東方仲良雀とは、ミツメ書房制作のFLASH製フリーゲームである。現在のバージョンは3.7。(2013.2.7update)
カードを順番に引いては1枚捨て、合計6枚の手札で役を作ることが目的の麻雀の様なゲーム。カードはWin版以降のシリーズに登場したキャラクターのカードが1枚づつ用意されている。また、書籍に登場したキャラクターも、Version2から追加されている。各カードには登場ステージ番号と代表登場作品、ペアが設定されていて、これが役作りに大きく関わってくる。
登場ステージ番号は、基本的に登場作品のステージ番号が割り振られている。1面ボスなら1、2面ボスなら2・・・という具合に、ExtraやPhantasm(紫)のキャラは7という設定になっている。ただし、中ボスキャラにはステージ番号は無い(-)という扱いになっている。また、花映塚でのメディスンや幽香など、登場ステージが一定しないキャラもステージ番号の設定は無い。登場作品でラスボスを務めた萃香、映姫、天子は6面ボスと同じ扱いが、その前座を主に務めていた小町と衣玖は5面ボスと同じ扱いになっている。
代表登場作品は、それぞれ色分けされている。
(紅魔郷:赤 妖々夢:ピンク 永夜抄:紫 風神録:緑 地霊殿:茶 星蓮船:水色 神霊廟:青
花映塚:黄 黄昏(萃夢想・緋想天・非想天則):橙 その他:白)
主人公である霊夢と魔理沙はボスとして登場した永夜抄に、Version3.0から主人公に追加された華扇はその他に分類されている。また、花映塚枠のキャラが少ないため、リリーホワイトと非公式キャラのリリーブラックはここに割り振られている。
ペアに関してはペアの項目を参照。
ネット対戦機能を備えており、そこそこの賑わいを見せている。また、段位機能やネームカラーの設定、ご祝儀機能、観戦機能など、ちょくちょく機能が拡大している。時折、ニコニコ生放送で行われていることもある。
6枚の手札の中で、
いずれかの条件を満たすことでアガることが出来る。トリオやカルテットは相手の捨てたカードをポンして作ることも可能。ポンをした場合リーチはかけられなくなる。また、アガった際にゲーム開始時に指定されたボーナスカードを持っていればボーナス点が加わる。リーチをかけてアガれば、裏ボーナスカードが指定され(麻雀で言う裏ドラ)、そのカードを持っていればボーナス。自分が指定したキャラクターのカードを持ってアガれば、パートナーカードとしてやはりボーナス点が入る。パートナーカードはステージ番号の設定が無いキャラの方が、僅かに高いボーナス点が入る。
なお、ゲームで使用されていない旧作組をパートナーにすることも可能である。この場合は一切パートナーボーナスを得られないので注意が必要。
また、対戦時にカードバージョンを通常とver2のいずれかから選択できる。ver2ルールでは、Version3.0以降に追加されたカード・ペア・役が使用できなくなる。
ペアは原作で主従、血縁、敵対関係、同一ステージ登場などのキャラクターが選ばれている。
主従…レミリア&咲夜、幽々子&妖夢、紫&藍、映姫&小町など
血縁…レミリア&フラン、静葉&穣子、さとり&こいしなど ※プリズムリバー三姉妹はペア扱いにならない
同一ステージ…チルノ&大妖精、ヤマメ&キスメ、ルーミア&リグル(文花帖)など
他にも、輝夜&妹紅(友人?)や萃香&勇儀(鬼つながり)など、公式設定に準拠したペアが選ばれている。
ペアはそれ単体では1P(麻雀で言う翻数。価値は1Pにつき0.5翻程度)と安い得点であるが、ペアを3組揃えてアガると「オールペア」という特殊役がついてボーナスが加算されたり、霊夢や魔理沙のようなペアの相手が多いカードを軸にすると4組以上のペアが出来て得点が伸びることもある。塵も積もれば山になる、ということである。
なお、Ver2ルールか現行ルールかによってペアの内容が変わってくる。Ver2ルールではルナサは霊夢と、メルランは咲夜と、リリカは魔理沙とペアとなっている(妖々夢4面関係)が、ミスティアにはペアが存在しない。現行ルールではプリズムリバー3姉妹にはペアが存在せず、ミスティアには新たに幽谷響子とのペアができている。
手っ取り早いのはステージ番号が同じキャラクターを3枚集めるというものがある。また、同一作品(カードの色で区別されている)でステージ番号の連番(3・4・5など)を3枚揃える方法もある。ただし、この2つはリーチをかけないとアガることが出来ないので注意したい。ポンをしてしまった場合、何らかの特殊役を混ぜなければアガることが出来ない。また、比較的作りやすい分得点が高くない。
この辺りから、揃えづらいが得点が高めに設定されている特殊役も存在する。例は以下のとおり
といったあたりが存在する。
トリオよりさらに揃えることは困難だが、その分得点が高くなっている。タイプとしては、トリオの特殊役にさらに1枚プラスしたタイプと、同じ設定や出自のカードを4枚集めるタイプが存在する
また、Ver2ルールでは剣を持つキャラを4枚(妖夢、椛、天子、依姫)集めて作る「剣士4」という役があるが、Ver3で豊聡耳神子が追加されて5枚になったため、現行ルールでは採用されていない。また、二次創作では有名な、いわゆる「バカルテット」は役として存在せず、追加予定もないとのこと。
同じステージに登場するキャラ6枚や、同じ色(=同じ登場作品)のカードを6枚集めるのが分かりやすい。その分、得点はそこまで伸びない(例外として6枚しかない東方花映塚やオール1ボスは役満クラスの高得点になる。Ver2まではオール2ボスも6枚のため同じだったが、現行ルールで神霊廟組が加入し枚数が増えたため、得点がまた低く変更された。)
麻雀で言う役満クラスの役はここに含まれている。代表例としては、美鈴、小悪魔、パチュリー、咲夜、レミリア、フランで作る「紅魔館」、静葉、穣子、雛、早苗、神奈子、諏訪子で作る「神」、ナズーリン、一輪、雲山、ムラサ、星、白蓮で作る「命蓮寺」などがある。
主にネットワーク対戦をこなすことで様々な称号を入手することが出来る。獲得した称号は、オプション画面から好きなものを選択することが可能。また、初段以上になると2つの称号を合成して使うことも可能になった。(ただし機械的に合成されるので望んだ通りの結果になるとは限らない)。2012年5月11日現在、未公開含め450種類の称号が存在する。
理論的にはコンプリートすることが可能だが、同人イベントで公表されるシークレットコードの入手が必要だったり、クリスマス限定の称号があったりするなど、地理的条件で同人イベントに行けない人やリア充にとってコンプリートは至難の業である。
なお、基本的にどの称号を付けていても何の影響もない『飾り』だが、ミスティアをパートナーにして3連勝した時に手に入る称号【ブラインドナイトバード】を着用すると、本当にブラインド(盲目)状態になる。具体的には自分の場も含めた捨て札の状況が一切分からなくなる。捨て札の状況が重要なゲームでこの状況は非常に厳しい縛りだが、この状況で勝利すると【真夜中のコーラスマスター】という称号を貰える。また、クリスマス限定称号である【クリスマス死ね死ね団】を着用していても同様の効果が得られる。そしてこの称号を持つ者が4人集まると……?
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最終更新:2024/11/27(水) 19:00
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