月英タウンとは (ゲツエイタウンとは) [単語記事]

月英タウンとは、かつて月英帝国の傀儡大喬さんを天下に導いた月英さんが韓当さんの町を乗っ取って立ち上げた町である。

月英タウンができるまで

194年。後に英雄集結と呼ばれる戦いは終わりを迎え、人々は月英さんの支配下大喬さんの笑顔の下で平和に暮らしていた。
しかし、その幸せは長くは続かなかった。
全土統一からわずか2週間。突如として謎の大爆発が発生。それと同時に君主である大喬さんが突如として失踪。それに伴い、あくまでも大喬さんを慕っていた配下武将達はことごとく離反。世は再び乱れ、混迷の時代に逆戻りすることになった。
時は流れ、月英さんは憤怒失意の中、わずかに残った名無し兵配下達と共に失踪した大喬さんを探す旅に出ていた。そんな中、彼女はある無双武将と出会う。
彼の名は韓当。乱れた世を直すため、自身が立ち上げた町に帝を迎え入れその威光でめちゃくちゃ目立ちまくることを目指しているという。そしてその手伝いを、月英さんにしてもらいたいというのだ。
月英さんは「自分の探し人を探すのを手伝うこと」と条件を提示し、韓当さんもこれを承諾。
かくして、帝を迎え入れるため、そして大喬さんを今度は脳味噌の髄まで洗脳し直して将星に導くため、月英さんの新たな戦いが始まったのであった。

月英タウンの住人達

月英
かつて起きた大戦で天下を統一した月英帝国大喬軍の名誉軍師。２３歳。虎戦車を大量生産するその数百年先を行く技術力は、彼女なくして大喬軍の全土統一はなかったと言われている。戦場においても、「彼女が戦戈を振るえば数多の星が降り注ぎ、その背に虎戦車を率いる威圧感は、あの呂布をも震え上がらせた」と伝えられている。
失踪した大喬さんを探して残った配下達を率いて各地を放浪していたが、自身の町を立ち上げたばかりの韓当さんに出会い、大喬さんの捜索の手伝いを条件に彼の町の発展を手助けすることになった。
韓当さんの町に居座ってからもその手腕を発揮。「虎戦車を模した巨大なシンボルを設置」「おは月英という大喬軍で使われていた挨拶を浸透させる」など、月英タウンの支配者として着実に町を発展させている。
韓当
再び始まった乱世で目立つために、月英タウンの前身となった町を立ち上げた。月英さんを町に迎えてからは空気化すると思われたが、月英さんを褒め称えることで彼女の心を鷲掴みにして見事メインキャラに居座ることに成功した。
・・・が、さすがに住人が増えていった結果ついに出番が消失。韓当さんに今後の出番明日はあるか。
張春華
大戦時からビジュアルを一新した新たなる鬼嫁。韓当さんからは春華(はるか)さんと呼ばれている。月英タウンに来て早々、この町唯一の出入口である門を見えない糸で封鎖する。
最初は新たな町の支配者となるべく月英さんと小競り合いを続けていたが、最近は意気投合したのか一緒に若い女の子にちょっかいをだす姿が見られるようになった。
諸葛亮
みんなご存じ月英さんの夫。五丈原で司馬懿、張春華、偽月英(過去の月英さんに似せてある)と共に妻を迎え撃つが、全力を出した月英さんにかなうわけもなく敗北。他二名と共に月英タウンに居座ることになった。なお、偽月英は戦闘時、月英さんの手で直々に粉砕された。
司馬懿
高笑いが特徴的な人気者。以前の大戦では諸葛亮と息のあったコンビネーションを披露し、終戦まで大喬軍を支え続けた。月英タウンに来てからは、胃痛に悩まされる韓当さんを心配するなど、鬼嫁に震えつつ唯一の良心として町の発展に貢献している。
関羽
軍神。長坂で息子の関興、義兄弟の張飛、及びその息子の張苞と共に春華さんを迎え撃つも敗北。その実力を認めて彼女について行くことを決めたが、彼女の拠点が月英タウンと知ると、大戦時に虎戦車に蹂躙されたトラウマが甦り何を思ったのか息子と義兄弟を連れて突如逃走。追ってきた韓当さんを配下と共に修羅と化して返り討ちにしたが、修羅をも超えた羅刹である月英さんに全員連れ戻されることになった。
※ただし、張飛のみ酒が抜けてないせいか修羅の力が発揮できず、後から来た韓当さんに連れ戻された。
張苞
７から新規参戦した張飛の息子。張春華の手引きで長坂から月英タウンに連行向かっている途中、親父と軍神と戦友が逃げだした結果、一人見捨てられる形で月英タウンに居座ることに。その後、春華さんの生け贄として韓当さんによって差し出され、肉まん中毒が大好きになるように、肉まんの美味しさを春華さんに徹底的に叩き込まれた。
関銀屏
武将人気投票「彼女にしたい武将」第1位を(予定通り)獲得した、カワイイ系パワフル天然美少女。
樊城で韓当さんによる月英タウンへの手厚い招待を受け、月英タウンに向かうことになった。
関平・関索
軍神関羽の息子達。銀屏ちゃんを町に迎えるという目的を果たした韓当さんにサクッと倒され、妹と共に月英タウンに住むことになった。
鮑三娘
関策の嫁(自称)。韓当さんが樊城に来たときに彼の背後にいる何かを感じ取り、モブ兵にやられるふりをして樊城から逃走したが、追ってきた銀屏ちゃんにボコボコにされて諭され、月英タウンに連行移住することになった。
曹操
洛陽で蔡文姫、典韋、許褚と共に覇道を目指す魏王。月英タウンの救世主として銀屏ちゃんに助けを求められ、自分を楽しませた褒美として他三名と共に月英タウンに向かうことになった。
※助けを求められた際、銀屏ちゃんの話を聞いているうちに名族よろしくどこかうわの空になっていったが、気のせいである。
蔡文姫
悲しみを背負い、乱世を終わらせるために闘う世紀末思想な歌姫。一見物腰柔らかそうな雰囲気だが、「あなた(銀屏ちゃん)の(心電図の)音を聞いていたい」という理由で月英タウンに住むなど、町の代表2名に負けず劣らずの豪傑である。
(以下反転)
実際はそんなことはなく、彼女は心穏やかで優しい人物である。上記の台詞もパラノイアにかかった中の人の勘違いであるが、月英さんや春華さんには仲間として認識されてしまい、正史とは別の形で悲惨な目に遭っている。
(反転終了)
兀突骨
大剣を扱うモブ兵一般武将の一人だが、固有グラ持ちの上に超デカイ(韓当さんの約２倍)。おかげで一時期韓当さんより目立っていた。
そんな韓当さんに対して「最近目立ってるようじゃねえか！」と、賞賛だかイヤミだかわからない言葉をかけた。

その他重要人物

大喬
かつて全土統一を果たした月英帝国の傀儡大喬軍の君主。全土統一を果たした後、民達の笑顔に囲まれて平穏に暮らしていたが、前述の大爆発発生直後に行方をくらましてしまう。彼女の失踪を皮切りに世は再び乱世に包まれてしまったため、いかに彼女の存在が大きなものであったかを感じ取れる。
風の噂によると、現在は襄陽で孫策に捕らえられているらしい。
鍾会
英才と選ばれた人間を自負する残念なイケメン。大喬さんと同じく大爆発直後に行方不明となっているが、それと前後して大量の爆弾を体に巻き付け、英才ダッシュ(真・覚醒乱舞のアレ)をしている姿が目撃されている。
通りすがりの武人
韓当さんの夢に突如現れた謎の武人。記憶喪失であるらしく、自分に関することは武の頂を目指していたこと以外わからないという(それ以外のことはだいたい覚えている)。
噂によると、大戦中に大喬さんと結ばれ、その後彼女と共に行方不明になった徐晃ではないかと言われているが、真相は不明である。

名物・名産品

虎戦車
月英タウンのシンボルにもなっている、月英さんが開発した対歩兵戦車。旧式の自立型と最新式の搭乗型の2種類があり、特に搭乗型は外部からの攻撃を決して通さない絶対の防御力を誇るが、両型共に水に入ると大破する弱点がある。また1体ごとに管理番号が振られており、月英さんはそれらの現状をすべて把握している。
※当時はまだ管理番号の概念がないため、孔明はこれを「名前をつけている」と表現した。
大戦時はかなりの数が量産されていたが、現在は五丈原に保管してあった旧式を除き、前述の大爆発以降すべて行方知らずとなっている。
肉まん
食い意地の張った家族のために春華さんが考案した特製肉まん。一つでお腹がいっぱいになるように、様々な薬物調味料で絶妙な味付けがなされている。これを食べた人たちからは「癖になる」「毎日食べても飽きない」「これを食べないとおかしくなりそう」「大好きな人が肉まんに見えるようになりました」など、大いに好評である。
双轟雷刃
打倒修羅のために韓当さんがどこからともなく仕入れてきた最終兵器。分類は双刃剣。
誘雷・雷花・気絶属性に加え、攻撃力が２３(重要)といろんな意味で素晴らしい性能を誇る。
これを装備し、魏風の青衣装に身を包んだ韓当さんは「これで勝つる！」と意気込んでポリタンにまたがって出撃したが、武器を使いこなすことができずに一瞬で返り討ちにあった。その後、無双乱舞の火力の底上げとして月英さんに献上された。
ポリタン
韓当さんが電撃 PS双轟雷刃と抱き合わせで手に入れた支援獣。月英さんと共に修羅から帰ってきて以降使われていない。ちなみに売却価格は０(厳密には売却不可)。