES

隠しキャラクターとして本シリーズで一度もプレイアブルキャラになっていないアニタが登場。

必殺技の「Love fou you」はMARVELヒーロービックリ火力HIT数を叩き出す。あくまでボーナスキャラと言った所だろうか。

MARVEL VS CAPCOM CRASH OF SUPER HEROES

モリガンシリーズ初参戦。演出としてリリスも登場。

染みのダークネスイリュージョンに加えて、コウモリレーザー変身するソウルイレイザーリリスを出すシルエットブレイドレベル3限定技のエターナルスランバーガード不能飛び道具必殺技となっている。

さらに性セイヴァーリリスに近いリリスモリガンが隠しキャラクターとして参戦。このリリスモリガン何かの間違いでリリスモリガンの精神が入れ替わってしまい、モリガンの身体とで戦うリリスという設定になっている。

また、スペシャルパートナーとしてアニタも参戦しているのだが、使用時の技モーションにドノヴァンが巻き込まれている。相変わらず扱いが悪い主人公

MARVEL VS CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES

モリガンに加えて、フェリシアバレッタアナカリスが参戦。

モリガンエターナルスランバーくなってしまったが、ダークネスイリュージョンを利用した繋ぎ等が行える。

フェリシアはほぼ原作に近い性での参戦。プリーズヘルプミーも健在。

バレッタリーチこそ狭いが、必殺技クールハンティングでかなりのヒット数を稼げる。

アナカリス原作では使用不可だったアドバンシングガードが使えるようになり、新しい必殺技を多く追加されての待望の参戦となった。今作の王の裁きは容量の都合か、全員統一で奴隷人形姿になる。

MARVEL VS CAPCOM 3 Fate of Two Worlds

モリガンフェリシアレイレイが参戦。本作のモリガンはさらに原作寄りにセイヴァー2タイプベースしたかのような高い基本性を持ち、マヴカプ2で脅威を放った飛行力を持つようになった。…問題はここからでアッパーバージョンであるULTIMATE MARVEL VS CAPCOM 3」では飛行形態移行・解除を利用してさらにソウルフィストを打ち出せる事が判明、さらにアストラルイリュージョンで左右からソウルフィストを飛ばす事も出来るので凄まじい制圧力を誇る。しかし、これらを継続して出すのは高度な操作が要される。

一方で本作初参戦となるレイレイは下手すれば前作のロールちゃん(最弱補)と言われている程の弱さで火力の低さ、技の発生がどれも遅め、リンリンのお札が外れてレイレイ暴走する強化系のハイパーコンボも他キャラクターよりもく効果が終わってしまうというファンには悲しい性となっている。さらに本作のレイレイは何故か自称ボクとなっている。

HEROES VS HERALDS のヘラルド営で見れる今作のラスボスである惑星食い物とするギャラクタスのヘラルド(ギャラクタスから力を授かり、次に捕食としたを調する者)となり、全身メタリックボディになったモリガンフェリシアレイレイの姿は一見の価値あり。

MARVEL VS CAPCOM INFINITE

モリガンに加えて、ジェダが初参戦。しかし、今作は言語ボイスを設定出来ず、全編英語吹き替えのみなので前作のカプコンキャラ日本語吹き替えで遊んでいた人にはかなり違和感があるかもしれない。

タツノコ VS カプコン CROSS GENERATION OF HEROES

モリガンのみの参戦。コンボ阻止に使えるメガクラッシュなどのシステムとの相性が悪く、他キャラべて火力もあまり出ない為あまり使用されない傾向にあった。ダークネスイリュージョンではリリスが登場するが、ボイスし。

エンディングではクイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡に登場したホシノマナブという少年とのゲーム対決負けてしまい、その悔しさから順番を守らずに連コインしようとしたり、執事達とWiiで遊んだりといつもとは違うモリガンを見れる。

ガンバード2(ドリームキャスト版のみ)

モリガンゲスト参戦。キャラ選択画面のランダムに項を合わせて上を入力すると使用可シングルプレイエンディングでも2種類用意され、さらに協力プレイでの組み合わせでもエンディングが変化するのでモリガン関連のエンディングだけでもかなりの多さとなっているが、疑似協力プレイが出来るので1人だけでも協力プレイが可となっている。

ガンスパイ

ヴァンパイアセイヴァーバレッタが隠しキャラとして参戦。今作のバレッタはなんとキックボードで移動したり、バズーカを使ったりといつもとは違うバレッタが見れる。リンゴ爆弾は健在。

ちなみに今作のバレッタ自称は「ワシ

NAMCO X CAPCOM

デミトリモリガンリリスフェリシアレイレイ・ザベルフォボスキュービィが登場。

■PROJECT X ZONE

デミトリモリガンレイレイ・ジェダ・サベルキュービィが登場。

■PROJECT X ZONE 2  :BRAVE NEW WORLD

デミトリモリガンフェリシアバレッタ・ザベルパイロンキュービィが登場

クロスエッジ

ヴァンパイアシリーズコラボキャラとしてデミトリらが参戦。今作は非格ゲークロスオーバー作品ながら、ミッドナイトブリスも使用可

OVA版

シリーズ2作ヴァンパイアハンター」を題材としたオリジナルビデオアニメーション作品。1997年1998年に全4巻が発売された。DVD版も発売されたが、海外ではBlu-Ray版も後に発売された。(日本Blu-Ray再生機器でも視聴可。)

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