ときめきメモリアルシリーズ 単語

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トキメキメモリアルシリーズ

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ときめきメモリアルシリーズとは、コナミから発売された恋愛シミュレーションゲームときめきメモリアル』を軸としたグッズゲームラジオアニメ映画等の多岐に渡るメディアミックス企画の総称のことである。

以下、各シリーズに共通する大まかな概要を簡単にまとめる。
各作品についての詳細は、作品項を参照してください。

ゲームについて

共通のシステム

システム概要
プレイ期間は高校生活三年間。
文系理系芸術運動・根性・容姿・雑学といったパラメータを上げながら、各ヒロインイベントデートを繰り返しながら密になっていき、卒業の日にヒロインから告白されることが的。
ただし、SS版『1』と『4』ではこちらから告白することも可だが、『4』では特定条件を満たす必要がある。
告白成功の場合でも必ず最後は女の子からの告白になってしまうが、こちらから告白を言い切ってしまった場合は必ずバッドエンドになってしまうのがSS版『1』との相違点である。


告白成功するかか?


ときめき度】
ヒロインとの好感度や密度をあらわす値のことで、「友好度」とは分けて設定されている。パラメータを上げたり、デートを成功させたりすることで上げることができる。
ときめき度の数値によってヒロインのこちらに対する態度が変わっていき、ときめき度の低いヒロインは態度が悪く、セリフが総じて辛辣!(あまりの辛辣さゆえ、逆にこのことをネタにした動画が好評を得ているみたいだ。)
このときめき度を高め、ときめき状態に持って行くことがヒロインから告白される条件の一つである。

ときめきときめき


爆弾
ヒロインに冷たくしたり無視したりしてヒロインを傷つけると、ヒロイン達の間で妙な噂が流れ、噂を流したヒロインの評価のところに爆弾マークがつく。この爆弾マークがついたヒロインを放置しておくと、爆弾爆発してしまい、登場しているすべてのヒロインときめき度が下がってしまう。爆弾は、爆弾マークがついたヒロインデートに誘うことによって解除することができる。一度のプレイで一人のヒロインだけではなく、色々なヒロインと接触させ、プレイマンネリ化を防ぐことが狙いのシステムである。


恐怖爆弾プレイ

音声合成システム

『2』以降の作品にはEVSEmotional Voice System)という、入した主人公名前ヒロインに呼んでもらえるシステムが搭載されている。『1』では名前を呼んでくれなかったが、『2』以降はプレイヤー名前を呼んでもらえるため感情移入がしやすくなった。ただし、基本的に不適切な言葉は認識せず、入の時点で弾かれる。

『2』では「アペンディスク」と呼ばれる追加ディスク(元は雑誌の付録で、現在プレイステーションストアで販売されている)を使わない限り陽ノ下光麻生華澄以外のキャラクターEVSは作れないが、このディスクを使おうが使うまいが、作れるのはたった一人分であり、さらにメモリーカード一枚分の容量を使ってしまうため、メモリーカードは実質二枚必要と不便そのものだった。

『3』と『Girl's Side』シリーズでは、最初にEVS登録すればゲーム中に登場したキャラクター全員主人公名前を呼び、さらにゲーム中のオプション画面で登場したキャラクターの呼び方を変更する事が出来る。その呼び方は『2』よりも自然になっているが、『3』では「おにいちゃん」、「だんなさま」といった言葉を何故かさらにスムーズに言ってくれる。

『4』ではEVSではなく、株式会社アルカディアの「SpeeCAN」という別のシステムが搭載されているが、PSPネット環境がないと設定できない点や、設定画面でテストできるキャラクター星川真希のみで、他のキャラクターがどんな呼び方をしてくれるのかはゲーム中に登場しないと分からず、ゲーム中にも修正できないという点が不便であった。

うんちく

このゲームは以降のギャルゲーなどと違い、「彼女を振り向かせるために自分を磨く」という男らしいゲームでもある。
ひたすらパラメータを上げて、甲子園優勝したりインターハイに行ったり、巨大ロボを作ったりして関心を買う。

『1』で言うならば、強制登場となるメインヒロイン藤崎詩織ライバル?の伊集院レイ友の早乙女好雄・優美以外は、パラメータや所属クラブの関係で出現を抑えたり出来るが、あまりキャラを出しすぎるとデートが重なったりして不満を持った女の子から「悪い噂」(爆弾)が流れてまともにクリアできなくなるため、攻略するキャラクター以外は考えて調整する必要が出てくる。
このあたりのシステムは続編シリーズでも継承されているため、「いかにしてキャラを出さないか」という他のゲームでは一見考えられないプレイ常識である。

また、自ら上げたパラメータ数値以外の必須イベントがほとんどく、ファミ通のやりこみで一回もデートせずにハッピーエンドを迎えるなんて事も可なほど自由度が高かった。
だが、『2』以降は必須イベントが増えているが……イベントを見てないなのに告白してくるキャラも居る。
慣れてくると、2時間ほどで終わる。

キャラ商売イメージが先行しているが、シミュレーションゲームとして十分成立している作品である。
ただ文章を呼んでいくだけ…の紙芝居ギャルゲーよりはゲームとして十分の出来である。

シリーズ作品一覧

コンシューマ作品

本家シリーズ

GSシリーズ

アーケードゲーム

ときめきメモリアル~おしえてyour heart~
ときめきメモリアル~forever with you~』を基にしたアーケードゲーム
ときめきセンサー」という機械で心拍数を図り、同じ選択肢を選んでも心拍数の具合でそれが本心かどうか分かる仕組みらしい。デート中に女の子に悪い印を与えればライフが減り、期間は三年間でも途中でライフが0になってゲームオーバーなる事もある。後にWindows95にも移植されており、マウスときめきセンサーの代わりとなる。

オンラインゲーム

ときめきメモリアルONLINE
以前存在していた、MMOゲーム
ネームバリュー狙いの鳴り物入りで投入されるも、色々遭って々に散っていった。そのため「黒歴史」扱いとなり、シリーズに含めるかは現在賛否両論となっている。

スマートフォンアプリゲーム

テレビアニメ

ときめきメモリアル OnlyLove
上記の『ときめきメモリアル ONLINE』をベースにしたテレビアニメ作品。
アニメなので登場キャラクター全員がついているが、『ONLINE』ではモブどころかヒロイン三人にもがついていなかった。深夜の放送でありながら最高視聴率2.6%と、惨敗だった『ONLINE』にべると好調だった。

ラジオ

映画版

概要

何をトチ狂ったのか、『ときめきメモリアル』を実写映画化してしまった!そして、あの女優吹石一恵デビュー作!
だけど、「ときメモ」的にはとってつけた程度の作品。しかしこ映画、作品よりも主題歌が凄まじい。

タイトル ときめきメモリアル
開日 1997年8月9日
キャスト 岡田義徳(鈴木役)
榎本加奈子(西村小麦役)
中山ミリ遠野波絵役)
矢田亜希子(原田役)
山口紗弥加(横山美潮役)
吹石一恵藤崎詩織役)
主題歌 セピアのフォトグラフ
作詞作曲広瀬香美 歌:吹石一恵

吹石一恵あたしの歌を聴けぇ!

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最終更新:2024/04/19(金) 18:00

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